2018年国際水協会(IWA)世界会議・展示会にて一般向けサイドイベント『それってホント?世界の水問題と日本の水事情!!』を開催
2018年国際水協会(IWA)世界会議・展示会は9月16日(日)に開幕し、開会式には皇太子ご夫妻が出席され、開催国委員会会長を務める小池百合子知事のあいさつもあった。同会議は2年に1回開催される国際会議で、初の日本開催となる。21日まで6日間の会期中には98か国約9,800人が参加した。上下水道などの水分野の産学官の専門家が一堂に会する貴重な機会であるが、一般の人にとってはなじみがなく、国際会議が開催されることすら認識されにくい。しかし今回、一般の人が参加できるサイドイベントを開催して水問題への理解を深めようという試みが実施された。本会議場である東京ビッグサイトに近い会場で、17日のイベントは3部構成で行われ、幅広い年代の多様な参加者が楽しみながら水の知識を学んでいた。
「高校生による研究発表」…期待以上にハイレベルな研究発表に、聴講の大人も真剣に質問をぶつける場面があった。
「水に関するトーク&体験」…タレント峯岸みなみさんをゲストに水の問題を身近に考えるトークや水技術の実演・体験展示があった。
「シンポジウム」…水関連企業の発表の後、一般の人にもわかりやすい切り口でのディスカッションが開催された。 (続きを読む…)
東京農工大、金沢工業大、久留米高専などが受賞!「第 13 回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」
航空宇宙に関する学術研究の普及・促進を図るために大学・企業・団体が参加して設立された「一般社団法人 日本航空宇宙学会( http://www.jsass.or.jp/web/index.php )」は、昭和9年設立と長い歴史と実績を誇る。同団体が13年前の2005年より開催しているのが「全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」だ。書類エントリーを通過した全国の大学と高等専門学校のチームが参加して、大田区のスポーツ施設で開催された。金曜日に機体審査と飛行練習、土曜日に予選、日曜日に決勝が行われ、「一般部門」「自動操縦部門」「マルチコプター部門」「ユニークデザイン部門」の 4 部門で熱い空中戦が繰り広げられた。課せられた複数のミッションのオールクリアを目指して競い合った学生たちは、高得点を上げるチーム、故障して飛び立てなかったチームなど悲喜こもごもだったが、順位だけにとどまらないさまざまな価値と成果を手にして大会を終えたようだった。 (続きを読む…)
子どもから大人まで楽しめるテクノロジーが集結! 品テクマルシェ on the GREEN 2017
近年の再開発で最先端の高層ビルが立ち並ぶ品川港南エリアには2015年オープンした複合施設「品川シーズンテラス」にて、グローバルなモノづくり・IT企業の最新技術を子どもたちが気軽に楽しく体感できる場として「品テクマルシェ」が開催された。品川港南エリアは富士通、ソニー、マイクロソフトなど、ものづくりやITの大企業がオフィスを構えていて、関連する企業も多い上に、タワーマンションが続々と供給され、ファミリー人口が急増している地域でもある。メイン会場である品川シーズンテラスの芝生の広場は多くの家族連れで賑わった。近隣オフィスワーカー向けのイベントも合わせて行われた。オフィスも住宅も新しい新興地域で、地元を楽しめる体験を提供し、ヨコのつながりを促す「エリアマネジメント」の先進的・積極的な取り組み事例といえる。 (続きを読む…)
日本唯一の民間月探査ロボットも登場!ディスカバリーチャンネル科学実験館~コズミックカレッジ~
CSデジタル衛星放送およびケーブルテレビ放送向けドキュメンタリー専門番組「ディスカバリーチャンネル」の日本法人であるディスカバリージャパン株式会社がJAXAとともに主催する「科学実験館~コズミックカレッジ~」が、この夏、全国5都市の大学を会場として開催された。2009年よりスタートしたこのイベントには、全国でのべ4万人を超える親子が参加している。今季の最終開催場所となる早稲田大学でのイベントを取材した。今年のテーマは「もうひとつの地球へ、大冒険!」。実験やレクチャーをひとつずつクリアしながらもうひとつの地球を目指すというストーリー仕立てになっている。三菱電機宇宙システム事業部、KDDIの月探査プロジェクト「HAKUTO」も参加する2時間のプログラムは盛りだくさんの内容で、大人も子どもも楽しめるよう工夫されていた。 (続きを読む…)
