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イベントレポート


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川崎市とどろきアリーナ・サンダースクエアの様子

SDGsの17の目標にチャレンジする「&ONE days」、取り組んだのはBリーグの川崎ブレイブサンダース

3月27日(土)、28日(日)の2日間B.LEAGUE 2020-21 SEASON 第29節 オカムラpresents「川崎ブレイブサンダース×滋賀レイクスターズ戦」(会場:川崎市とどろきアリーナ)が、国連が定める持続可能な開発目標であるSDGsの17の目標にチャレンジする「&ONE days」として開催された(協力:川崎市、慶應義塾大学SFC研究所xSDG・ラボ)。
川崎ブレイブサンダースは、2020年9月に、SDGsに取り組むプロジェクト「&ONE」(アンドワン)を発足。今節、SDGsの17項目すべてに取り組んでみる、というプロスポーツクラブで前人未踏のチャレンジを行う意向だ。

試合が実施された2日間には、車内に川崎ブレイブサンダースの選手・スタッフによるSDGsの17目標に対するメッセージを掲載した&ONE仕様の「SDGsバス」の運行(3月27日より約1カ月間)や、フードドライブ(賞味期限が近づいた食品を集めてフードバンクかわさきへ寄付)の実施など、「&ONE」のプロジェクトアドバイザーを務める慶應義塾大学大学院 蟹江憲史教授の研究室と共に企画した取り組みをはじめ、地産地消のキッチンカーや、自転車発電体験により発電した電気で景品が出てくる仕掛けのガチャガチャの用意など、多数のパートナーとの取り組みによるスペシャルイベントを用意。
来場者がSDGsについて学び、興味を持つだけではなく、参加できるさまざまな取り組みを実施した。

川崎ブレイブサンダースの「&ONE」プロジェクトのコンセプトは、“バスケットボールやホームゲームを通じて、すべての人に「健康」と「働きがい」の機会を提供し、川崎をより「住んで幸せな街」にすること、にコミットする”。
なぜ、今、クラブチームが一丸となってSDGsに取り組むのか。「&ONE days」の開催で地域にどのような効果があるのか。川崎ブレイブサンダースの取り組みをまとめた。

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2021年03月27日 ~ 2021年03月28日
川崎市とどろきアリーナ


その後、ようやく聖火ランナーが登場。大通りを駅に向かって進む

東京2020オリンピック聖火リレー、始まる(栃木県2日目第8区間ドキュメント)

東京オリンピックの聖火リレーが、3月25日に福島県をスタートして始まった。
新型コロナウイルスの感染は収束していないが、観覧者には、住まいに近い場所で密集の回避やマスク着用、大声を出さない拍手での応援、また、自宅で特設サイトでの視聴も呼び掛けている。オリンピックの象徴である聖火は、121日間をかけて約1万人のランナーが参加し、47都道府県を巡ることとなる。
組織委員会が掲げるオリンピック聖火リレーのコンセプトは、『Hope Lights Our Way/希望の道を、つなごう。』
聖火がもたらす希望の光をつなぎ、日本中の多くの人々に、その希望を届けていきたいとしている。

聖火リレーのスポンサー企業は、コカ・コーラ、トヨタ、NTT、日本生命の4社。コカ・コーラとトヨタは、東京オリンピックのスポンサーランクの頂点「ワールドワイドオリンピック パートナー」、NTTと日本生命は、「東京2020 オリンピック ゴールドパートナー」である。
聖火リレーでは、独自のコンボイ車両も帯同し、応援グッズ・サンプリンググッズの配布やパフォーマンスを実施し、聖火リレーを盛り上げていく。
聖火リレーの最上位スポンサーとなるプレゼンティングパートナーであり、聖火ランナーの募集キャンペーンの実施や、聖火リレーのエンブレム等を使ったプロモーション活動の実施も可能となっている。

3月29日(月)に行われた栃木県二日目、宇都宮市第8区間の聖火リレーの様子を沿道で取材した。聖火リレー隊列車両の一部始終をレポートする。また、聖火リレーの栃木県実行委員会担当者に、組織の内容などについて話を聞いた。

