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イベントレポート


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扇子と同じ紙材を用いた空間を瞬時に間仕切るツールの提案。使用しない時は扇子のように畳んでおける((プロダクトデザイン専攻4年生/鈴木 歩)

玉川髙島屋と多摩美術大学がコラボした未来志向のアート系企画展【TAMAGAWAアートウィークス】多摩美術大学×玉川髙島屋『ミライ』と『ハピネス』展

今年、開店50周年を迎えた二子玉川にある玉川髙島屋で、世田谷区の上野毛にキャンパスのある多摩美術大学とコラボレートした未来志向のアート系企画展「『ミライ』と『ハピネス』展」(10月1日(火)~9日(水))が開催された。これは、「わが街、たまがわで楽しむ芸術の秋。」をテーマに、10月1日(火)から15日(火)まで、館内のさまざまな場所で「アート」を切り口としたフェアなどが展開された玉川髙島屋50周年記念「TAMAGAWA 50thアニバーサリー アートウィークス」の中の目玉企画の一つとして実施されたもの。玉川髙島屋と多摩美術大学は、これまでも、さまざまな地域・産学連携プロジェクトを共に行ってきたが、ここまでコンセプトをしっかりと作り込んだ企画の実施は初めてだという。
地域密着の店舗である玉川髙島屋が、地域貢献の場として学生の発表の場を提供したいと、大学側に声をかけて実現した。学生は未来があるのでミライ、百貨店なのでハピネスと、玉川髙島屋の次の50年に向けて、『ミライ』と『ハピネス』の二つの題をテーマに、多摩美術大学生産デザイン学科プロダクトデザイン研究室の全面協力を得てつくりあげた企画展となっていた。
見所の一つは、ミライという木を育ててハピネスという実をつけるという来場者参加型の展示「ハピネスツリー」。玉川髙島屋開店50周年をモチーフにデザインしたカラフルな実のかたちをしたシールカードに、来場者が思い描く『ミライ』を書いてもらい、会場内に設置された大きな木がデザインされたシートへ貼っていき、最終日にはたくさんの実をつけた『ハピネスツリー』が完成するというもので、本企画展の総合プロデュースも務めた4年生の髙田ふみさんが制作した。
プロダクトデザインとは、社会に役立つありとあらゆる製品のデザインのこと。
本館1階T-ステージ1には、メカニカルアシストの新しい技術を応用した近未来の自転車の方向を予感させるスポーツバイクの提案「MECHANICAL ASSIST ROAD BIKE」(辻 馨太郎)、扇子と同じ紙材を用いた空間を瞬時に間仕切るツールの提案「Peacock Partition」(鈴木 歩)など、プロダクトデザイン専攻の学生や卒業生が在学時に生み出した『ミライ』の作品11点を展示。また、隣接するグランパティオでは、学生によるワークショップも開催。オリジナル缶バッジ作り(対象:小学生以上)やアクリル板でのロボット作り(対象:小学生)体験も行った。

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2019年10月01日 ~ 2019年10月09日
玉川髙島屋本館1F T-ステージ1 、グランパティオ


セレモニー登壇者のフォトセッション

東京2020組織委員会、東京都主催 「東京2020 パラリンピック1 年前カウントダウンセレモニー」

東京2020 組織委員会は、東京2020パラリンピック大会まで1年前となった節目を盛大に祝い、大会に向けてより一層、盛り上げるため、東京2020 パラリンピック1 年前カウントダウンセレモニー等を開催した。
セレモニーは、東京2020 パラリンピックマスコット・ ソメイティが、パラリンピック競技全種目に取り組むスポーツムービーのアニメーション放映で幕を開けた。オープニングパフォーマンスでは、アーティストのKREVAさんと、マルクス・レーム選手(陸上競技/リオデジャネイロ2016大会 金メダリスト)などパラリンピックアスリートとのパフォーマンスを実施。そして、東京2020 パラリンピックが開催される8 月25 日を「ジャパンパラリンピックデー」とする宣言を鳥原光憲 JPC(日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会) 会長が行うとともに、世界中のパラリンピックアスリートが、1 年後に目指す東京2020パラリンピックメダルのデザインを発表した。

