発想の転換! 川崎で工場夜景を見るツアーが人気
工場の街、川崎市で夜景を見るクルーズツアーが人気だ。
長八海運が運営するツアーは、「川崎区・塩浜から屋形船に乗船し、塩浜運河、田辺運河、南渡田運河、京浜運河、大師運河、末広運河、千鳥運河等を巡りながら、海上から工場夜景を楽しむ」というもの。
工場街というと、かつては公害のイメージがあった。しかし近年、工場やコンビナートの夜間照明や配管、煙突、タンクなどに人工的な美を感じる「工場萌え」の人たちが目立つようになり、このようなツアーが組まれるほどの観光資源となった。
時代とともに価値観は変わる。そこにビジネスチャンスがあるといえるだろう。
http://k-kankou.jp/study_tourism/night/tour.html
近畿大学の「近大マグロ」がもっと身近に
近畿大学は11月26日、豊田通商が養成したクロマグロを「近代マグロ」ブランドに認定した。近大マグロは、通常の養殖マグロが天然から稚魚を捕獲し養殖するのに対し、施設で人工ふ化させる完全養殖マグロ。同大学は、これで「近大マグロ」の供給量が1.5倍になり、2020年には現在の三倍の供給量を目指すとしている。
http://www.kindai.ac.jp/topics/2014/11/post-687.html
千葉市民がスマホで街の課題を報告、行政を効率化
千葉市内で起きている様々な課題を、スマホなどの情報通信技術を使って、市民がレポートすることで、解決する仕組み「ちばレポ」が11月に始まった。ちばレポでは、「道路が傷んでいる」「遊具が壊れている」といった地域の課題を、市民が専用サイトに投稿することで行政の効率性と透明性を高める。現在までに300件以上の課題が解決されているという。
http://www.city.chiba.jp/shimin/shimin/kocho/chibarepo.html
100円挙式で地元おこし
埼玉県の飯能銀座商店街は、11月14日、商店街の店舗が100円の商品を用意する名物イベント「飯能銀座100円商店街」にあわせ、結婚式の挙式費用が100円の「100円挙式」を実施した。式の費用を自治体が負担することで、地域に人を呼び込む。
http://www.city.hanno.saitama.jp/cmsfiles/contents/0000007/7473/100wedding.pdf
印刷屋さんが東銀座にブックカフェを開店、本に触れる機会を増やす
渡辺美術印刷は、東銀座にブックカフェ「ふげん社」をオープンした。
印刷の需要が減る中、カフェで書籍に触れてもらい、本の魅力を伝える狙いがある。店内では絵画展や美術展も行われる。新製品説明会、あるいは社内会議等にも利用してほしいという。
多目的な「コミュニケーション・スペース」として、本と人のつながりを拡げていく。ネット書店に押される中、リアル書店は物理的な接触を作ることが生き残りのカギになるかもしれない。
海外へのラーメン普及を国が後押し
海外需要開拓支援機構(通称、クールジャパン機構)は、ラーメン店チェーン「博多一風堂」を展開する力の源ホールディングス(以下、力の源)に対し、約7億円の出資と、最大13億円の融資枠を設定し、支援することを決定した。力の源が欧米豪の主要都市で出店する資金などに利用される。
クールジャパン機構は、今回の投資で世界における「日本食」ブランド確立を目指すとともに、日本食ファンを増やし、日本の食産業の発展を支援する。
http://www.cj-fund.co.jp/files/press_141208-2.pdf
大阪市とイオンが包括連携協定締結、地域サービスを開発
大阪市とイオンは12月11日、包括連携協定を締結した。この協定は、(1)WAONカードを活用した市民活動の支援等に関すること、(2)市民の安全及び地域振興その他市民活動の推進に関すること、(3)男女共同参画及び消費生活に関すること、(4)人権尊重の理念の普及その他人権施策に関すること、(5)その他、地域の活性化及び市民サービスに関することの五つの項目からなる。
五項目について大阪市とイオンで協力し、さまざまな取り組みを進めるとしている。連携の第一弾としてイオンは、ポイントカード「すきやねん大阪WAON」を発行する。
http://www.aeon.info/news/2014_2/pdf/141211R_1.pdf
原宿から日本文化を発信するカフェ
原宿で、日本を訪れる外国人に日本文化を発信するカフェ「OnJapan CAFÉ」が11月29日に開店した。運営するのは飲食事業のOnJapan。日本各地の上質な食材を用いた料理を楽しんだり、日本に関する数百冊の英文書籍を読んで、日本文化への理解を深めることができる。