食欲の秋、駅弁にも
残暑も殆ど感じなくなり、外に出れば秋の空気を感じるようになった。「食欲の秋」というだけはあって、多くの食品メーカー、外食産業の動きも活発になってきた。
秋は旅をしやすい季節ということもあってか、普段中陰に隠れがちな駅弁業界も秋ならではの限定駅弁を発表している。
JR奈良駅では「こだわり大和なでしこ弁当」を、シルバーウイーク期間中の19日から23日までの5日間、JR奈良駅構内1階の「奈良のうまいものプラザ」で販売した。県中央卸売市場と畿央大学、県中央市場青果卸売協同組合の三者が連携して完成した。県内素材をふんだんに使い、地域のアピールに繋げる。
静岡県の弁当屋、桃中軒では、9月1日から「三嶋物語 秋日和」を販売している。こちらも地元三島産の素材をふんだんに使っており、JR三島駅と沼津駅の同社売店で発売中だ。
秋はサケやキノコ、イモ類など弁当の主要食材が旬を迎える季節でもある。地元で取れた旬の食材を電車内でで味わうのも、旅の醍醐味の一つだろう。
http://www.ekiben.or.jp/tochuken/forseason/autumn/2015/08/001922.html
http://www.ekiben.or.jp/tochuken/forseason/autumn/2015/08/001922.html
鶴岡信金にペッパー導入
鶴岡信用金庫は金融サービスの新たな取り組みとして、ソフトバンクが開発した人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を県内の金融機関で初めて“職員採用”した。「つるしんペッパーさん」と命名し16日に同信金本店で内定式を行った。
研修後24日から本店営業部に配属され、ロビーお客さま対応係として来店客と会話をしたり、体操を披露するなどして待ち時間を楽しませる。将来的には商品説明やPRができるようにしたいといい、当面は本店や各支店を回ったり、イベントなどで活用する予定。
http://www.tsuruoka-sk.jp/images/original/H27/topics/20150916_pepper_naiteishiki.pdf
「ななつ星」に新ルート
JR九州は豪華クルーズ列車「ななつ星in九州」の新ルートを、2016年4月から開始する。
3泊4日で九州を周遊するコース。福岡・大分・宮崎・鹿児島・熊本の 5県を巡り、由布院などの人気エリアの散策や、海と空が広がる南国風景など、自然ゆたかな九州の魅力を凝縮した内容となっている。また、霧島温泉郷での宿泊も予定している。
4-9月分の予約は10月1日からスタートする。
「短時間・利便性」という普通の鉄道とは真逆のななつ星は、高額ながらも鉄道ファンや旅行者から人気が殺到。毎回定員を大幅に超えるの予約が殺到している。国内だけではなく、海外富裕層にも人気だ。地域の活性化にも貢献していることもあり、多くの人が注目している。
アインファーマシーズ、NPホールディングスの全株式を取得し子会社化
調剤薬局国内最大手のアインファーマシーズ(札幌)は16日、四国地方最大の調剤薬局チェーン、NPホールディングス(高松)の全株式を11月に取得し完全子会社化すると発表した。
NPホールディングスは、香川を拠点に四国地方で調剤薬局を展開する西日本ファーマシーをはじめ、同じく調剤薬局の瀬戸内ファーマシー、不動産賃貸のエスクリードの3社を傘下に持つ。調剤薬局は計41店。
アインは四国地方の店舗が6店と少ないため、NPの子会社化によって四国地方での経営効率化や出店拡大につながると判断した。
避難所用段ボール個室、福井の製造会社が開発
ダンボール製造業の垣内産業は、災害時の避難所向けp-テンションを商品化した。
組み立て式のダンボールで避難者のプライバシーを確保できる個室で、自治体を中心に販売する。
個室には扉がついており、幅と奥行きは2メートル、高さは1.8メートル。災害時に工具なしで組み立てられることを考えれば十分な広さといえるだろう。
また、高さが変わらず幅と奥行きが1メートルの更衣室も販売。イベント会場での簡易更衣室に使用することができる。他にもベッドやテーブルを兼ねることが可能な商品や、敷いて使うマットタイプのものも用意した。
同製品は越前市の「新事業チャレンジ支援事業」の認定を受けて商品化した。垣内社長いわく「災害時にも使用者にリラックスできるスペースを確保したい」という思いから開発されたそうだ。