遊びのオリンピック 2017 WAZA-One GP
広島県で開催されている、機械系モノづくり企業がタッグを組んで子どもたちにモノづくりの楽しさを伝えるイベント「遊びのオリンピック WAZA-One GP」が10回目の節目を迎えた。主催者となる設立協賛企業は、アドテックプラズマテクノロジー(広島県福山市)、ローツェ(同)、キャステム(同)、ホーコス(同)、安田工業(岡山県里圧町)、古川製作所(広島県三原市)。子どもたちに対し、手遊びの新しい遊びの場を提供することが将来を担うモノづくり人材の育成にもっとも効果が高いと確信し、イベント開催に至った。競技種目は、各地に昔から伝わる代表的な遊びである、「ベーゴマ」「紙とんぼ」「ビー玉」「紙ヒコーキ」「めんこ」など。こうした手遊びを通じ、モノづくりの楽しさや工夫の大切さを呼び覚ますことが狙いだ。また、『遊び』の中に、『競争』の場を提供していくことも重視。上位入賞者には、オリンピックさながらの表彰台に登壇させ、メダルやトロフィーの贈呈がある。今年は、小学生だけでなく就学前の小さな子どもたちにも、各種目のマスター称号がゲットできる「技-1(ワザワン)検定」を実施。過去最大規模となる2,500人を集客した。来年度以降は、さらに多くの人や子どもたちに興味をもってもらえるよう、遊びの幅を広げていきたいとしている。
ビッグ・ローズ