累計部数6324万部(2012年2月時点)、2006年の文化庁による文化庁メディア芸術祭10周年記念アンケート企画「日本のメディア芸術100選」にてマンガ部門で2位に選ばれた『ジョジョの奇妙な冒険』。その人気マンガシリーズ『ジョジョの奇妙な冒険』を代表作に、グローバルにマンガ執筆活動を続ける荒木飛呂彦さんの原画展が、2012年に仙台と東京で開催されることになりました。展覧会は、7月下旬に仙台、10月下旬に東京の予定です。原画展は、1981年に『武装ポーカー』でデビュー、1987年に大ヒット作「ジョジョの奇妙な冒険」の連載開始をした荒木飛呂彦さんの節目の年を記念したもの。2011年が「荒木飛呂彦画業30周年」、2012年が「『ジョジョの奇妙な冒険』連載25周年」になったことのアニメバーサリー企画です。なお、7月5日、東京・六本木ヒルズで開催された「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展」の記者発表会では、アニバーサリー企画の一環として、『ジョジョの奇妙な冒険』のテレビアニメ化(2012年10月放送開始)、バンダイナムコゲームスによるプレイステーション3向けゲームソフト『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』の発表も行われました。
■YouTubeバンダイナムコゲームスオフィシャルチャンネル「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」第1弾トレーラー映像
なお、2012年3月21日、グリコから『ジョジョの奇妙な冒険』オリジナルパッケージがセブンイレブンで先行販売され、対象商品を2コ買うと、先着20名に「オリジナルカレンダー」《全2種》1コがもらえるキャンペーンを展開しています(景品がなくなり次第終了)。日本の文化の象徴でもあり、海外でも絶対的な人気を誇るマンガ・アニメ。そのアニメとのコラボレーション企画として、いま注目のプロモーションを2つ紹介します。
■相模屋「ザクとうふプレミアムグッズキャンペーン」
最初は、相模屋「ザクとうふプレミアムグッズキャンペーン」です。人気アニメ「機動戦士ガンダム」の敵役ザクをモチーフにした「ザクとうふ」は、全国のスーパーなどで販売している豆腐で、品切れ店が続出しています。『ザク』は、テレビアニメ「機動戦士ガンダム」に登場する有人巨大型ロボット兵器。主役機であるガンダムの敵国・ジオン公国の人型機動兵器「モビルスーツ」として現れました。当時では珍しい量産された兵器で、同型の機体が作品の中で多数登場しました。「ザクとうふ」は、“MS-06量産型ザク”の頭部を忠実に再現した容器に、おとうふを充填。容器からはずしても、枝豆風味の緑色のおとうふが現れ、形だけでなく色使いも「ザク」を連想させるおとうふに仕上がっています。今回は、この「ザクとうふ」購入者に抽選で「ザク・ハンド・スプーン置きS型」(ヒート・ホーク・スプーン付き)をプレゼントするキャンペーンを8月末まで展開しています。
■ロッテリア「ヱヴァンゲリヲン」「アクセル・ワールド」「マクロス」「フェアリーテイル」の4連弾コラボレーション企画~『2012年サマーキャンペーン』
そして、もうひとつの注目のプロモーションがロッテリアが7月12日より展開している『2012年サマーキャンペーン』です。このキャンペーンは、ロッテリア創業40周年企画のひとつ。日本の人気アニメ4大タイトル「ヱヴァンゲリヲン」「アクセル・ワールド」 「マクロス」「フェアリーテイル」との4連弾コラボレーション企画です。第1弾は、7月12日から2012年秋に公開予定の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」記念コラボレーション。綾波レイと式波・アスカ・ラングレーがデザインされた『オリジナルドリンクカップ』と『オリジナル扇子』(各『ドリンクR』付き)を数量限定販売。第2弾は、7月19日から「アクセル・ワールド」のBlu-ray&DVD発売を記念し、黒雪姫と倉嶋千百合が描かれた『オリジナルドリンクカップ』と『オリジナル扇子』(各『ドリンクR』付き)を数量限定で販売。そして、第3弾は、7月26日から「マクロス」30周年を記念し、夏らしい浴衣を着たシェリル・ランカの2人が登場する『オリジナルドリンクカップ』と『オリジナル扇子』(各『ドリンクR』付き)を数量限定で販売。最後の第4弾 は、8月9日から。8月18日公開予定の「劇場版FAIRYTAIL-鳳凰の巫女-」を記念し、ロッテリアの店舗を背景に、ロッテリア商品を手にした主人公たちがデザインされた『オリジナルドリンクカップ』と、花火をバックに浴衣を着た夏らしいルーシィ・エルザ・ウェンディの3人が登場する 『オリジナルスクエアポーチ』(各『ドリンクR』付き)を数量限定で販売します。
(2012/07/14)