ファーストリテイリング「銀のイスに座れ!ジーユー史上最大のイス取りゲーム」
モバイル関連の業務を行なっているIMJモバイルでは、この1年間にわたり、主に「スマートフォン」「ソーシャルメディア」に関する調査を7本実施しており、実施した1年間の調査を俯瞰した結果をまとめています。それによると、「スマートフォン」でのECサイト利用は、従来のモバイルでの利用状況よりも、より『PC』での利用状況に近い傾向が見られる、としています。「外出先で買い物ができるから」という理由だけでなく、サイトの見やすさや使いやすさも加わり、「スマートフォン」でのECサイトに対する満足度が高くなっているとのこと。また、「スマートフォン」の保有がきっかけでインターネットに接している時間が増えた、インターネットに関する知識を積極的に収集するようになったユーザーも多く、インターネットリテラシーの向上が推察できる、としています。
一方、「ソーシャルメディア」は、昨年の3月に起きた震災がきっかけとなり、有事の連絡ツールとして利用するユーザーが増加し、企業にとって「ソーシャルメディア」の活用は、マーケティングだけでなく、ユーザーとの包括的コミュニケーションを推進する上で重要なものとなっています。また、「ソーシャルメディア」のひとつであるFacebookは、企業のFacebookページが増え、ユーザーの約半数が閲覧経験がある、と回答しています。Facebook閲覧後に「いいね!」「シェア」ボタンを押したユーザーも多く、認知拡大が期待できますし、Facebookページによる興味喚起や購買促進の効果を実感している企業が7割を超えている結果となりました。
IMJモバイル「Digital Marketing Data Book 2012」
さて、カジュアル衣料品の「ユニクロ」を中心に衣料・靴等の小売店舗を展開しているファーストリテイリングでは、新店のオープニングプロモーションにFacebookやミクシィ、ツイッターなどの「ソーシャルメディア」を活用したオンラインゲームをウェブサイトに公開しています。
これは、「ユニクロ」より更に低価格の衣料品を提供している「ジーユー」の旗艦店ともいえる「ジーユー銀座店」のオープンを記念したティザープロモーションです。「銀のイスに座れ!ジーユー史上最大のイス取りゲーム」と題したウェブサイト上に公開している無料のソーシャルゲームに参加。Facebookやミクシィ、短文投稿サイトのツイッターのアカントを持っている人なら無料で参加できます。ゲームは、Facebookをはじめ、各「ソーシャルメディア」の「銀のイスに座れ!」のページに、ジーユーが「銀のイスに座れ!」というメッセージを1日数回発信、参加者がいち早く反応してメッセージとともに流れるURLをクリックすると、専用のウェブページに移り、早い者勝ちで「イスに座った」状態になる〜。見事「イスに座った」人には、「ジーユー銀座店」オープン時の3月30日〜4月1日に銀座店とファーストリテイリングの通販ネットサイトで使用できる「500円分の割引券」がプレゼントされます。さらに、ゲットしたクーポンを期間中、「ジーユー銀座店」に持参すると、その場で「5,000円分のクーポン」が当たるチャンスもあります。
(Facebookを活用したプロモーション)
「カルピス社ほっとシリーズwith東宝シンデレラ」
カルピスの冬の人気飲料「ほっとシリーズ」の商品イメージキャラクターとして、2011年度東宝シンデレラオーディションの受賞者4名を起用。「ほっとシリーズ」のFacebookページでは、4人の「東宝シンデレラ」による商品紹介ムービーやそれぞれのオリジナル〝ほっとする〟メッセージを披露しています。
(2012/03/24)