昨年11月、2027年に横浜で開催が予定されている国際園芸博覧会の開催運営等を行う「一般社団法人2027年国債園芸博覧会協会」が設立され、その動きが徐々に見えてきた感がある。昨年の東京オリンピツク・パラリンピック、2025年の大阪・関西万博に次ぐ大型の国際イベントとして、産業・文化の交流機会として大いに期待されるものである。
その協会から年明けの1月に3件、そしてこの2月21日には3件、具体的な内容を検討していくための公募型プロポーザルが公示された。
これらにより博覧会のカタチが具体的になり、5年後の開催に向けて準備が加速されていくと思われる。
【2022年2月21日公示】
■国際園芸博覧会基本計画策定に向けた会場運営管理検討業務委託
●業務の背景・目的
2022年度は、国が、BIEへの認定申請を行う予定であり、協会は横浜市から引き継がれる基本計画について検討の精度を高め、年度内に基本計画を策定する予定です。
本業務は、本博覧会の来場者へのサービス提供やリスク対策、会場施設・設備管理等の会場運営管理の検討を行います。基本計画策定に向けた検討の深度化を図り、基本計画策定後は、基本計画の内容を踏まえ、事業実施に向けた検討の具体化を進めることを目的とします。
●概算業務価格(上限)
32,000千円(税込)
■2022年度国際園芸博覧会コンペティション実施計画作成業務委託
●業務の背景・目的
2022年度は、国が、BIEへの認定申請を行う予定であり、協会は横浜市から引き継がれる基本計画について検討の精度を高め、年度内に基本計画を策定する予定です。認定承認後には各国や企業・団体等への本博覧会への参加を促すための取組を本格化していく予定です。また、国内外に対して魅力ある博覧会とすべく、コンペティションをはじめとした博覧会のコンテンツとなる事業の具体化を進めていく必要があります。
本業務は、コンペティションの企画案の検討を行います。基本計画策定に向けた企画案の深度化を図り、基本計画策定後は、基本計画の内容を踏まえ、コンペティションの実施計画を作成することを目的とします。
●概算業務価格(上限)
26,000千円(税込)
■2022年度 国際園芸博覧会会場における発注者支援業務委託
●業務の背景・目的
会場整備にあたっては、大規模な区域内に多数の施設を出展する各国・企業など幅広い関係者と調整しながら短期間で設計・施工を行う必要があるとともに、横浜市が施行する土地区画整理事業や公園整備事業等とのスケジュールやコスト面における連携が不可欠です。
本業務は、会場整備の着実な推進に向けて発注者支援(プロジェクトマネジメント/コンストラクションマネジメント)を導入し、工事工程等調整や各種戦略の立案及び実行支援を目的とします。
●概算業務価格(上限)
31,000千円(税込)
【2022年1月28日公示】
■2022年度 国際園芸博覧会の広報PR・機運醸成等業務委託
●業務の背景・目的
2022年度は、国が、BIEへの認定申請を行う予定であり、協会は横浜市から引き継がれる基本計画について検討の精度を高め、年度内に基本計画を策定する予定です。
本業務は、2027年の横浜における国際園芸博覧会の開催に向け、効果的な広報PR等を行い、開催に向けた機運を醸成することを目的に行います。
本業務では、博覧会を象徴するロゴマークの策定支援やPRイベントの企画・運営・出展、コミュニケーション計画の検討支援等を行います。
●概算業務価格(上限)
121,000千円(税込)
■国際園芸博覧会の植物監理実施計画業務委託
●業務の背景・目的
本業務は、他関連業務(横浜市による旧上瀬谷通信施設公園(仮称)関連事業を含む)と密接に連携し、植物監理計画及び本計画の下位計画となる2027年国際園芸博覧会における植物調達計画、植物施工計画、植物維持管理計画の実施計画を策定することを目的とします。
●概算業務価格(上限)
17,500千円(税込)
【2022年1月21日公示】
■2022年度 国際園芸博覧会企画検討業務委託
●業務の背景・目的
2022年度は、国が、BIEへの認定申請を行う予定であり、協会は横浜市から引き継がれる基本計画について検討の精度を高め、年度内に基本計画を策定する予定です。認定承認後には各国や企業・団体等への本博覧会への参加を促すための取組を本格化していく予定です。また、国内外に対して魅力ある博覧会とすべく、会期後の都市公園へ繋がるレガシーを見据えながら、博覧会のコンテンツとなる事業の具体化を進めていく必要があります。
本業務は、本博覧会の展示や行催事、参加に係るスキーム等の企画案の検討を行います。基本計画策定に向けた企画案の深度化を図り、基本計画策定後は、基本計画の内容を踏まえ、事業実施に向けた企画案の具体化を進めることを目的とします。
●概算業務価格(上限)
123,000千円(税込)
これらの詳細な内容については2027年国際園芸博覧会協会のホームページで確認をお願いします。
(2027年国債園芸博覧会協会ホームページより)
(2022/02/28)