2013年。新しい年が始まりました。さて、博報堂生活総合研究所が昨年暮れに2012年の生活者が関心を示したと思われるモノやサービス事例（ヒット商品）について、「今年のときめき＆明日の必要」と題した調査を実施し、2012年とこれからの生活者の消費心理や志向の変化について分析しています。この調査では、消費トレンドは、単なる「好き・流行・話題」といった表層的・個人的な嗜好だけでは捉えきれない時代になっているため、「今年のときめき」「明日の必要」という２つの独自指標を設計し、生活者の心の動きをよりリアルに分析しています（調査対象：15～69歳男女 計1,008名）。そして、「今年（2012年）のときめき」ランキングは、みんなで同時体験できる「お祭り」と、不安な未来を明るくしそうな「技術」シンボルへの支持が特徴だという結果が出ました。「お祭り」シンボルとしては、ロンドン五輪（1位）、宇宙ブーム（10位）など、日常を忘れるような「大きな感動共有」や新・大型ショッピング施設（3位）、東京スカイツリー（6位）など、みんなで楽しさを体験できるような「新・賑わいスポット」が支持されています。また、「技術」シンボルとして進化系LED照明（2位）、創エネ・蓄エネ商品（4位）、新・ハイブリッドカー（5位）といった「未来エネルギー技術」や高速通信対応スマホ（8位）、Windows 8（11位）といったデジタル環境を進歩させる「新・情報ツール」が支持されました。
では、「明日の必要」ランキングではどういうキーワードが出てきたでしょうか。「明日の必要」とは、これからの生活の新しいスタンダード（新基準）になっていくと感じる未来の必需品や新しい兆し、期待を感じること。生活者は、いま、先の見えない不安の中で、「小さな安心」を積み立てる、つまり、できることから暮らしの安心を再構築し始めています。「明日の必要」のキーワードは3つにまとめられます。（１）「防災」ー予測される震災、周期化する天候変動などを織り込んだ商品の必需化。普段使いの防災用品（14位）、猛暑対策商品（27位）などが支持されています。 （２）「未病」ーインフルエンザ、花粉症、ハウスダスト、アレルギーなど身体を取り巻く刺激から自分や家族を守る日用品。機能性メガネ（5位）、食物アレルギー対応商品（10位）、抗菌力が高まる洗剤（13位）、機能性ヨーグルト（15位）が支持されました。そして、（３）「エネルギー」ーエネルギー不安が恒常化する中、次の生活インフラとなり得る商品。進化系LED照明（1位）、創エネ・蓄エネ商品（2位）、新・ハイブリッドカー（3位）、クリーンディーゼル車（8位）が支持されました。
博報堂生活総合研究所「2012ー2013ヒット商品分析レポート “今年のときめき＆明日の必要”ランキング」
ミサワホーム「新春総額1億円！ミサワホーム新築資金プレゼント」
さて、安心・安定した暮らしを楽しむためにも最も重要なインフラは「住まい」です。新しい年を迎え、住宅メーカー各社は、新春のキャンペーン活動を展開しています。まずは、ミサワホーム。「新春総額1億円！ミサワホーム新築資金プレゼント」と銘打って、1月1日からミサワホーム施工エリア内に建築可能な敷地を用意できる方対象に、1等「ミサワホーム新築資金1,000万円（税込）割引券」が1名に当たるキャンペーンを実施。2等は「新築資金300万円の割引券」を30名にプレゼント！総額1億円のお年玉です。
そして、マンション販売の大手大京では、大京が指定する対象物件の公式ホームページより見学予約の上、マンションギャラリー、現地販売センターに来場し、アンケートに答えると、もれなく「Amazonギフト券2,000円分」をプレゼント！さらに、抽選で10組20名に「一度は行きたい名店DINNER体験」をプレゼントする「ライオンズマンション新春CAMPAIGN2013」を1月5日～1月27日まで実施しています。
JKK東京「ずっと“ホッ”とTOKYO 春の賃貸キャンペーン」
最後は、JKK東京の「ずっと“ホッ”とTOKYO 春の賃貸キャンペーン」。期間中に対象住宅に申込み、条件を満たすと「家賃２ヶ月分フリーレント」、対象住宅の対象部屋に入居した方には「ギフトカード3万円分プレゼント」、紹介された方が対象住宅に入居すると、紹介者と契約者それぞれに10,000円分のギフトカードがプレゼントされる「お友達紹介フェア」など、3月31日までのキャンペーン期間中は、盛りだくさんの特典を用意しています。
（2013/1/7）