また、東京2020 聖火リレー公式アンバサダーの田口亜希さん、石原さとみさん、サンドウィッチマン(伊達みきおさん・富澤たけしさん)が聖火ランナーユニフォームを着用して、初披露。東京2020 パラリンピック聖火リレーのPRも行った。クロージングには、NHK『チコちゃんに叱られる!』に出演するチコちゃんが登場して、パラリンピックについてのクイズをゲストに出題。さらに、「パラリンピック開会式の雰囲気をチラ見せ!」として、椎名林檎さん、Mummy-D(RHYMESTEER)、峰尾紗季さん、鎗田雄大さんによるクロージングパフォーマンスもお披露目された。オリンピック1年前カウントダウンセレモニー同様、セレモニーの出席者は全て、招待制だったが、今回は、「家族みんなで楽しむパラリンピック」をテーマに、一般のファミリー層の来場が多かった様子。観客を楽しませて魅せるイベントとしてショーアップされていた印象だ。セレモニー終了後には、NHKホール1階に設けられたメダル展示コーナーに、メダルを一目見ようとする人の行列ができていた。

セレモニー会場に隣接した代々木公園では、パラリンピック競技の体験やデモンストレーションの実施や、パートナー出展ブースなどがある「東京2020パラリンピック1年前カウントダウンイベント~みんなのスポーツ×ファンフェスティバル~」を開催。陸上競技のデモンストレーションには、レーム選手が自身の走り幅跳びの世界記録8メートル48の「更新」に挑戦。車イステニスを体験するため、イベント会場には、国際パラリンピック委員会特別親善大使を務める 稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんの3人もサプライズで姿を見せた。

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2019年08月25日
セレモニー:NHKホール、カウントダウンイベント:代々木公園(サッカー・ホッケー場、陸上競技場)


パナソニックの最新プロジェクターを用いた高速追従プロジェクションマッピング技術が演出を彩った

東京2020組織委員会・東京都主催 「 東京2020 オリンピック1年前セレモニー」

2020年の東京オリンピック大会の開催まで1年前の節目となった7月24日、世界中のアスリートに東京2020オリンピックへの参加を呼び掛け、大会関係者と共に来年に迫った大会への決起を行うため、東京2020組織委員会は、東京都と共催で東京2020オリンピック1年前セレモニーを東京国際フォーラムで開催した。
セレモニーは、これまでのカウントダウンイベントと異なり、大会関係者が招待された初のクローズドイベント。森喜朗東京2020組織委員会会長、小池百合子東京都都知事のほか、来賓として安倍内閣総理大臣、IOC(国際オリンピック委員会)のトーマス・バッハ会長、各国NOC(国内オリンピック委員会)の代表が登壇。都内の中・高校生、東北の被災三県の小・中学生も招待された。
オープニングは、パナソニック株式会社の特別協力による最新のプロジェクションマッピングの演出で、元新体操選手である坪井保菜美さん(北京2008オリンピック代表)と津軽三味線奏者の吉田兄弟とのコラボレーションパフォーマンスにより開会。バッハ会長から各国NOCに東京2020オリンピックへの招待状が手交され、オリンピックメダルのデザインが発表された。また、金メダリストである野村忠宏さんら東京2020聖火リレーアンバサダーが現在募集中の東京2020オリンピック聖火ランナーの募集PRも実施。スペシャルライブでは、東京スカパラダイスオーケストラが登場。吉田兄弟とのコラボライブも実施し、大会への気持ちを一つに盛り上げた。
会場整備も順調に進み、テストイベントの開始、暑さ対策の具体的な検証、大会時の円滑な輸送の実現に向けた大規模な交通規制テストと、大会準備も総仕上げのラストスパートに突入。バッハ会長も「1年前の時点で、東京ほど準備の備えができている都市を見たことがない」と話す。オリンピック開催まであと1年に迫り、オールジャパン体制で万全の備えで臨む東京2020オリンピック大会への余裕ぶりが伺えた。