G7茨城・つくば科学技術大臣会合開催記念事業 INNOVATION WORLD FESTA 2016 Supported by CHINTAI
J-WAVEが筑波大学とタッグを組み、伊勢志摩サミットに併催される科学技術の国際会議「G7茨城・つくば科学技術大臣会合」のプレイベントとして開催した、J-WAVE初となるテクノロジーと音楽の融合イベント。筑波大学を会場に、イベントのプロデュースには筑波大の学生チームも参加。産学官連携の一大イベントとなった。昨年、スタートした次世代のイノベーターを目指すベンチャー企業家、クリエイターが毎月登場するJ-WAVEのラジオ番組「INNOVATION WORLD」を中心とし、堀江貴文、夏野剛など日本を代表する各分野のイノベーターによるトークセッション、イノベーティブなアーティストのこの日限りのライブパフォーマンス、そして最先端のベンチャー企業の出展、公開レコーディング、ラジオの公開放送などさまざまなコンテンツを用意。「INNOVATION WORLD」のナビゲーターでもあるm-floのVERBALと、C-Channelの森川亮がイベントプロデューサーを務め、テクノロジーと音楽の祭典を盛り上げた。
こども科学センター・ハチラボ
平成22年11月。「渋谷の街からノーベル賞を!」という願いをこめて、子供たちの“夢”と科学する心を育む施設「こども科学センター・ハチラボ」が誕生した。“見て・触って・考える”をテーマに「常設展示」「企画展示」のほかに、実験やものづくりを行う「ハチラボ講座」や「ワークショップ」などを実施している。ハチラボ講座やワークショップには、多くの児童が参加し、デジタル化の波に忘れがちな、科学の力を体験している。 (続きを読む…)
チームラボ 踊る! アート展と、学ぶ! 未来の遊園地
チームラボは、デジタル領域を中心に独創的な事業を展開するウルトラテクノロジスト集団。本展は、「踊る! アート展」と「学ぶ! 未来の遊園地」の2つのゾーンで構成され、これまでに発表されたデジタルアート作品と遊園地作品を一度に体験できる世界初の企画展となる。
また、開館以来、科学技術を文化ととらえて活動をしてきた日本科学未来館が、本格的に取り組む初の「アート展」としても注目度が高い。チームラボのつくり出す新たな表現との出合いは、科学技術の新しい見せ方や、テクノロジーが切り拓く表現の可能性を感じさせるものであり、デジタル技術とアートの未来、そして日本文化の再解釈に思いを馳せる絶好の機会を提供してくれる。
なお、2月1日(日)には、来場者数が15万人を突破。好評につき、会期が5月10日(日)まで大幅に延長された。 (続きを読む…)
ヒカリ展 光のふしぎ、未知の輝きに迫る!
ヒカリ展は、「宇宙と光」「地球と光」「人と光」をキーワードに、美しい光の世界を紹介する展覧会。本展では、目に見える光(可視光)だけでなく、電波や赤外線、紫外線、X線なども含めた広い意味での光を扱う。太陽や星、オーロラ、光る鉱物や生物など自然界に存在する、また明かりなど人がつくり出す、さまざまな「ヒカリ」を集め、その魅力や疑問、可能性に迫る。
展示品には、世界初公開の「光る花」と「光る繭」のコクーンツリー、そして蛍光鉱物や光の正体を探った科学者たちが書いた著書の初版本など、研究所や各機関から提供された貴重な品々が多数揃う。
丸の内キッズジャンボリー2014
夏休みの参加・体験イベント『丸の内キッズジャンボリー』が今年も東京国際フォーラムを大開放して開催された。学校では学べないことが学べる「TIFワンダーキャンパス」をはじめ、多彩なワークショップが揃う「ワンダークラブ」、体験型ブースが集合した「わくわくブース」、音楽やダンスでいっぱいの「ワンダーステージ」など、150以上のプログラムが用意され、夏休みの宿題や自由研究のネタもぎっしりと詰まっている。2007年に東京国際フォーラム開館10周年記念イベントとして初開催され、今年で8回目を迎えた。子どもだけでなく、大人も楽しめる多彩で充実したプログラムが大きな人気を呼んでいる。 (続きを読む…)