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2021年03月25日 ~ 2021年07月23日


スタンドの様子。等間隔で観客が座りガラガラには見えない

待望の有観客試合ドキュメント <サッカーJ2リーグ「ジェフユナイテッド千葉×栃木FC」>

新型コロナウイルス感染症の影響で、無観客での公式戦が続いていたプロ野球、サッカーJリーグは、7月10日から政府の方針に従って、プロ野球は5,000人、Jリーグは、5,000人または会場収容率50%のうち少ない方を上限とした入場が可能となった。
観戦にはマスク着用や入場時の検温を義務付け、観客同士の距離を保つように数席分を離して着席。飛沫感染を防ぐため、試合中に大声を出したり、鳴り物やジェット風船を飛ばすといった応援は中止するなど、感染予防策が取られている。
基本方針はプロ野球、Jリーグとも変わらないが、場内でのアルコール飲料の販売は可能としたプロ野球に対し、Jリーグは禁止に。野球より、さらに接触競技となるJリーグが感染予防の危険性を大きく捉えている印象も受けた。
Jリーグでは、長距離移動による感染リスクを防ぐためアウェイチームファンの観戦を控えるよう呼び掛け、開催予定となっていた試合の対戦カードを全て組み直し、感染予防の観点から近隣クラブとの対戦を優先的に実施していく。
プロ野球、Jリーグとも8月1日をめどに入場は収容人数の50%までに引き上げられる予定だが、首都圏を中心に感染者が増加していることから、7月20日ごろの感染状況を見極めて判断されることとなっている。
実際に、会場での観客の様子、会場のコロナウイルス対策、試合の様子はどうだったのか。
7月11日(土)、フクダ電子アリーナで行われたジェフユナイテッド千葉×栃木FCのJ2の試合の様子をレポートする。

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2020年07月11日
フクダ電子アリーナ(千葉県千葉市)


首都圏の三井ビルに勤務するメンバーで構成された12チームが決戦大会に参加

三井不動産オフィスビル入居企業の交流イベント「『三井のオフィス』スポーツフェスforTOKYO 2020 FUTSAL CUP2019」

東京2020公認プログラムとして開催し、三井不動産が管理運営を行う首都圏のビルを「日本橋・豊洲」、「新宿」、「大崎・横浜」、「飯田橋・汐留」、「丸の内・日比谷・千葉」「霞が関」の6つのブロックで区切り、各ブロックごとに予選大会を実施し、各ブロックの上位2チームが決勝大会に進み、首都圏横断フットサル大会の2019年王者を競うスポーツフェスが、今年も豊洲テントドームで開催された。本イベントの開催は、今年で3回目。コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社が後援し、『三井のオフィス』の入居企業とともに作り上げていくイベントである。

一チームには一人以上の女性参加が必須となっており、首都圏の三井ビルの入居者であれば、一つの会社から複数のチームが出場してもOK。三井不動産では、オリンピックの正式種目となった3人制バスケットボール3×3(スリーエックススリー)やリレーマラソン大会など、スポーツを通じて、『三井のオフィス』で働くワーカーの普段と違う一面が見られたり、社内外の交流を広げる場となるスポーツフェスをこれまでも開催してきているが、本大会は競技人口の多さゆえか、70社100チームがエントリー。大きな盛り上がりを見せている。

11月17日(日)の決勝日には、予選6ブロックを勝ち抜いた、計12チームの戦いに、元サッカー日本代表の中澤佑二さんが参戦。中澤さん率いる「ドリームチーム」メンバーと優勝チームとの夢の「エキシビジョンマッチ」も開催された。
予選及び決勝大会では、フットサルの応援に来場した家族も、観戦のみならず一緒に参加できるコンテンツ「オリンピック・パラリンピック クイズ」を同時開催。また、決勝大会の会場内では、三井不動産がオフィシャルパートナーを務める車いすラグビーの体験会を実施。フットサルだけでなくパラリンピック大会の種目も楽しめ、参加者に好評だった。

 

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2019年10月06日 ~ 2019年11月17日
フットサルクラブ東京豊洲テントドーム