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2019年07月24日
東京国際フォーラム


小学生以下を対象にした「乗務員体験」。「幸福の招き猫電車」と記念撮影

世田谷線50周年イベント、沿線での催しを多数開催、「世田谷線フェス」

「玉電(たまでん」」の名称で親しまれた玉川線が廃止され、世田谷線としての運行開始から50周年を迎えたことを記念して、世田谷線の全10駅を思いのままにめぐって、沿線の名物店舗が集まるマルシェや沿線の商店街で実施されているミニイベントなどが同時多発的に楽しめる2日間のイベントが開催された。

当日は、沿線を自由に散策できる、大手私鉄初となるリストバンド型1日フリー切符(大人330円、子ども170円)を販売。リストバンド提示で、対象店舗の特典が受けられるサービスもあった。また、2017年9月に玉電開通110周年記念イベント時に運行した「幸福の招き猫電車」を5月12日より運行再開。沿線名所の一つで、招き猫発祥の地といわれている「豪徳寺」の招き猫をデザインした車体ラッピングと、吊革には招き猫型の吊り手、床面には猫の足跡を施す遊び心にあふれた電車で、小学生以下を対象に、「幸福の招き猫電車」での乗務員体験もできた。イベントは沿線各地の地元商店街と連携し、「世田谷線沿線マルシェ」(三軒茶屋駅前広場)のほか、沿線ミニイベントとして、「松陰 街バル」や「松栄会世田谷線祭り」(松陰神社駅/松陰神社通り松栄会商店街)、「ぼろいち通りミニマルシェ&フリマ」(上町駅/ボロ市通り松栄会商店街・上町天祖神社境内)、「山下 春の味覚まつり」(山下駅/山下商店街)などを開催。

当日は、他の東急沿線上に住むファミリー層などが訪れ、これまで世田谷線は一つの駅しか降りたことがなかったという人も、今回のイベントをきっかけに複数の駅での街歩きを楽しんでいたようだ。
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2019年05月11日 ~ 2019年05月12日
世田谷線沿線


散華

世界遺産の奈良市興福寺で300年ぶりの落慶法要「興福寺中金堂落慶法要」

世界遺産である興福寺で、約300年ぶりに伽藍の中心的建物である中金堂が再建され、10月7日から11日までの5日間にわたり、中金堂再建を祝う落慶法要が行われた。再建された中金堂は、東西37メートル、南北23メートル、高さ21メートルで、法要は午前10時から12時ごろまで。初日の興福寺による奉告(ぶこく)法要には約3,000人の参列者らが集い、完成を祝った。観世流の浅見真州さんによる祝いの能や華道家元・池坊の池坊専好さんの献花、武者小路千家の千宗屋さんの献茶のほか、僧侶が唱える声明に合わせて、中金堂や隣接する五重塔の屋根からハスの花びらをかたどった色とりどりの紙片の散華が行われ、多川俊映貫首が本尊に向かって完成を諸仏に告げる「奉告文」を読み上げた。8日は、西国三十三所札所会、9日は南都諸大寺、10日は比叡山延暦寺による法要が続き、11日に興福寺による法要で結願。各日とも夜には、中金堂再建落慶記念として、興福寺中金堂前庭でバイオリニストやシンガーソングライターによるコンサートや見仏トークなどの関連行事も行われている。一般拝観が始まった10月20日から11月11日までは、中金堂をライトアップ。音楽に合わせて次々に変わる光で中金堂を照らし、夜間の特別拝観も実施された。総工費約60憶円かけて再建された巨大木造建築の落慶法要は、どのように営まれたのか。5日間の落慶法要の次第とともにレポートする。

 

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2018年10月07日 ~ 2018年10月11日
興福寺中金堂


