節電の夏。室温を28度に設定などから「スーパークールビズ」が浸透しています。そんな夏に、体そのものの体温を下げることに注目が集まっています。その方法のひとつとして「クールベジ」という体を冷やす野菜をたくさん食べること。「クールベジ」とは、“クールベジタブル”の略で、体の余分な熱を逃がしてくれる“カリウムと水分を含む野菜”のこと。ナス、トマト、キュウリ、ズッキーニ、 ゴーヤ、スイカ、レタスなど、主に夏が旬の野菜がこれにあたります。とにかく、体を冷やす鍵は、カリウムを摂ること! カリウムには利尿作用があり、水分とともに体の余分な熱を体外に放出してくれ、ほてった体をクールダウンしてくれます。夏バテかな?と感じたらカリウムを補充してくれる「クールベジ」を食べることです。
(参考記事)
室温ではなく体温下げる「lクールベジ」(オルタナ)ーYahoo!ニュース
さて、夏の野菜の主役といえるトマトと100年以上一緒に歩んでいる企業がカゴメです。「自然を、おいしく、楽しく。KAGOME」という考え方のもとに、野菜ジュースやトマトジュースなど自然の恵みを活かした商品を数多く生活者に送り届けています。そんなカゴメが、この夏、ソーシャルメディアを上手に活用したプロモーションを展開しています。
KAGOME「野菜生活100 家族でフォトCM」は、「あなたの家族写真が簡単に世界でひとつのフォトCMになる」という趣旨のキャンペーン。現在放送中の「野菜生活100」のCM曲にのせて個人の写真とコメントをいれるだけで10秒ほどのCMが完成します。サイト画面上のナビゲーション通りに進めば、あっという間にフォト動画が完成して、投稿すると2〜3日でサイト上にアップ。サイト上では投稿されたすべてのフォトCMが閲覧可能で、アクセスランキングや新着ランキングが随時更新され、検索窓で動画を探すこともできます。そのため、小さい子を持つ主婦の間では友人家族のフォト動画を探しあうことでのクチコミが拡がり、人気を呼んでいます。
このプロモーションでいちばんの注目は、“ユーザー側に制作させる”という点。SNS上でユーザーから「共感」を得るために投票、投稿等によるユーザー参加型のプロモーションは頻繁に行われますが、さらに“ユーザー側に制作させる”ことで、“共感度”をより高めることに成功。クチコミを拡げるうえで一つの有効な手段としての成功事例です。
(食品メーカーのSNS活用事例)
■ハウス食品 クラブハウスメールマガジンリニューアル
携帯向けメールマガジン「夕飯コンシェルジュ」スタート
毎日の献立を考えるのは結構たいへん。疲れているのにお料理するのも楽じゃない。そこで、夕飯作りのヒントになればと、8月8日(月)より携帯へレシピをお届けする「夕飯コンシェルジュ」がスタート!ハウスが厳選するおいしいレシピを「主菜」と「副菜」の献立でお届け。旬や歳事などのテーマで、季節のレシピをお届けします。
■味の素「facebookページ「節電レシピ」
昨今の電力不足に配慮し、「今わたしたちにできること」として、生活者と共に「節電」のためのレシピを共有していきたいとの想いから、この「節電レシピ」ページは立ち上げ。レシピ投稿サイト「レシピブログ」と共同で運営し、1日1品ずつレシピをアップ。切って混ぜるだけのサラダやあえ物、常備菜や缶詰でできるおかず、フライパンで簡単にできるパン、余熱で作ることができる煮物など、電気や火をなるべく使わずに調理ができる方法を紹介しています。
(2011/08/05)