開催都市特別サポーターに就任した3人

東京都が「ラグビーワールドカップ2019™日本大会1年前イベント」を銀座で開催

東京都は、2019年9月~11月に日本全国12会場で行われるラグビーワールドカップ2019™日本大会の開幕1年前を記念し、銀座で1年前イベントを開催した。開催都市特別サポーターとしてお笑い芸人の渡部建さん、女優の山崎紘菜さん、現役ラグビー選手畠山健介さんが就任し、3名はその後行われたトークショーにも登場した。銀座の交差点に面した会場ということで通りすがりに立ち寄ってラグビー体験やアンケートに参加する人も多かった。子どもたちがラグビーボールでキャッチボールをしたり、キックに挑戦することができる体験コーナーでは社会人ラガーマンたちが基礎を教えて一緒に遊びながらサポート。後半には急遽小池都知事も会場を訪れ、ラグビー体験のパフォーマンスを披露するとともに、ラグビーの楽しさをPRした。今までラグビーをあまり見たことがない一般の人たちにも2019年のラグビーワールドカップへ気軽に足を運んで欲しいという主催者の意気込みが大いに伝わってくるイベントだった。 (続きを読む…)

2018年09月23日


いよいよ決勝第1戦目がスタート

2019年のいばらき国体の文化プロプログラムとして、eスポーツ競技大会実施を決めた茨城県が「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI プレ大会」を開催

いきいき茨城ゆめ国体・いきいき茨城ゆめ大会2019の開催準備を進めている茨城県は2018年5月、国体で初めて文化プログラムとして、eスポーツ選手権を開催することを決定し、2018年の9月にプレ大会が開催された。種目はサッカーゲームの「ウイニングイレブン、通称ウイイレ」(コナミデジタルエンタテインメント、1995年初版発売)。つくば国際会議場で開催された大会は午前中に予選を戦い、決勝に進出した各部8チームが午後に大ホールで決勝トーナメントを行った。初の試みということで集客・運営・観客の反応などすべてが未知数だったが、実施してみるとオープンの部25組、少年の部16組が参加して白熱したゲームを展開し、会場の大スクリーンで映し出されるリアルで迫力あるサッカープレーの映像にゲームを知らない人も大いに楽しんでいた。決勝戦では白熱した接戦の末2-2のドローでこの日初のPK戦により決着がつき、盛り上がりは最高潮となった。主催者は来年のeスポーツ選手権実施への手ごたえを十分につかめたようだった。 (続きを読む…)

2018年09月15日


選手の演技を見守るジャッジたち

「2018FIG トランポリンワールドカップ日本国・前橋大会」~地域を挙げて世界からのゲストを歓迎

FIG(国際体操連盟)トランポリンワールドカップは、トランポリンでは五輪、世界選手権に次ぐ位置づけのFIG認定の世界大会であり、2018年は4月にイタリア・ブレシア、7月にスイス・アローザ、8月に前橋で開催され、今後は10月にポルトガル・ローレ大会が予定されている。日本でのワールドカップ開催は3回目で、過去に川崎(2011)、大阪(2008)で開催歴があるが、7年ぶりの日本開催となった。前橋市は兼ねてよりトランポリン競技の普及・育成を図り、環境を整備し、今回会場となったヤマト市民体育館前橋では全国大会を開催してきた。こうした実績を踏まえ、今回のワールドカップ開催が実現した。開催にあたっては多くの市民ボランティアが運営に参加し、地域を挙げてのイベントとなった。日程はちょうど酷暑の時季と重なったが、外国選手たちは2020年の東京五輪大会の準備として前橋大会に積極参加していて、「日本はとても競技環境がいい」「前橋観光が楽しかった」などとコメントしており、同地滞在については好印象だったようだ。今回は前橋という地方都市(人口約34万人)で開催された、スポーツの国際大会(オリンピック競技種目であるトランポリン)の事例をまとめることにより、今後増加するであろう地方都市における国際スポーツ大会開催についての参考となるような内容でまとめた。