太古の哺乳類展―日本の化石でたどる進化と絶滅―
約1億2000万年前から1万年前まで、日本に生息し、今では絶滅して見ることができない数々の哺乳類を多角的に紹介する展覧会。恐竜の陰に隠れ、ひっそりと生きていた原始的な小動物から、マンモスのような巨大動物まで、貴重な化石標本約170点が日本中から集結。大人(オス・メス)と子どもの全身復元骨格3体を家族と見立てた、迫力のある「ナウマンゾウ」や、日本で発掘され、世界的に有名となった約1300万年前に絶滅した“海獣”「パレオパラドキシア」の化石標本など、これだけの規模・内容で“日本の太古の哺乳類”について紹介した特別展は世界初となる。家族や友人、カップルで太古の日本にタイムスリップができる「古代の動物園」だ。また、来場者が太古の哺乳類と現生の哺乳類を両方合わせて楽しめるよう、上野動物園や多摩動物園とのタイアップも展開。スタンプラリーや相互割引を実施している。 (続きを読む…)
宇宙博2014―NASA・JAXAの挑戦
人類初の宇宙飛行から約半世紀。近年、「はやぶさ」帰還やイプシロンロケット打ち上げ成功、若田光一JAXA宇宙飛行士の国際宇宙ステーション船長就任な ど、日本の宇宙開発の目覚ましい躍進が注目される中、NASAを中心とした世界の宇宙開発の歴史とともに、日本の宇宙開発への取り組みと成果を一堂に紹介 する国内最大級の宇宙博。NASAやJAXAの宇宙開発に関する貴重な実物資料、実物大モデルなど約500点を展示。現在も活躍中の火星探査車「キュリオ シティ」のNASA製作実物大モデル機は米国外で初展示する。また、「アポロ司令船」、スペースシャトル「アトランティス」、「きぼう」日本実験棟など は、外観だけでなくその内部まで精巧に再現。細部にわたり「リアルな宇宙」を体感することができる。スタッフは、JAXA職員など専門家による説明会を事 前に開催。展示内容をスタッフ全員が理解できるよう努めた。 (続きを読む…)
ヨコハマ恐竜展2014 ~新説・恐竜の成長~
「新説・恐竜の成長」をテーマに、映画「ジュラシック・パーク」の監修者で、主人公のモデルとしても知られるアメリカ・モンタナ州、ロッキー博物館の古生物学者ジャック・ホーナー博士と博物館の研究チームが企画・監修。「現在、学名が付けられた白亜紀の恐竜のうち1/3以上が、実は異なる種ではなく同一種の成長個体である」という、博士が提唱する新たな仮説をもとに展示を構成し、見た目や生活様式まで劇的に変化する「恐竜の成長」の謎に迫る。また、8つの製造工程を疑似体験しながら太古の恐竜の知識と恐竜ロボットの最新テクノロジーを学べる「恐竜ロボット・ファクトリー」、ティラノサウルスやブラキオサウルスなどの恐竜と触れ合える「プレイ恐竜コーナー」などの体験型企画も設置。他に、館内でゆっくり過ごせる「モンタナアウトドアパーク」もあり、親子で夏休みに足を運び、社会見学の場として楽しめる趣向を凝らしている。 (続きを読む…)
トイレ? 行っトイレ! ボクらのうんちと地球のみらい
日常生活から地球環境に至るまで、あらゆる側面で私たちの「生きること」と関わっている『トイレ』。赤ちゃんからお年寄りまで、それぞれの年齢層で抱える排泄の問題、そして世界で約25億人がトイレを使えない環境にある現実を前に、地球上の一人ひとりにとって“幸せなトイレ”とはどんなものなのかを、オープンに愉快に語り合う。これまで大きな声で語られることのなかった『トイレ』という存在を軸に、子どもから大人までが学び、楽しめる企画展となっている。夏休みの自由研究の場としても大いに活用できそうだ。 (続きを読む…)
宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)
「宇宙を感動する」をコンセプトとし、星空や宇宙空間、最先端の研究、宇宙からインスピレーションを受けたカルチャーなどを楽しめるエンタテインメント施設。9つのエリアは入館者の心の動きを意識したストーリーに沿って構成されており、全てのエリアを体験することで一貫したエンタテインメントとして楽しむことができる。2014年7月8日にオープン。これに合わせ、第1回企画展「宇宙旅行でジャンプ!!〜TeNQ式宇宙旅行展〜」を9月30日まで開催する。営業時間は平日11:00〜21:00、土日祝・特定日10:00〜21:00(最終入館20:00)。 (続きを読む…)
