「IR」(統合型リゾート)実現へ。『関西IRショーケース』初開催と日本型IRへの期待、先行する大阪府市の取組み
2018年6月、政府は国会会期を延長、IR実施法案(特定複合観光施設区域整備法案)は今国会中に通過する見込みだ。IR(統合型リゾート)とは、カジノを含むサービス・エンターテインメント施設が一体となった滞在型の施設のこと。法案が通過すると、いよいよ日本でもIR計画が具体的に動き出す。これに先立つ4月27日(金)28日(土)、国内外のIR関係者が一堂に会するとともに、日本型IRの姿を広く一般の人にも紹介する初の見本市『第1回関西IRショーケース』が開催され大きな反響を呼んだ。今回は、
1 『関西IRショーケース』のイベントレポート
2 IRとは何か、そして日本型IRとはどんなものか
3 IR計画で先行する大阪府市の取り組みの経緯
以上の3部構成で、日本におけるIRの現状と今後について紹介する。 (続きを読む…)
「ドラゴンクエスト30周年プロジェクト」日本ゲーム大賞2016経済産業大臣賞を受賞!ゲームの枠を超えてヒット企画を連発
ロールプレイングゲーム(RPG)の草分けであり、現在も日本を代表するゲームコンテンツである「ドラゴンクエストシリーズ」(2016年6月現在、累計出荷本数6800万本)は今年誕生30周年を迎えた。ドラゴンクエスト30周年実行委員会はゲームの世界の枠を大きく超える大規模プロジェクトを3年前より企画。メインコンテンツとして2016年5月から9月までに『竜王迷宮からの脱出』『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』『ドラゴンクエストミュージアム』の3企画を大成功させた。その業績はゲーム業界からも大いに注目され、2016年9月、日本ゲーム大賞の経済産業大臣賞を受賞した。今回は会場を訪れた『ドラゴンクエストミュージアム』のレポートおよび、同実行委員会統括プロデューサー市村龍太郎氏のインタビューを中心に、30周年企画の全体像を紹介する。
30周年企画の概要
■リアル脱出ゲーム×ドラゴンクエスト『竜王迷宮からの脱出』
■ドラゴンクエストⅢをベースに創作した劇場ライブ『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』
■ドラゴンクエストの30周年の集大成としての展示を行った『ドラゴンクエストミュージアム』
■ドラゴンクエスト30周年オフィシャルパートナー企業によるコラボ企画
■各種のドラゴンクエスト30周年記念商品の発売
■ユニバーサルスタジオジャパンとのコラボ企画(開催時期未定)
■その他
「マツダブランドスペース大阪」オープン
1月29日にオープンした「マツダブランドスペース大阪」は、マツダの車作りやマツダブランドを表現したアイテム、マツダが今一番ユーザーに見せたい車などを常時展示する、マツダ初のブランド発信型のショールームだ。
同施設内にはギャラリースペースやライブラリースペースが設けられており、くつろぎながらマツダの歴史などを知ることができる。
また、同施設では開発者や技術者を招いたイベントなども開催されており、来場者が作り手との交流を通じて、より一層マツダを、ひいては車を好きになる活動を進めている。 (続きを読む…)
うめきたフェスティバル2016
大阪梅田北ヤード地区の中核施設であるグランフロント大阪の「まちびらき」3周年を記念して「うめきたフェスティバル2016」が開催された。会期中はイノベーションの創出と発信を強調した大小合わせて36の新規性に富んだ企画が実施され、国内外の著名人によるトークショーやシンポジウム、産官学連携による最新技術の展示発表などに多くの人が足を運んでいた。同イベントの一部の企画は国の国家戦略特区制度を利用しており、今後さらに国の成長戦略に則った企画や、国内外の企業や人材による新たなイノベーションの創出が期待される。 (続きを読む…)
THE世界一展~魅せますニッポンの技と人~
チラシ(表)
2013年4月26日にグランドオープンした「グランフロント大阪」の中核施設である「ナレッジキャピタル」。その開業記念イベントとして開催中の「THE世界一展」をレポートする。
「日本科学未来館」(東京都江東区)の企画協力により、日本が世界に誇る知の数々(技術・製品・プロジェクトなど)を、全国各地から集めて展示するほか、会場内の「すごい!ステージ」では、毎日「世界一の技を持つ人」や「各界の第一人者」等が登場し、タメになるおもしろい話や感動秘話、楽しい実演など、多彩なライブプログラムを実施。
ナレッジキャピタルの「感性と技術の融合による新しい価値の創出」というコンセプトをわかりやすい形で発信することを目指すイベント。 (続きを読む…)
KIDS DANCE FESTIVAL
セブン&アイグループがエイベックス・グループとタイアップして開催する、小・中・高校生が対象のダンスコンテスト。全国12カ所で予選を実施し、各予選を勝ち抜いた最大計26チームが、エイベックス主催で8月に開催される野外フェス「a-nation」の渋谷特設会場で行われる決勝大会に出場する全国サーキット型のダンス大会。
