高齢化・コト志向・学び欲、「赤レンガ」盛況に見る消費
消費増税にもかかわらずレジャー消費はおおむね好調。なかでも今年のGWは、富岡製糸場、東京駅舎、ハウステンボスなど「赤レンガ」系の施設のにぎわいが目立った。明治時代に建てられた、昔を再現したものなど「歴史」と「海外」を感じさせられるものが多い。その人気から消費者の「高齢化」「コト志向」「学び欲」が垣間見える。
（2014年5月18日 日経新聞「電子版セレクション」より）
地元の酒で「まずは一杯」、乾杯条例盛況～
地酒での乾杯をすすめる「乾杯条例」が各地で相次いで制定されている。日本酒造組合中央会によると、約60の自治体が酒類での「乾杯条例」を制定している。消費拡大をめざし、日本酒だけでなく対象は焼酎、ワインと広がり、酒に合った器の利用を呼びかける自治体も出てきた。
（2014年5月21日 朝日新聞より）
団体スポーツ、「おひとりさま」歓迎
特定のチームに所属せず、フットサルやバスケットボールといった団体スポーツを好きなときに一人で楽しむ人が増えている。初心者が気が向いたときにフラッと参加できたり、練習がなかったりと自由度が高い競技団体が続々と誕生。団体スポーツを愛する人たちの受け皿となっている。
（2014年5月19日 日経MJより）
ゲーム・アニメ・玩具、「妖怪ウォッチ」が童心キャッチ
日本全国に「妖怪ウォッチ」旋風が吹き荒れている。ゲームソフトの販売数は100万本超えが確実になり、テレビアニメの視聴率も「ポケットモンスター」を上回る。人気キャラクターが駆けつける週末のイベントは満員御礼続き。7月には「3DS」向けゲームの第2弾も発売される。
http://www.youkai-watch.jp/yw/
マイルドヤンキー、消費意欲高い「地元族」な若者たち
イマドキの若年層の中で「マイルドヤンキー」が注目されている。「就職や結婚などを経ても友達を開拓しない（内向的）」「ITへの関心やスキルが低い」。若者の消費離れがいわれるなか、酒やクルマ、高級ブランドなどに対する消費意欲が旺盛。同様な現象は、アジアの上海や台北、ソウルでも見られる。
http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2014/05/0512.html
薬局･カラオケ･農協との「コラボコンビニ」が続々登場
コンビニエンスストア大手が、薬局やカラオケ店、農協などと一体となった店を次々と出している。ミニスーパーやカフェ併設店などの新しいタイプの店も増えてきた。全国のコンビニが5万店を超えて増やしにくくなっており、新たな客を掘り起こすための試行錯誤が続いている。
（2014年5月29日 朝日新聞より）
「2020」クルマナンバー、抽選制に
国土交通省は、自動車のナンバープレート「2020」の交付を抽選制にすると発表した。2020年の東京五輪開催が決まり、希望が集中すると予想されるためで、6月16日から全国の運輸支局や軽自動車検査協会で抽選を始める。ナンバープレートは登録時の手数料に2500円程度上乗せすることで4ケタの好きな番号が選べる。
（2014年5月29日 朝日新聞より）
コンビニ弁当や惣菜、「健康」マークを導入
厚生労働省は、健康な食事の基準を満たした食品に「健康」認証マークを与える制度を2015年4月から始める。コンビニや宅配サービス、惣菜など調理済み食品が対象となる。認証マークは公募する。認証制度は、健康寿命を延ばす産業の育成という政府の成長戦略の一環。
（2014年5月14日 朝日新聞より）
皇居ランナーへ健康食、「アスリート食堂」登場
アスリート食堂は、6月6日、東京･千代田区の皇居近くに皇居を周回するランナー向けの定食屋を開く。汁物にご飯、主菜3品を選ぶ仕組みで、メニュー開発にスポーツ栄養学を教える鹿屋体育大学の講師が協力した。店の売上高2～5%をオリンピック・パラリンピック選手を目指すアスリートの強化費に提供する。
http://www.10over9.jp/asushoku.html
サラリーマン川柳、「うちの嫁 後姿はフナッシー」
第一生命保険「第27回サラリーマン川柳コンクール」の人気投票結果で、千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」と妻のたたずまいを重ねた句が最多の5204票を獲得し1位に輝いた。ゆるキャラや流行語を引っ掛けて、長年連れ添った夫婦の関係をユニークに表現した句が共感を呼んだ。
http://event.dai-ichi-life.co.jp/company/senryu/27th/best_10.html