APPS JAPAN 2014
APPS JAPAN(アプリジャパン) 2014は、1994年の初開催から今年で21回目を迎えるINTEROP TOKYOの5つ目の派生イベントとして、今回、初開催された。アプリケーションに特化した展示会であり、60社を超えるアプリケーション開発企業が参加。アプリユーザー企業のスタッフを中心とする様々な関係者が数多く詰めかけた。インターネットやソーシャルメディアの普及をはじめ、最新の技術や環境の整備によって、多種多用なアプリケーションの開発やサービスの需要がよりいっそう高まっている。最新のアプリケーション開発の現状がしっかりと把握できる意義深いイベントとなった。 (続きを読む…)
特別展 医は仁術
「現代の医師が、もし幕末にタイムスリップしたらどうなるか?」を描いた医療漫画を原作とするドラマ「仁-JIN-」を制作したTBSが企画する江戸の医療の展覧会。展覧会のPRとして、ドラマに出演していた俳優の大沢たかおさんがナビゲーターを務めた。江戸時代に日本初の人体解剖が行われ、中国から来た漢方と西洋から来た蘭方が、「医は仁術」が実践された日本で、いかに独自に発展して人々を救い、世界の最先端といわれている日本の医学・医療の始まりをつくったのかを探る医療展となっている。当時の希少な解剖図などの史料のほか、江戸時代の医療道具等も展示。最先端医療では、人体の可視化をテーマに3Dプリンターによる臓器モデルなど、日本が世界に誇る技術を紹介。77年ぶりに発見された杉田玄白らの直筆掛軸や山脇東洋の『蔵志』原本が初公開された。本展は今年12月から長崎歴史文化博物館を皮切りに、宮城県、長野県、福岡県で巡回が予定されている。 (続きを読む…)
第5回東京国際科学フェスティバル – TISF2013
世界天文年2009、ダーウィン生誕200年、「種の起原」刊行150年を記念して、2009年に第1回が創設された東京国際科学フェスティバル。第4回までは国立天文台が主催し、第5回を迎えた今年からは、市民を中心に実行委員会を結成して開催された。モットーは「地域の絆を世界の絆に」。首都圏各地で個別に開催されている科学系イベントをフェスティバルに登録し、多様な主体の恊働によって子どもから大人まで参加を促すことで、“科学好き市民”のコミュニティ形成を目指す。
サンダーバード博 ~世紀の特撮が描くボクらの未来~
1965年に100年後となる2065年の未来を舞台にイギリスで誕生した、SF特撮作品「サンダーバード」。その記念すべき50周年となる2015年を前に開催された企画展。最先端の科学技術で開発されたスーパーメカを駆使して、世界各地で発生した事故・災害の危機に直面した人々を「国際救助隊」が救済するストーリーと、人形劇とは思えぬリアルさとデザインは今なお世界中の人々を魅了し、日本でも1966年のTV放送以降、何度も再放送されている。本展では本邦初の3D映像や、スーパーメカの展示、レスキュー体験ができる参加体験型展示のほか、「サンダーバード」に描かれた未来と比較する形で、現在の日本の先端科学技術も紹介。初回放送を見た中高年層から、子ども連れの家族まで楽しめる内容をレポートする。
第24回英国科学実験講座 クリスマス・レクチャー2013 現代の錬金術師 東京会場
英国で180年以上の歴史を持つ子ども向け科学実験講座を日本で再現。世界的に著名な科学者を講師に迎え、ユニークな実験やデモンストレーションを通して、最先端の科学をわかりやすく紹介している。毎年さまざまなテーマで行われ、今回は「化学」をテーマに、ケンブリッジ大学のピーター・ウォザーズ博士を「現代の錬金術師」になぞらえ、炎や水、空気に秘められた化学の世界を紹介。五感に訴える実験や大がかりな装置を使った実験で元素の働きや特性を解き明かした。
「波瀾万丈!おかね道―あなたをうつし出す10の実験」
お金の使い方に現れる人間の特性を、参加者が自ら実験することであぶり出していく企画展。実験結果から、それぞれのクセが脳や心のどのような働きから生まれるのか、自らの何気ない選択や行動が社会にどのような影響を与えているのかについて学ぶことができる。