明治時代は鹿鳴館のドレス姿に衣装替え

東京都の事業「Old meets New 東京150年」のメインイベント「東京150年祭」

平成30年(2018年)が江戸から東京への改称、東京府開設から150年の節目であることを記念し、東京都が今年、展開している事業「Old meets New 東京150年」のメインイベントとなる「東京150年祭」が、浜離宮恩賜庭園で開催された。目玉企画は、夜の庭園で実施されたプロジェクションマッピング「刻をあそぶ時空の旅 初音ミクLinks Tokyo150」。潮入の池に、幅30メートル高さ15メートルのウォータースクリーンを設置し、背後の木々にも、プロジェクションマッピングを投影。バーチャルシンガーとして世界中で人気の初音ミクが、明治、大正、昭和、平成のファッションを計14着衣装替えして、39曲の楽曲をメドレー形式で歌い、東京の過去、現在、未来を表現する演出で、国内外に東京の魅力を発信した。上映時間は各回約18分で、各日4回上映。いずれの回も、入場整理券は配布終了となり、初音ミクのグッズはイベント初日に全て完売。回を重ねて観賞するファンの姿も見られるほどの人気となった。ほかにも、全身スキャンで撮影した来場者の3Dアバターが、初音ミクと「東京2020音頭」を踊る「デジタル盆踊り」や、150年前にタイムスリップして記念撮影できるデジタル記念撮影など、最新技術を活用したコンテンツを用意。秋の空の下での野点体験や東京都パラリンピック体験プログラムなども展開し、東京の魅力「伝統と革新」をPRするとともに、記念の節目を都民とともに祝うイベントとなった。

 

 

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2018年10月26日 ~ 2018年10月28日
浜離宮恩賜庭園


常に多くの参加者で賑わっていた組立教室会場

GUNDAM BASE TOKYO 1周年の夏休み、親子で遊べる「ガンダムビルドダイバーズフェスティバル2018」開催

株式会社BANDAI SPIRITSと三井不動産商業マネジメント株式会社は、「機動戦士ガンダム」シリーズのテレビアニメーション最新作『ガンダムビルドダイバーズ』(テレビ東京系列)を中心に、ガンダムとガンプラの魅力を発信するイベント『ガンダムビルドファイターズフェスティバル2018』を開催した。「THE GUNDAM BASE TOKYO」(ダイバーシティ東京プラザ館7階)ではオープン1周年記念として各種の企画を実施した。

そのなかで特に注目されたのは今回初公開された「ガンプラバトルラボラトリー」だ。カスタマイズした自分のガンプラをスキャンして、3Dデータ作成→デジタルのゲームの世界でガンプラバトルを行うというもの。アニメの中の「ガンプラバトル」が遂に現実になりつつあるということで話題を呼んでいる。他には組み立て教室や初公開の新アイテムを含むガンプラ展示などがあり、ガンプラを「見て、作って、遊んで」楽しめる体験施設で親子が世代を超えて楽しむ姿があった。

イベント期間中は夏休みということでひときわ賑わうお台場・ダイバーシティ。その各階エレベーターや柱にはガンプラやキャラクターの装飾が施され、フェスティバル広場の「実物大ユニコーンガンダム立像」と合わせ、館の随所でガンダムの世界観を表現するとともに、1周年のお祝いムードを盛り上げていた。 (続きを読む…)

2018年07月21日 ~ 2018年09月02日


一部を除く「シウマイ」が「創業110周年・シウマイ誕生90周年記念ロゴ入りパッケージ」となって登場

崎陽軒 創業110周年・シウマイ誕生90周年 記念企画

横浜名物のシウマイで知られる崎陽軒は、今年4月、創業110周年、シウマイ誕生90周年を迎えた。崎陽軒では、この二つの節目を記念した記念ロゴを制定し、1年間を通し、さまざまな記念企画プロジェクトを展開していく予定だ。創業110周年にちなみ、ムック本「崎陽軒Walker」(KADOKAWA刊)を発売。崎陽軒本店では特別記念メニューの提供も行う。4月1日(日)から5月上旬までは、一部の商品を除いて、全てのシウマイの商品が、「記念ロゴ入りパッケージ」となって登場。なかでも、一番人気の「昔ながらのシウマイ 15個入」(税込620円)では、パッケージの中の崎陽軒の“ 崎 ”の文字が、“ 寿 “に変わり、崎陽軒のシウマイのキャラクター“ひょうちゃん”が、紅白のデザインとなって隠れた特別仕様となっている。また、中に封入されている、磁器製の“ひょうちゃん”のしゅう油入れも、周年に合わせ、「創業110周年・シウマイ誕生90周年記念ひょうちゃん」に変身。鯛や花束などを持った、7種類のデザインの今だけの「記念ひょうちゃん」で周年を盛り上げている。日頃から“ ひょうちゃん”を集めているファンは多く、反響が大きいという。崎陽軒では、今後もさまざまな企画・新商品を出していく意向で、横浜周辺の企業や施設とコラボした110周年企画も実施予定だ。

