ローソン、ミニストップ&イオン「映画ドラえもんアドベンチャーキャンペーン」
メディアリサーチおよび広告コミュニケーション効果の調査、そして市場調査・ネットリサーチなどをトータルサポートするビデオリサーチでは、満3歳〜満12歳の子供を対象に「キャラクターと子供マーケット調査」を6月と12月の年2回実施しています。その最新調査の結果が2月の末に発表されました。昨年12月の調査で125のキャラクターのうち、子供たちからの人気度1位は前回、前々回に引き続き「ドラえもん」でした。2位は前回3位の「ミッキーマウス」、3位が前回4位の「となりのトトロ」でした。性別別に見ますと、男の子たちの1位は総合1位と同じ「ドラえもん」、2位「スーパーマリオ」、3位「ポケットモンスター ベストウイッシュ」となっています。一方、女の子たちでは1位が「リラックマ」、2位「ミニーマウス」、3位「シナモン」という結果となっています。また、3歳〜12歳の子供をもつ母親にも同じ調査をしています。母親たちの1位は「となりのトトロ」でした。以下2位「アルプスの少女ハイジ」、そして3位は「サザエさん」となりました。同時にこの調査では、3歳〜12歳の子供を持つ母親の教育やしつけに関する意識調査を行なっており、子育てに関しては、「子供をどのように育てたらよいのかとまどうことがある」(あてはまる+ややあてはまる)62.4%。「子供にしてあげなくてはいけないことがまだ足りない」(あてはまる+ややあてはまる)59.4%など、情報過多の状況で思い悩んでいる母親像が浮き彫りになっています。
ビデオリサーチ「キャラクターと子供マーケット調査」
さて、子供たちに圧倒的に人気があるキャラクター「ドラえもん」。その「ドラえもん」の映画「のび太と奇跡の島」が春休み時期の3月に公開されます。この映画「ドラえもん」を活用したキャンペーンが2月15日からコンビニのローソンとミニストップ、そして総合スーパーイオン3社共同で展開されています。
ローソンとミニストップ、そしてイオンが合同で販促に取り組むのは初めて。3社の店舗を合計6ヶ所回るスタンプラリーやレシート応募キャンペーンを実施し、アニメ映画のグッズをプレゼントする、というもの。対象店舗は3社合計で約1万1700店舗です。
このキャンペーンの目玉は、スマートフォンを使った「バーチャルスタンプラリー」です。対象店舗に入ってGPS(全地球測位システム)と連動した専用アプリを起動すると、店ごとに割り振られた画像(映画に登場する6つの動物カード)が取得でき、これをすべて(6種類)集めると、「映画ドラえもんオリジナル待ち受け画面」(必ずもらえる)か「ドラえもんのぬいぐるみ」が抽選でもらえる!という仕組みです。
そのほか、3社の店舗で買い物したレシートを送ると、映画ドラえもんのオリジナルグッズが当たるチャンスがあります。例えば、合計1750円以上のレシートで応募できる5ポイントコースでは「Doraemon’sBell×CASIO EXILIM EX-ZR10」が抽選で100名に。合計1050円以上のレシートで応募可能な3ポイントコースでは「なりきり映画ドラえもんポンチョタオル」が抽選で1,000名に当たります。
ミニストップはイオンの子会社。ローソンとイオンには三菱商事が出資していますが、直接の資本関係はありません。また、ローソンとミニストップは10年ほど前にレジ袋の共通化に取り組んだことがあるそうですが、今回は販促分野での実験的な共闘、といえそうです。
(新入学シーズン向け「ドラえもん」を活用したキャンペーン)
セコム「『ココセコム』ドラえもんキャンペーン」
日本初のGPS衛星と携帯電話基地局の電波を利用した位置情報提供システム『ココセコム』。このセキュリティサービスのひとつである『ココセコム』の認知度アップ、販促として、国民的な人気を誇るマンガキャラクター「ドラえもん」をはじめとした、藤子・F・不二雄氏の作品キャラクターを『ココセコム』のイメージキャラクターとして起用。同時にキャンペーン期間中に『ココセコム』の標準タイプを申し込んだ方に、特典として「ドラえもんオリジナル巾着袋」をもれなくプレゼント!キャンペーン期間は、2月15日〜5月31日まで。
(2012/3/4)