多くの展示会が新型コロナウイルス感染拡大、そして国の緊急事態宣言の発出およびその解除後も中止や延期になっていた。その中で緊急事態宣言解除後初となる大型の展示会がインテックス大阪で開催された。
日本能率協会などが主催する「メンテナンス・レジリエンスOSAKA2020/第12回生産システム見える化展/第3回自動化・省人化ロボット展」などである。
7月29日~31日、同時期開催「関西ホテル・レストラン・ショー」など。
主催者側では、早急な企業活動の再開を目指すとともに、感染症拡大のリスクを抑え、来場者・出展者および本展に関係するすべての人間の健康・安全を守りながら開催するために、大阪府観光局が策定した『主催者向けガイドライン』に則り、また関係自治体・所管官庁との緊密な連携を取りながら、安心、安全な展示会を開催にこぎつけたようだ。
■大阪観光局「主催者向けガイドライン」はこちらから。
会場は入口からいたるところに注意を促す掲示がされていた。検温チェック等に数多くのスタッフが配置されていた。会場内の商談スペースやゴミ箱の表示もいつもと違う施工等がなされていた。
出展社の説明員たちもマスクを通しての説明のやりとりにやや勝手が違うようだった。
これらがの施策を行うことが「展示会の新しい日常」になるのだろうか。
来場者、出展社、主催者に負担がかかるこれらの「新しい日常」が早く元の「日常」に戻れるよう、今回のこの大阪での展示会を良いお手本として、一層の努力が関係者に求められている。
■「メンテナンス・レジリエンスOSAKA2020」など展示会の詳細はこちらから。