3月。日本では卒業や入学、そして新社会人としての旅立ちなど、新しい始まりの月でもあり、小さい頃から慣れ親しんだ地域(県)から卒業して、見知らぬ街(県)への巣立ちの季節です。それでは、日本の「47」都道府県でいちばん幸せな都道府県はどこになるのでしょうか。書籍「日経プレミアPLUS VOL.4」には、“幸福度ランキングベスト20”が紹介されています。これは、法政大学幸福指数研究会の調査によるもので、持ち家率、家の広さ、就職率、貯蓄額、出生数、保育所数、犯罪や火災の件数、交通事故数、平均寿命などの40項目の指標を使って算出しています。では、その気になるランキングを紹介しましょう。
“幸福度ランキングベスト20”で1位に輝いた都道府県は、「福井県」です。2位は「富山県」、3位「石川県」と、見事“北陸”3県が上位を占める結果となりました。以下、4位に「鳥取県」、5位「佐賀県」と「熊本県」が同率。7位「長野県」、8位「島根県」、9位「三重県」、10位「新潟県」がベスト10都道府県ランキングです。
1位の「福井県」は、失業率、持ち家の広さ、自動車保有数、貯蓄率、救急車の出動回数などでどれも上位ベスト3に入っています。また、2位「富山県」は、持ち家の広さ、介護医療施設、図書館数などがベスト3以内に、3位「石川県」は、美術館数や介護福祉施設、教育などで上位にランクイン。都会生活が長い人にとっては、これらの環境が整っているということは、どれをとっても羨ましいものばかり。ちなみに、「東京都」は38位、「千葉県」と「神奈川県」は33位と低迷。都会の平均所得が高いのは言わずもがな。しかし、住環境や子育て環境など生活環境が整っていないため、ランキングの下位となってしまいました。
(参考記事)WEB雑誌「日本で一番幸せな都道府県」ランキング 北陸勢が上位独占(2013年2月17日配信)
さて、「日本で一番幸せな都道府県」ランキングで上位3位を占めた北陸地方で、現在実施されているプロモーションを紹介しましょう。まずは1位の「福井県」。福井県の若狭おばま観光協会では、昨年暮れから3月24日まで「Wでお得!!冬のとらふぐキャンペーン!!」を実施中です。期間中に参加施設(宿泊施設、飲食店)に直接申し込み、キャンペーンチラシのサービス対象欄記載の飲食および宿泊をされ、とらふぐ料理を堪能したお客を対象に、2つのお得なサービスを提供。お得サービスその1は、若狭塗箸プレゼントや、ふぐひれ酒、鯖なれずしのサービス、宿泊料金割引、貸切風呂半額サービスなど施設ごとの特別サービス。そして、お得サービスその2は、抽選で、若狭ふぐセット(3名)や、小鯛の笹漬け2樽セット(3名)、鯖へしこ(4名)、浜焼き鯖(5名)、鯖缶詰2個セット(12名)、オリジナルQUOカード500円(50名)を総計77名様にプレゼントします。
2位の「富山県」では、富山地方鉄道が「ぐるっとグルメぐりクーポン」を実施中です。厳選された「ます寿し」と富山名物「甘味」を各店舗で気軽に楽しめる“おいしい”クーポン付き切符。“路面電車1dayフリーキップ”は、クーポンが4枚ついて1,000円。1日何回でも乗降できるグルメめぐりクーポンです。
そして、3位の「石川県」では、観光連盟が「能登ふるさと博クイズキャンペーン」を実施。5つのクイズと簡単なアンケートに答えると、抽選で能登のブランド牛「能登牛」、石川県産ズワイガニ「加能カニ」、海産物詰め合わせなど、合計30名にプレゼントします。
(2013/3/4)