■ローソン「総額500万ポイント山分けキャンペーン」
首都圏地盤のコンビニエンスストア、スリーエフはポイントカード「Tカード」で得られる購買動向などを分析して顧客ごとにクーポンを発行し始めました。まず、7月2日から“携帯電話向けクーポン”、そして、4日からレジで発券する“レシートクーポン”を導入。“レシートクーポン”は、ボーナスポイントが付く商品を顧客の購買履歴に応じて個別に案内。従来はTカードを示した顧客に税抜き価格200円につき1ポイントを付与。また、週替わりで約100品目を対象にボーナスポイントも設けていましたが、このサービスはスリーエフ店内で表示するのみだったので、お店に行かないとわからない、という仕組みでした。携帯電話にクーポンを送る「モバイルFクーポン」会員も募り始めました。レジで携帯電話のクーポンを示せば、ボーナスポイントの対象商品にポイントが上乗せされるサービスです。同時に、Tカードの共通ポイントを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)とも連携。TUTAYA等のCCCのお店でも、スリーエフ未利用客らにレジで発券して来店を促進したり、スリーエフでもTカード加盟社のクーポンを発行し、相互活用を狙っています。スリーエフの1店舗の1日当たり客数は809人、Tカード提示率は25%程度。両者を組み合わせた効果的な情報発信で来店客を増やすとともに、お買得感を高めることで、スーリーエフのファンを増やしていく計画です。
(参考記事)日経MJ 2012年7月6日「客ごとにクーポン発行」より
さて、大手コンビニのひとつ、ローソンの“ポイント”キャンペーンの話題です~これまでも金環日食の際に対象商品を買うと日食グラスをもらえるなど、個性的なキャンペーンを打ち出してきたローソンですが、7月5日午前11時から7月9日の10時59分まで、ローソンネットショッピングで30万円相当のポイントを“山分け”する刺激的な企画を実施しました。キャンペーンタイトルは、「ポイント使って30万山分けポイントゲット?!」キャンペーン。同社のネット通販サイト「ロッピー」で商品を購入する際にポイントを使うと、その金額に応じた割合で“30万ポイント”を山分けできるという、名前の通りド直球的な企画。この企画、Pontaのポイントを使わなければ分け前にあずかれないので、初めての人はまずローソン店頭でPontaカードに入り、次にローソンやケンタッキー、ゲオなどの提携店舗“日常品”を購入して“Pontaのポイント”をゲット!その後、Webの「ロッピー」でポイントを使って商品を購入する、という仕組み。ちょっとわかりにく、面倒なキャンペーンでしたが、このキャンペーン、大々的には知られていなかったので、“山分け度合い”によってはかなり安く買物できるチャンスになったかもしれません。
そのローソンが7月1日から31日までの1ヶ月間、こんどは店舗で「総額500万ポイント山分けキャンペーン」を展開しています。キャンペーンは、期間中にローソンのお店に「7回」以上来店した会員で「総額500万ポイント」を山分けする、という内容。今回は、そのキャンペーンの第1弾です。
(その他の注目のポイントキャンペーン)
■ネットオフ「ネットオフでTポイントを使えるようにしようキャンペーン」
世界No.1ネット中古書店ネットオフでTポイントが貯まる!使える!キャンペーン期間中のT-ID連携(無料)で全員に「100万ポイント」山分け!さらに、買い物でもれなくTポイントが2倍に!!
■ベビータウン「ベビータウンポイントキャンペーン」
ユニ・チャーム、和光堂、ベルメゾンネットで商品を購入すると、ベビータウンポイントを集めることができ、素敵な景品がもれなくもらえる!ポイントが付いているのは出産準備用品から毎日使う育児用品や、日用品やお洋服などプレママ・ママや赤ちゃんには必要なものばかり、キャンペーン期間も来年2013年3月末という長期間。
(2012/07/30)