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2018年03月30日 ~ 2018年05月31日


夜景が映る東京シティビューの窓ガラス面にインベーダーを投影

PLAY!スペースインベーダー展

1978年に誕生し、日本中に一大ブームを巻き起こした『スペースインベーダー』が誕生40周年を迎えることを記念したイベントが、六本木ヒルズ展望台 東京シティビューで開催された。“スペースインベーダーと遊ぼう!”をテーマに、“夜景”と“ゲーム空間”と“テクノロジー”が融合する、新しい体験型の展覧会だ。本展では、かつて『スペースインベーダー』で遊んだ世代も、知らない世代でもさまざまな角度で楽しめる新しい体感型アトラクションを用意。東京シティビューの大型の窓ガラス面にスペースインベーダーをプロジェクション・マッピングで投影し、煌めく都心の夜景を眼下に六本木の夜空に襲来するインベーダーを最大10人で協力して倒す「SPACE INVADERS GIGAMAX(スペースインベーダーギガマックス)」、スポーツクライミングのボルダリングをしながら、インベーダーを叩いて倒す「NOBORINVADERS(ノボリンベーダー)」など、近未来的なインベーダーゲームの新たな魅力が楽しめた。「SPACE INVADERS GIGAMAX」の窓ガラス面への投影プレイは、日没後以降のスタート。スペースインベーダーが投影されると歓声が上がり、会場には、若い人から家族連れ、外国人観光客や中高年のサラリーマン層も訪れ、夜はさらに賑わいをみせた。
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2018年01月12日 ~ 2018年01月31日
六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー(六本木ヒルズ 森タワー52階)


「お客様感謝祭」特設会場の入口

JR東日本発足30周年で各種イベントを開催。そのなかから11/25・26の「お客さま感謝祭」をレポート

1987年に旧国鉄が民営化され、JR各社が発足してから今年で30周年。JR東日本では2017年初頭より各種の記念イベント、記念事業を実施してきた。

同社の対象エリアは関東から甲信越・東北まで幅広いが、その各所で「JR30年の歩み」と題したパネル展や、「エキコン」などを開催。これには地域の人とともに30周年を祝おうという想いが感じられた。また、従来から定期的に開催している鉄道ファン向けサービスや旅行ツアーに「JR東日本発足30周年記念」として特別な演出をしたものもあった。

また、今までにない試みも実施された。そのひとつが『お客さま感謝祭』だ。ビル開発、観光、飲食、ベンダーなどのJR東日本グループ関連各社が文字通りお客様への感謝を込めて結集した。駅やJR関連施設ではないサンシャインシティでの開催というのも異例だ。「各地で人気の駅そばやB-1グランプリグルメが結集」「おみやげグランプリ受賞作品販売」などの特別なコンテンツに注目が集まり、主催者予想の倍の動員数となった。こうした魅力的なコンテンツの蓄積は、「民営化30年」の賜物といえるだろう。 (続きを読む…)

2017年11月25日 ~ 2017年11月26日
サンシャインシティ  ( 東京都 > 豊島区 )文化会館 展示ホールB


行列が並んだ対象コロッケ店の「後藤かまぼこ店」。チケットを見せてコロッケをもらう

開通90周年記念イベント 10月9日池上線フリー乗車デー②

東急線沿線の全駅が、終日、自由に乗り降りできた「10月9日池上線フリー乗車デー(以下、フリー乗車デー」で、沿線地域のイベントに参加したり、生活名所や地元のお店を訪れた人の様子や感想は、どうだったのか。当日、無料乗車券提示で、戸越銀座商店街の対象コロッケ店のコロッケ1個と引き換えることのできる「歩きコロッケカード」を先着300名に配布した「歩きコロッケカードキャンペーン」、地元タウン誌「街の手帖 池上線」がツアーコースを監修した池上線の生活名所ツアーの一つ「1駅1皿で巡る レストラン池上線(洋食コース)」、池上線をめぐる品川・大田商店街「わ」フェススタンプラリー参加店の様子などをリポート。また、品川区商店街連合会と大田区商店街振興組合連合会に、イベント当日の商店街の反響について話を聞いた。

