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キャンペーン情報

夏の音楽フェスとキャンペーン

日本の音楽業界は、いま明るい話題で持ちきりです。国際レコード産業連盟が発表した2012年の音楽市場の世界統計によると日本は米国を抜き世界一の市場規模になりました。CDなど音楽ソフトパッケージや配信サービスなどの売上高の合計は約43億ドル(約4250億円)。1973年の統計開始以来で初めての快挙とのこと。日本レコード協会の調べでは、CDなど音楽ソフトパッケージの12年の総生産金額は前年比で10%増の3108億円。14年ぶりに前年実績を上回ったことが世界一の座を奪取する原動力になりました。若年層を中心としたアイドル人気で「AKB48」「嵐」「関ジャニ∞」などの売れ行きが良かったことが一つ。握手会参加券付きで1人で何枚も買う人がいる作品も多いようですが、音楽ソフト店に足を運ぶ消費者を増やしたことは間違いありません。加えて「Mr.Children」「松任谷由実」「山下達郎」らベテラン歌手のベスト盤の発売が中高年層の需要を喚起したことも奏功しました。

また、CDの売上とともに音楽ライブも好調です。2007年以降、ライブの観客動員数は右肩上がりで、2011年は前年比3%増の2630万人が楽しみました。チケット販売などを合計した音楽ライブの市場規模も2011年は1634億円と前年を超え好調です。例えば新潟県湯沢町で毎年開かれるフジロックフェスティバルは、もはや夏の風物詩。熱心なロックファンを中心に2012年は延べ14万人が現地へ駆けつけています。

(参考記事)日経新聞2013/4/13 テクノロジー編集部「音楽市場世界一の日本、次の一手は」


■ジャックダニエル「JACK ON TOUR SUMMER SONIC 2013」

さて、夏の風物詩のひとつとなった音楽ライブですが、東京と大阪で延4日間で約15万人の集客を誇る「都市型ロックフェスティバル」がSUMMER SONICです。全体として「都市型」にふさわしい商業性を全面に押し出したパワーあふれるフェスティバル。基本的にジャンルレスで、近年はJ-POP、アイドルユニットも出演しており、中高生向けのポップ・バンクから高齢のベテランミュージシャンまで出演するという実に雑多な顔を持つフェスティバルです。そんなオーディエンスの年齢層が幅広いSUMMER SONICのオフィシャルスポンサーであり、商品の購入促進キャンペーンに活用しているのがアサヒビールが販売しているテネシー・ウィスキーの「ジャックダニエル」です。

キャンペーンは「JACK ON TOUR SUMMER SONIC 2013」と称し、期間中に対象商品である『ジャック ダニエル ブラック』(700ml)を購入し、首かけされたネックリンガー記載の14桁のシリアルナンバーと必要事項をキャンペーンページから入力して応募。応募者から抽選で真夏の音楽の祭典「SUMMER SONIC 2013」のペア入場券が抽選で50名に、また、「ジャックダニエル」のオリジナルステンレスマグカップ(ペア)が500名に当たります。


■タワーレコード「夏フェスキャンペーン」

一方、今年の夏開催される野外フェスと連携したキャンペーンを展開しているのが大手CDショップチェーンのタワーレコードです。こちらは「夏フェスキャンペーン」と称し、

フジロック、サマソニ/ソニマニ、RISING SUNROCK IN JAPANBAYCAMP、アニサマの出演アーティスト対象商品を購入して応募すると、野外グッズや各フェスのオフィシャルグッズなどが合計122名に当たるキャンペーンです。応募は、各フェス出演アーティストの対象商品を購入すると、それぞれのフェスの賞に応募できる仕組み。応募の締切もフェスによって異なっており、例えば、「FUJI ROCK」賞は630日、「SUMMER SONIC」賞、「RISING SUN / ROCK IN JAPAN FES.賞、「BAY CAMP / アニサマ賞 / タワレコ賞」はともに916日までとなっています。賞品もそれぞれのフェス賞によって異なっており、賞品選びも楽しいものになっています。

(2013.06.24)