2012年は「LCC元年」と言われています。「LCC」とは、Low-Cost Carrier（ローコストキャリア）の略で、効率化の向上によって低い運航費用を実現し、低価格かつサービスが簡素化された航空運輸サービスを提供する格安航空会社のこと。今年3月に、日本初の本格的LCCであるピーチ・アビエーションが就航し、7月にはジェットスター・ジャパン、そして8月にエアアジア・ジャパンが就航予定となっています。この「LCC」の利用に関する調査をライフメディアリサーチバンクでは5月に実施しています。この調査では、20歳以上の年に1回以上飛行機を利用している男女1354人が回答しています（インターネット調査）。
調査結果によると、82.2％が「利用したい」と回答します。また、「LCC」を利用したくない人に、その理由を聞いたところ「安全性に不安があるから」（52.1％）と答えた人が最も多く、次いで「機内で快適に過ごせないから」（43.0％）、「価格が安すぎて不安だから」（34.7％）、「遅延のリスクがあるから」（33.9％）という回答が続いています。今後、日本でも「LCC」が定着すると思っている人は、「ある程度定着する」と答えた人が最も多く65.7％、次いで「定着する」が18.6％。一方「定着しない」とした人は6.6％にとどまりました。さらに、「LCC」が低価格で運行するために行っている施策で、許容できるものを聞いたところ、「食事や飲料の簡素化、有料化」（79.0％）と答えた人が最も多く、以下「エコノミークラスのみ」（58.9％）、「機内エンターテインメントの廃止」（56.7％）、「毛布や枕の有料化」 （50.3％）と続いています。許容できると答えた人が少なかったものは「保有機材の効率よい運行（遅延が発生する恐れ）」（14.2％）、「キャンセルができない」（15.0％）、「座席指定の廃止」（22.5％）という回答でした。
（参考データ）ライフメディアリサーチバンク「格安旅行会社（LCC）に関する調査」
■エアアジア・ジャパン「RED ANGELを探せ!!」
さて、その「LCC」のひとつであるエアアジア・ジャパンでは、国内3路線就航開始を記念し、参加型Web連動キャンペーン「RED ANGELSを探せ!!」を5月31日から実施しています。キャンペーンの内容は、公式 FacebookとTwitterで出される ヒントをもとに、エアアジアカラーの「赤」に関連する場所（都内25か所）に隠れているエアアジアのフライトアテンダント”RED ANGELS”を探し出し、隠れている場所に関連したキーワードを入手。そして、入手したキーワードをキャンペーンサイト上で入力すると、抽選で1名にエアアジア・ジャパンまるごと一機分にあたる180席の無料航空券をプレゼント！という壮大な？キャンペーンです。180席分の航空券は自分で何回かに分けて使うことはもちろんのこと、家族や友人、同僚などと一緒に利用できます。また、誰でも気軽にキャンペーンに参加できるように”RED ANGELS”が隠れている25か所に実際に行かなくても、FacebookやTwitterなどで発信されている“RED ANGELS”情報を検索することで、キーワードを探し出し、応募することも可能です。
■TANITA×休暇村×読売旅行「まるごとタニタ生活体験ツアー」
もうひとつ、「旅」に関する注目したいキャンペーンをご紹介します。このキャンペーンでの注目は、“旅行商品とブランドのタイアップ企画”ということです。キャンペーンタイトルは「まるごとタニタ生活体験ツアー」。タニタは、今年1月に「体脂肪計タニタの社員食堂」のレシピを忠実に再現した定食を提供する「丸の内タニタ食堂」をオープン。社員食堂のヘルシーメニューを提供すると同時に、管理栄養士による健康アドバイス を通して、さまざまな健康情報を発信しています。「まるごとタニタ生活体験ツアー」は、一般財団法人休暇村協会、読売旅行とコラボレーションし、タニタの健康プログラムを体験できる特別ツアーで全国5ヶ所で実施。2日間のツアーを通して、食事・運動・休養からなるタニタの推奨する健康サイクルを実践するプログラムを体験する、というもの。6月30日に実施する 「まるごとタニタ生活体感ツアーin 休暇村能登千里浜」を皮切りに7月以降、他エリアの休暇村へのツアーを予定しています。このツアーでは、ウオーキング・プロデューサーや予防医療コンサルタントによるセミナーをはじめ、景勝地を歩く「ウオーキング体験」、タニタのプロフェッショナル仕様の体組成計やデジタル尿糖計を使った「健康チェック」など、健康サイクルを実践するさまざまなプログラムをエンタ-テインメント性を持たせながら展開。ツアー中の食事は、会場となる休暇村の地元食材を生かした「タニタの社員食堂」のヘルシーメニューを提供します。
(2012/06/17)