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20171009
東急池上線沿線エリア


朝8時、蒲田駅の記念セレモニーからスタート

開通90周年記念イベント 10月9日池上線フリー乗車デー①

三連休の一日となる10月9日(日)、東急電鉄は、池上線開通90周年の記念イベント「10月9日池上線フリー乗車デー」を実施した。大田区と品川区とをつなぐ池上線は、地元の人に愛されている商店街や公園など、みんなの暮らしに役立って生活を豊かにする“生活名所”がたくさんある。この沿線の魅力を多くの人に知ってもらって訪れてもらい、沿線のブランディング化を図り、地域のさらなる活性化につなげていくことが狙いだ。沿線15駅全駅を1日、無料で利用することができたイベントは、首都圏の鉄道会社では初という。無料乗車券は、約19万枚を配布し、過去3年間の同じ日の平均利用者数の3.8倍となる、延べ56万9,000人が乗車した。各駅の商店街や公園、商業施設等のスポットでは、プロの将士と対戦できる「縁台将棋大会」や、洗足池のボート無料など、この日だけのさまざまなイベントを展開。商店街では、無料乗車券を提示して特典が受けられる“おもてなし”も用意した。また、千円札一枚のお手頃価格で、地元のグルメや、歴史、アートや酒場巡り、鉄道ファン向けのツアーと、池上線の魅力をさまざまな角度から楽しめるガイド付きツアー(事前予約)も実施。終日、全駅で何度でも乗り降りが自由とあり、各駅を移動して沿線の“生活名所”を楽しんだ人が多かった様子だ。

20171009 ~ 2017年10月09日
東急池上線沿線エリア


10月8日にチャリティウォーキングイベント「ウォーカソン」を実施

DENMARK フェス&ウォーカソン

日本×デンマーク外交関係樹立150年記念フェス&ウォーカソン実行委員会(エコー・ジャパン株式会社、ノボ ノルディスク ファーマ株式会社、朝日新聞社)は、日本とデンマークの外交関係樹立 150 周年を祝した記念イベント「DENMARK フェス&ウォーカソン」を豊洲公園で開催した。イベントのテーマは、「SHARE HAPPINESS, WALK FOR HAPPINESS ―世界で一番幸せな国デンマークを歩こう―」。「世界で一番幸せな国」として知られる、デンマークの国や文化、ライフスタイルなどの情報を発信するイベントだ。芝生の公園の会場内には、子どもに人気のデンマークの玩具「LEGO(レゴ)」のミニカー製作体験ができるブース、子どもが遊べる家具として北欧を中心に人気を集めている「ボブルス」の体験ができるブースなどを用意。フードコーナーでは、創業以来、デンマークを手本にするベーカリー「アンデルセン」がデンマークのソーセージを使用したデンマークホットドッグなどを販売した。ステージには、元プロゴルファーの古関美保さん、元スキー・ノルディック複合日本代表選手の荻原健司さん、次晴さんらが登場。ファミリーに人気の豊洲エリアで、子どもから大人まで楽しめるコンテンツを用意した。イベント二日目となる10月8日(日)には、エコーがデンマークをはじめ、世界70ヶ国で展開しているチャリティーウォーキングイベント「ウォーカソン」を開催。「ウォーカソン」とは、ウォーキングとマラソンを掛け合わせた造語のこと。参加者が1キロ歩くごとに、100円の寄付金がNPO・NGO団体に寄付される。ウォーカソンには、デンマーク王国のフレデリック・アンドレ・ヘンリック・クリスチャン皇太子殿下ならびにメアリー・エリザベス皇太子妃殿下をはじめ、1,700名以上が参加をした。
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2017年10月7日(土)、8日(日)
豊洲公園


ひとつひとつの提言について、自分の意見を述べる

「キッザニア東京」でアニバーサリーイベント『KidZ Make Revolution!』 を開催~日本のものづくりや文化を学び、未来につなげよう!