第1回大阪マラソン~OSAKA MARATHON 2011~
大阪マラソンは、3万人規模の都市型市民マラソンで、7つの社会貢献テーマに賛同するランナーが参加するチャリティマラソンとして実施。大阪からチャリティムーブメントを内外に発信するのが狙い。また、市民参加の盛り上げイベントで、沿道はもとより大阪全体が盛り上がる、「お祭」のような大会をめざす。制限時間は、最大7時間。種目はフルマラソン(42.195km)と車いすマラソン(フル)、さらに高校生や初心者でも参加しやすい距離のチャレンジラン(8.8km)となる。 (続きを読む…)
リカちゃん展 in OSAKA~いらっしゃいませ!すてきなおみせやさんへようこそ!~
2009年に東京で開催されて以降、初となる巡回展を大丸心斎橋店で開催。サブタイトルにあるとおり、女の子が大好きな「お店やさんごっこ」をベースにさまざまなアトラクションと展示を展開。大人にも楽しめるファッショナブルなリカちゃん、価格1億円(非売品)のダイヤをまとったファンシーダイヤモンドリカちゃんなどもそろえた。無料ゾーンではチケット制で楽しめるドレスつりゲーム(500円)のほか、参加無料のヘアアレンジ体験も展開し、人気を集めていた。
からだのひみつ大冒険
“からだの中に入って、そのひみつを探る”というテーマの子ども向けイベント。アメリカで10年間に合計1000万人を超える動員を記録した大人気の巡回イベント「Grossology」(グロッソロジー)と国内で制作したオリジナル企画を組み合わせ、巨大な造形やアトラクションを揃えて、夏休み企画として開催。こどもたちにとって興味津津な「からだからでる汚いもの」、(ウンチ、オナラ等)をテーマとして体験しながら体のことを学んでいく内容となっていた。
近鉄アート館 映画上映会
より多くの方に来店してもらおうと、百貨店では新しい試みである「映画上映会」を開催。340席のミニシアター様の会場を利用し、家族づれや女性1人の来場、会社帰りのOLやサラリーマンなどをターゲットに「オーシャンズ」「アース」「THIS IS IT」を上映した。料金は一般1,000円とリーズナブルに設定。
夏休み 食玩&フィギュアフェア
1999年、フルタ製菓の「チョコエッグ」に始まった食玩ブーム。今回はその食玩と、今では多様な種類に広がっているフィギュアの世界を紹介し展示・販売する夏休みイベントとなった。子どもに人気のキャラクターや、昔懐かしのキャラクターのほか、マニア向けの会場限定モデルなども揃えて、企画をすべて同店の担当者が行なった自主企画イベント。
平成23年大阪城迎春イベント
平成23年に「大阪城天守閣復興80周年」を迎えるにあたり、より多くの方々が楽しめるよう、毎年2日間の迎春イベントを4日間に延長。有馬温泉「太閤の湯」の足湯体験、伝統和芸のパフォーマンスなど、「跳」(はねる)をテーマに、迎春にふさわしい催しを披露するほか、復興80周年を記念して4000人の来場者から「愛のかけら=LOVE BIT」によって、巨大な大阪城の絵を完成させていく。
「IRIS -アイリス-」展
韓国では最高視聴率39.9%を記録し,大ヒットととなった韓国ドラマ「IRISーアイリス」。展覧会では登場人物やストーリーを写真パネルで追うとともに,出演者のオフショット写真や3D映像により,「IRISーアイリスー」のさらなる魅力を紹介する。
サンリオスペシャルコレクション展 いちごDAYS
大丸心斎橋庖と株式会社サンリオとの共同企画としてサンリオのキャラクターグッズの歴史を振り返りながら, 少女が永遠に求め続ける「かわいい」物への想い,夢をテーマにした展覧会を開催。
あべの科学博2010
空気で膨らませたドーム型の「モバイル(移動式)プラネタリウム」による夏の星空の鑑賞や, 4次元デジタル映像の上映,サイエンスショーの開催など, 子どもから大人まで,親子で楽しめる科学イベントを初開催。
昭和のおもちゃとマンガの世界 -北原照久 大コレクション展
ブリキ玩具コレクターとして世界的に有名な北原照久氏の膨大な数にのぼるコレクションの中から,昭和時代に製造・消費された代表的な資料約2,300点を展示。
open! Architecture 2010
専門家ではない,一般の人々を対象に, 50もの建築物の見学ツアーかうなる一大イベント「open! architecture(オープンアーキテクチャー)」が今年も開催された。普段は立ち入ることができない場所も公開され,施設側の担当者かう建築物にまつわるエピソードを直接聞く。中身をよく知れば知るほど愛着がわいて,その建築物のファンになる。こうした貴重な体験から何が見えてくるのか。主催者側のねういとは。
京阪100年のあゆみ展
4月15日に迎える, 京阪電車開業100周年の記念事業として開催。会場では,京阪電気鉄道㈱で所蔵する車両棋型や副標,乗車券,路線図などの鉄道関連資料を中心に,京阪電車のこれまでの100年の歩みを紹介する。