【イベント】
●エンパイア・ステート・ビルでも911の「トリビュート・イン・ライト」アップ
今年の9月11日で同時多発テロから19年目を迎えた。毎年、この日は遺族が「グランド・ゼロ」で犠牲者の名前を読み上げる追悼式典が行われるが今年はコロナ禍で名前の読み上げはバーチャルとなった。この日はグランド・ゼロから天高く空に向けてライト・アップする光のインスタレーション「トリビューン・イン・ライト」も行われた。
今年は開催中止予定となっていたがクオモ州知事が「今年こそ、必要だ」とし再開することになり、さらに「エンパイア・ステート・ビル、タイムズ・スクエア、ワンワールド・トレード・センター、ハドソンヤード」のビルなどにもブルーのライトを放った。
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●ニューヨーク・フィルハーモニックの出張ライブ「NYフィル・バンドワゴン」
NYではカーネギー・ホールやオペラ・ハウスなど全てのコンサート会場が閉鎖されている。ニューヨーク・フィルハーモニックはセントラル・パークで毎年コンサートを無料で行っているが今年はそのコンサートは中止。しかしそんな中、8月28日(金)~30日(日)と9月4日(金)~6日(日)(各3回)、市内の5区のどこかの野外で出張コンサートライブ「NY Phil Bandwagon」を行うという新しい取り組みだ。ピックアップ・トラックと演奏メンバーが突然、街角に現れ道ゆく人々に音楽を届けるという楽しい企画。場所は三密を避けるため事前に告知はしないが楽曲や出演者はウェブサイトで案内。10月中旬までの開催を予定。開催場所ではマスクも配られる。
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【バーチャルイベント】
●新作オフ・ブロードウエイ・ミュージカルの2日間限定、基金集めの配信
日本で42万部を売り上げた絵本で本年12月日本での上映予定の「えんとつ町のプペル」を題材にした新作オフ・ブロードウエイミュージカル「Poupelle of Chimney Town」が18日と19日の2日間8amからオンラインのZOOM配信で行われる。本来、今年の9月にNYのオフ・ブロードウエイで上演予定だったがパンデミックでブロード・ウエイの劇場が閉鎖のため上演ができなくなり来年の公演に向けての基金集めが目的。集まった基金は来年の本公演の制作費に当てる。今回はフルキャストによる台本読み合わせと自宅収録の歌やダンスシーンを編集した「ミュージカル映像作品」となる。視聴料金は$45。
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【ビジネス】
●2017年にアマゾンが自然食品のスーパーマーケット「ホールフーズ」を買収。そのホールフーズがブルックリン区に最初の配達専門店舗をオープンした。
パンデミックの期間中、アマゾンの利用客が増え食品をオーダーする人も増えた。
新しい顧客の獲得に向けての商戦だ。
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