NYでは一般市民の自宅待機がまだ続いているが、6月1日から,無観客を条件として州内の競馬場の再開が許可された。
リスクの低い「造園・ガーデニング、テニスなど」のアウトドア・リクリエーション、ドライブイン・シアターなどは州全域で営業が開始された。
5月22日からはビーチも開かれたが遊泳やビーチバレーなどのスポーツは禁止とされた。
【バーチャルイベント】
●「バーチャル・ライブ・マジックショー」
毎週木曜日午後8時~9時半までThe Society of Conjurers AndMagiciansではライブ・マジック・ショーを行っている。
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【バーチャル映画祭】
●世界中の映画祭を集めた映画祭「We Are One: A Global Film Festival」
コロナ禍で世界中の映画界も映画祭の中止を余儀なくされている。そんな中、ニューヨークのトライベッカ国際映画祭をはじめ、カンヌ国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭、トロント国際映画祭と世界の名だたる20の映画祭り一堂に集結した映画祭「We Are One: A Global Film Festival」が5月29日から6月7日までYouTubeで無料で配信される。
期間中、寄付も募り収益は世界保健機関(WHO)のCOVID-19連帯対応基金へ届ける予定。
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●「ブルックリン映画祭」
ニューヨーク市で最も長く続いている国際映画祭だか、今年はコロナ禍を受けて5月29日から6月7日までオンラインで140本以上の映画を無料で同祭のサイトで公開する。
ただし視聴者は事前の登録が必要。視聴者は好きな映画に投票し、優勝した映画製作者は$60,000 の賞金を得ることがでる。
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【バーチャル公演】
●「カーネギーホール・フライデー」オンデマンド・ストリーミング。
ニューヨークの音楽の殿堂カーネギー・ホールでは7月10日までの毎週金曜日3pmから(米国東部時間)72時間にわたり過去の公演を編集したオンデマンド・ストリーミングを配信している。
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【テレビでバーチャル卒業式(Graduate Together2020】
●一緒に卒業しよう2020「オバマ前大統領も出演」米国の卒業式は5月だがコロナ禍で卒業式が行えない約300万人の高校生を祝うバーチャル卒業式が米国の主要テレビで16日夜1時間にわたり放映された。
このイベントはNBAのレブロン・ジェームズ選手らが主催。オバマ前大統領や、ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさん、人気歌手らが参加して卒業生にエールを送った。
今年、卒業する高校生らもバーチャルで参加した。
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なおオバマ前大統領のスピーチ他、どのように行われたかはこちらのサイトで見ることができる
【高校の卒業式もZoomなどによる仮想卒業式「バーチャル・パーム」・ティーン雑誌が協力】
● 米国の高校の卒業式といえば、パームと呼ばれる一生の思い出に残るダンス・パーティがある。
今年はそのパームも中止となり、高校生らがみずから思い出を作ろうと友人たちとドレスを着てバーチャル・パームを行った。ホストは俳優のジョン・クラシンスキーさんが協力。
ティーン雑誌「セブンティーン」も「Howto throw a Virtual Prom」と題してバーチャル・パームのアイディアをサイトで提供した。
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【バーチャル基金支援コンサート】
● 5月11日、コメディアンで女優のティナ・フェがホストを努め、ジョン・ボンジョビ、ブルース・スプリングスティーン、ビリー・ジョエル、マライヤ・キャリーら著名な歌手が自宅から出演するコロナ支援金集めのバーチャル・コンサート「Rise up New York」が行われた。
7pmから8pmまで1時間にわたって行われ、1億1500万ドルが集まった。収益はニューヨーク州の貧困撲滅団体Robin Hood(https://www.robinhood.org/)に寄付され、コロナウイルス感染の支援に役立てられる。地元のテレビ局とラジオ局でコンサートの模様はライブ配信された。
その模様はこちらから。