“こどもが主役の街”として職業と社会の体験を提供するキッザニア東京は2006年にオープン、今年は11年目となる。創業日の10月5日前後には毎年アニバーサリーイベントを開催しており、今年は『KidZ Make Revolution!』と題して実施された。来年に迎える明治150周年にちなみ明治維新のころから続く「ものづくり」や「文化」について学び、体験しながら、その延長線上にある日本のこれからについてこども達が提言をするという、こどもが主役となって過去と未来をつないでいく企画だ。具体的には「オリジナル鳴子を作ろう」「『よさこい鳴子踊り』を踊ろう!」「みんなで『巨大からくり装置』を作ろう」「こどもサミット“KidZ Make Revolution!”」という4つのプログラム が実施された。このなかで取材をした「こどもサミット」は、日本の課題をこども達が話し合い、未来に向けた提言を決めるというもので、この提言は後日こども議員より、内閣官房「明治 150 年」関連施策推進室へ提出されることが決定した。
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2017年09月29日 ~ 2017年10月05日


「銚電倶楽部」会員限定の竹本社長との懇談会。年末に超レトロ電車に改造予定の2001形車両内で実施

開業94周年 銚電まつり2017

銚子電気鉄道株式会社で、年会費、一口1,800円の会員制となるサポーターズ組織「銚電倶楽部」がスタートし、約8ヶ月が過ぎた。7月22日には、7月5日の開業日を記念した「開業94周年 銚電まつり 2017」が初開催。当日は、銚電まつり記念乗車券や記念弧廻り手形も販売。「銚電倶楽部」会員は、当日、終日無料で乗車ができた。会場は、犬吠駅と仲ノ町駅。鉄道写真家の中井精也氏による「鉄道写真教室」やヘッドマークの当たる大ビンゴ大会等のほか、倶楽部の会員と対話する場を設けたいと、会員限定企画として「代表・竹本との懇談会」を実施。この秋、レトロ感あふれる車両の内装へと改良予定の「超レトロ化改造」についてもアイディアを募った。車両デザインの改装工事費用は、株式会社金太郎ホームとの車両ネーミングライツ契約に基づく協賛金(10,000,000円)が充てられる。依然と苦しい経営状況のなか、魅力ある車両をつくり、今後の集客につなげたい意向だ。「銚電倶楽部」の会員数は、現在、約140名。会員数は少しずつ増えているものの、スタート直後の勢いは薄れ、告知不足もあり伸び悩んでいる。もっとも、今年で3年目を迎えた「お化け屋敷電車」(7月16日~8月25日)は、好調。今年のストーリーは「神隠しの花嫁」。駅内でのお化け屋敷体験と、ぬれ煎餅手焼き体験もでき、たい焼き1個が付く。ラストは笑いとオチも付く人気企画で、ファミリー層からカップル、仲間同士のほか、一人で参加しても楽しめそうだ。
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2017年07月22日
犬吠駅(One Two Smile OTS 犬吠埼温泉 犬吠駅前広場)、仲ノ町駅(仲ノ町車庫)


2回以上見て堪能する来場者が多数

東京タワーからの夜景に投影!4Dプロジェクションマッピング「CRYSTAL TOKYO TOWER」~『ファイナルファンタジー』30周年記念

『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズは2017年、30周年を迎える。これを記念して、DeNAとスクウェア・エニックスが配信中のゲームアプリ『ファイナルファンタジー レコードキーパー(FFRK)』は、GW期間中、東京タワーとのコラボレーションイベント「CRYSTAL TOKYO TOWER by FINAL FANTASY Record Keeper」を開催した。メインの企画は東京タワー大展望台の窓に映し出す4Dプロジェクションマッピング。展望台から見える夜景を背景に、FFシリーズの歴代のバトルが大迫力で繰り広げられる。「夜景×プロジェクションマッピング」という企画は各地の展望スポットで他にも実績があるが、東京タワー展望台という最適な背景を得て「巨大な映像で浮かび上がったゲームキャラが夜の東京に降臨する」という試みは珍しく、FFファンならずとも大いに楽しめるものだった。 (続きを読む…)

