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キャンペーン情報

福島県観光「ふくしまからありがとうキャンペーン」、JR東日本「来たぜ!東北。スタンプラリーキャンペーン」

福島県観光「ふくしまからありがとうキャンペーン」
JR東日本「来たぜ!東北。スタンプラリーキャンペーン」

2011年、つまり昨年は震災等の影響で外出に伴う消費が大きく控えられた年でした。では、2012年の今年度はどうでしょうか?第一生命経済研究所では、今年の個人消費は、昨年の自粛ムードから一転、旅行やレジャーを中心にービス消費の回復が予想される、としています。特に今年は団塊世代の本格退職と年金支給開始年にあたること、東京スカイツリー開業、東京ゲートブリッジ完成をはじめ東京新名所の開業が目白押しであること。加えて、格安航空会社(LCC)の相次ぐ国内運航開始に加え、新東名高速開業等もあり、国内・海外とも旅行やレジャー関連消費は増大する、としています。
2012年、イベントから今年の消費を読み解いてみましょう。まず、2月に東京スカイツリーや東京ゲートブリッジが完成し、5月には東京スカイツリーが開業します。昨年同時期に震災による自粛で大きく落ち込んだ分、レジャー関連支出が増大するものとみられます。特に、東京スカイツリーについては墨田区が初年度から年間540万人の集客を見込んでおり、経済波及効果を墨田区だけで880億円と試算しています。また、昨年は震災に伴い外国人観光客数が急減しましたが、現在は回復基調にある、といいます。世界最高420mの展望台を備える新名所が外国人観光客呼び戻しの起爆剤となれば、更なる効果が期待できます。
その他にも、4月から6月にかけて、渋谷駅や東京駅近辺での新しい商業施設の開業、新東名高速の開通、本州で129年ぶりの金環日食などのイベントも控えており、これに関わるレジャー関連市場は拡大が見込まれます。また、7月のロンドンオリンピックの開催。昨年の〝なでしこジャパン〟の活躍も追い風となり、既に観戦ツアーの予約は好調のようです。更に今年は格安航空会社(LCC)が国内で相次いで運航を開始など、運輸関連の利便性向上等もあり、今年は国内・海外とも旅行消費が増大することが期待されてます。

(参考資料)
第一生命経済研究所「イベントから読み解く今年の消費」

さて、震災から一年あまりになろうとする東北地方では、春に向けて多くの観光客を呼び戻そうと、積極的なプロモーションを展開しています。
まず、福島県。福島県では、2月1日から3月31日までに「ふくしま」に遊びに来てくれたお礼に、5つの「ありがとう」を届ける「ふくしまからありがとう」キャンペーンを実施しています。5つの「ありがとう」特典とは、①ふくしまの逸品を抽選でプレゼント ②対象の宿泊施設でさまざまな特典を提供 ③好きな絵柄を選んで旅先から送る「福だよりセット」プレゼント ④福来記念になる「福くるステッカー」プレゼント ⑤対象の150施設で特典が受けられる「ありがとう〝ふくぱす〟」プレゼントなどなどです。

そして、震災後多くの人に支えられた東北地方の人たちの気持ちを代弁して、JR東日本では、東北新幹線・東京ー新青森全線開業1周年に合わせて「がんばろう 来たぜ、東北。スタンプラリーキャンペーン」を1月16日から展開しています。
「あなたが支えてくれたから、私たちは今こうしていれること、今も、そしてこれからも、ずっと忘れてはいけない…」そんな想いで前へ!もっと前へ!!
更なる東北全体に向けた観光流動の活性化と東北の復興支援につなげていくため、東北エリアへの来た人たちへのプレゼントキャンペーンです。キャンペーンは「いけばもらえる!」「抽選でもらえる!」の2つのコースを用意。まず、「いけばもらえる!」では、キャンペーン期間中(~2月29日)にスタンプを捺印したキャンペーンパンフレットを東北6県の指定された観光案内所等に持参すると、オリジナル缶バッジがもれなくもらえる!そして、「抽選でもらえる!」では、スタンプを捺印したキャンペーンパンフレットから応募ハガキを切り取り、切手を貼って応募すると、「47CLUB」が厳選した『東北6県の名産品』が抽選で合計1,200名(各県2種各100名)に当たります。東北の温泉・食、そして人の魅力がいっぱい溢れたキャンペーンです。

(2012/3/3)