長引くデフレで、その輝きが色あせていた日本を代表するショッピングの街、東京「銀座」。その銀座が変わろうとしています。銀座の「玄関口」と呼ばれる有楽町マリオンに10月15日有楽町阪急が「阪急メンズトーキョー」として再オープン。そして、28日に西武有楽町店跡に、ファッションビル大手のルミネが出店。迎え撃つ既存の商業施設も改装が目白押しで、生き残りに向け、存在感のアピールに懸命です。
15店目となるルミネ有楽町店は主要な客と見込む年齢層を、他のルミネより高めの20代後半から30代に設定。「銀座」の特性を考え、有楽町地区では初出店となる店も約50店舗。地下と1階は「デパ地下」のように食品フロアにし、デザートや総菜のイートンコーナーも設けています。また、JR有楽町駅のマリオンに近い改札のすぐ外の通路を、花屋など4店が入る「ルミネストリート」として再開発し、駅と店の一体感を出す工夫を凝らしています。
一方で、「銀座」のファッション関連企業の出店の主役は「低価格店」中心に。2008年秋のリーマン・ショック以降、スウェーデンの「H&M」、スペインの「ZARA(ザラ)」、「フォーエバー21」、「ユニクロ」「GAP」と国内外の低価格カジュアル衣料品の店舗が軒を構えることに。そして、2012年春にはファーストリテイリング傘下の「ジーユー」が銀座5丁目に進出。ユニクロが近隣に世界最大店を出すのに合わせて空く、現在のユニクロ銀座店(売り場面積2300㎡)のビルに入居します。中心価格帯が1000円以下とユニクロの半値以下の「ジーユー」の登場は、「銀座」への出店の主役が低価格衣料品店に移った決定打のように見えます。高級店が集まる“大人の街”として、誰もが憧れた「銀座」でしたが、どうやら街全体が『若返り』を促されているようです。
(参考記事)日経MJ 2011年10月28日
「銀座成熟 間口広げる〜ルミネ・阪急メンズ開業 低価格衣料が出店攻勢」より
そんな「“大人の街”の思い出を語りましょう」というわけではないでしょうが、ウイスキーメーカーが「銀座」の夜を愉しましょう、と初冬の11月、「銀座」を舞台にしたキャンペーンを展開しています。
アサヒグループのNIKKA WHISKYが11月1日からウイスキーが似合う街、東京「銀座」を舞台としたキャンペーン『「銀座×竹鶴」ナイト』をスタート。「銀座」で、「竹鶴」で、愉しむ夜。と称し、銀座の飲食店と連動して、WWA(ワールド・ウイスキー・アワード)2011において3年連続4回目の世界一を受賞した「竹鶴21年ピュアモルト」をはじめとした「竹鶴」を存分に愉しむ。と同時にキャンペーン参加店で対象商品を注文した客にはスクラッチカードを進呈。「当たり」が出たら、銀座ならではの商品をプレゼント。さらに、ホームページ上では、WEBスペシャルコンテンツ『「銀座×竹鶴」ナイト新聞』を開設し、キャンペーン情報や専属記者のトピックをオンエアしています。さらにさらに、銀座の飲食店での感想、「竹鶴」を飲んだ感想を「twitter」からつぶやいた方の中から抽選で合計100名様に『竹鶴21年ピュアモルト180ml』をプレゼントしています。
(お酒メーカーのキャンペーン情報)
■CHIVAS「シーバス18ゴールドシグネチャー・アワード2012」
シーバスリーガルと雑誌「GOETHE」が本業のビジネスだけでなく、社会に対しても多大なる貢献をしたビジネスマンに贈る名誉ある賞「シーバス18ゴールドシグネチャー・アワード」。その一般部門に投票した方から抽選で25組50名をアワードに招待!
■霧島酒造「九州の味で乾杯!霧島・秋のキャンペーン」
対象商品に付いている応募券を集めて応募すると、応募券5枚で「ハイビジョン液晶テレビ」「デジタル一眼レフカメラ」他、2枚でしゃぶしゃぶ鍋や水炊き鍋など「九州の鍋」をプレゼント!
■宝酒造「焼酎ハイボール一緒に飲もうよ♪キャンペーン」
facabookやtwitterなどのソーシャルアカウントを使ってHP上の下町風情のお店に入って、あなた好みのおつまみセットを“1000円以内”で作り、キャンペーンに応募!抽選で「タカラ焼酎ハイボール<ドライ>」を1ケースプレゼント!
(2011/12/3)