2017年04月28日 ~ 2017年05月07日
東京タワー ( 東京都 > 港区 )大展望台


埼玉県・春日部市・東武鉄道が共催

クレヨンしんちゃん25周年記念企画 オラのマチ春日部にくれば~

「クレヨンしんちゃん」は1990年にマンガ連載開始、92年にテレビアニメ放送が開始してブレイクし、人気アニメコンテンツとなった。クレヨンしんちゃんは家族とともに埼玉県春日部市に住んでいることから、春日部市にはしんちゃんの特別住民登録があり、同市の「子育て応援キャラクター」などとしても登場している。埼玉県は2015年「さいたま観光サポーター」に任命。

こうした地域で盛り上がる流れのなかで、クレヨンしんちゃん25周年記念プロジェクト実行委員会・埼玉県・春日部市・東武鉄道の共催で、クレヨンしんちゃん25周年プロジェクト記念企画が進められた。「ラッピングトレイン」「ラッピングバス」「オラマチカフェ」や各種展示などを実施している。子ども時代にクレヨンしんちゃんを見た世代が親となり、家族で再び楽しむようになったこともあり、クレヨンしんちゃんの映画作品は2015年、2016年と立て続けに歴代の実績を塗り替えるヒットを記録。ちょうど25周年のタイミングに“第2次しんちゃんブーム”がきているという。埼玉県・春日部市はしんちゃんを起用して今後インバウンド需要対策にも力を入れていくということで、周年イベントをきっかけとしてさらに勢いづく次の展開が楽しみだ。 (続きを読む…)

2016年11月03日 ~ 2017年3月(予定)


ドラゴンクエスト30周年プロジェクトの詳細は公式サイトへ

「ドラゴンクエスト30周年プロジェクト」日本ゲーム大賞2016経済産業大臣賞を受賞!ゲームの枠を超えてヒット企画を連発

ロールプレイングゲーム(RPG)の草分けであり、現在も日本を代表するゲームコンテンツである「ドラゴンクエストシリーズ」(2016年6月現在、累計出荷本数6800万本)は今年誕生30周年を迎えた。ドラゴンクエスト30周年実行委員会はゲームの世界の枠を大きく超える大規模プロジェクトを3年前より企画。メインコンテンツとして2016年5月から9月までに『竜王迷宮からの脱出』『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』『ドラゴンクエストミュージアム』の3企画を大成功させた。その業績はゲーム業界からも大いに注目され、2016年9月、日本ゲーム大賞の経済産業大臣賞を受賞した。今回は会場を訪れた『ドラゴンクエストミュージアム』のレポートおよび、同実行委員会統括プロデューサー市村龍太郎氏のインタビューを中心に、30周年企画の全体像を紹介する。

30周年企画の概要

■リアル脱出ゲーム×ドラゴンクエスト『竜王迷宮からの脱出』

■ドラゴンクエストⅢをベースに創作した劇場ライブ『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』

■ドラゴンクエストの30周年の集大成としての展示を行った『ドラゴンクエストミュージアム』

■ドラゴンクエスト30周年オフィシャルパートナー企業によるコラボ企画

■各種のドラゴンクエスト30周年記念商品の発売

■ユニバーサルスタジオジャパンとのコラボ企画(開催時期未定)

■その他

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2016年05月13日 ~ 2016年05月15日


第一回山の日記念全国大会in上高地 フライヤー1

今年誕生の国民の祝日「山の日」各地の動き

今年から誕生した8月11日の「山の日」は、「海の日」の施行以来、約20年ぶりとなる新しい国民の祝日だ。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する。」趣旨のもと制定された。実は、山に関連する祝日は世界初。国内外から注目を集めた「山の日」の、各所でのイベントの動きをまとめた。 (続きを読む…)

2016年08月11日


「グローイング・パレード」のクライマックス

うめきたフェスティバル2016

大阪梅田北ヤード地区の中核施設であるグランフロント大阪の「まちびらき」3周年を記念して「うめきたフェスティバル2016」が開催された。会期中はイノベーションの創出と発信を強調した大小合わせて36の新規性に富んだ企画が実施され、国内外の著名人によるトークショーやシンポジウム、産官学連携による最新技術の展示発表などに多くの人が足を運んでいた。同イベントの一部の企画は国の国家戦略特区制度を利用しており、今後さらに国の成長戦略に則った企画や、国内外の企業や人材による新たなイノベーションの創出が期待される。 (続きを読む…)

2016年03月25日 ~ 2016年04月03日


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