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2018年08月03日 ~ 2018年08月05日


5Gの最新映像技術によりライブ配信を4K×3のワイドスクリーン投影

渋スポEXPO

今年はサッカーワールドカップ大会、2019年にはラグビーワールドカップ、2020年は東京オリンピック大会の開催があり、今、スポーツが大きな注目を集めている。そんななか、7月14日(土)から16日(月・祝)の三日間、渋谷ヒカリエで“「スポーツ」×「先端技術」でひろがるスポーツ観戦の未来を体験しよう。”をテーマとしたパブリックビューイングのイベント「渋スポEXPO」が開催された。
同イベントは、NTTドコモ、NHKの2社がそれぞれのコンテンツを提供する形で展開。NTTドコモ主催「フューチャーエクスペリメントビューイング」では、都内特設会場で元サッカーイタリア代表選手、JリーグOBらが行うフットサルの試合を4Kカメラ4台ほか計30台のカメラで撮影。大容量映像を「高速・大容量」の第5世代移動通信システム「5G」を活用し、リアルタイムに渋谷ヒカリエ会場に伝送した。
NHK主催「2018 FIFA ワールドカップ ロシア 8Kスーパーハイビジョンパブリックビューイング」では、ワールドカップの準決勝戦と3位決定戦の試合(録画)を8KのLEDスクリーンで上映。最終戦となる決勝戦は、生中継された(事前申し込み制)。
「スポーツ×テクノロジー」で、スポーツ観戦の新たな体験価値が向上している。パブリックビューイングは、観戦機会の拡大にもつながる。「エンタテイメントシティSHIBUYA」を標榜し、“人が集まる場づくり”を進める東急グループでも、渋谷でのパブリックビューイングイベントへの関心は高いようだ。

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2018年07月14日 ~ 2018年07月16日
渋谷ヒカリエ ヒカリエホールA・B


最初に何回か試し打ちをしてみる。意外と難しそう

アクアシティお台場で日本初・SCが開発した”ゆるスポーツ”を体験「TOKYO RESORT SPORTS BASE 2018夏」

東京五輪では東京の臨海部で多くの競技が実施され、お台場エリアではお台場海浜公園がトライアスロンなど、青海アーバンスポーツ会場がスポーツクライミングなどの会場となる。三菱地所リテールマネジメントが運営する商業施設「アクアシティお台場」では、この機にお台場をスポーツアクティビティ拠点として盛り上げていくことを目的に、2017年秋、同イベントを初開催した。2回目となる今回は規模を拡充し、ゴールデンウィークを前期、5月後半~6月を後期として各種スポーツの体験イベントを企画した。

前期のイベントのコンセプトは、「ファンスポーツWEEK」。そのなかで注目の競技がアクアシティお台場が世界ゆるスポーツ協会と共に、かつては砲台だった「お台場」の歴史にヒントを得て考案した新スポーツ「CANNOOON BALL!!!(キャノーーーンボール!!!)」である。ショッピングセンターがスポーツを開発しイベントとして実施するのは日本初の試みだ。同ゲームは、2チームに分かれ、スポーツキャノン(大砲)で柔らかい球を打ち合う。取材当日は開催初日だったが、外国人から小さな子ども連れまで多彩な人たちが一緒にゲームを楽しむ姿が見られた。 (続きを読む…)

2018年04月28日 ~ 2018年06月17日


シャドウゲーム優勝・準優勝者は世界大会に出場

世界標準から出遅れるも2月、『日本eスポーツ連合』が発足。市場急拡大が見込まれる「eスポーツ」イベントの現状と展望

2月1日(水)、一般社団法人日本eスポーツ連合が設立された。これまでeスポーツでは国内に3団体があったものが統合されたもの。日本は先進国の中でも数少ないeスポーツ未承認国であったが、今後競技大会の数や規模の拡大が見込まれる。同団体の第1回プロライセンス発行大会として「闘会議2018」が2月10日(日)、11日(月・祝)に開催された。

日本でもeスポーツのイベントが急増している。世界最大のプレーヤー人口を誇る『リーグ・オブ・レジェンド』のプロリーグ初シーズンが今年2月9日開幕した。同リーグ勝者は世界大会に挑戦できる。また、3月21日(水・祝)には株式会社CyberZとエイベックス・エンタテインメント株式会社が主催・運営する「RAGE 2018 Spring」が幕張メッセにて開催され、会場来場者数23732人、オンライン視聴者数706万人を記録した。(写真)

eスポーツは2017年にアジアオリンピック評議会に競技として承認され、2024年パリ五輪の種目となる可能性もある。マーケットの拡大が必至のeスポーツの現状と今後の展望、国内イベント業界へのインパクトについてまとめた。 (続きを読む…)



2018年3月24日に「全日本製造業コマ大戦 第三回県別対抗戦 岐阜大会(特別場所)」を開催

中小製造業が技術を競う喧嘩コマの大会「全日本製造業コマ大戦 第三回県別対抗戦 岐阜大会(特別場所)」

3月24日、岐阜県岐阜市の「じゅうろくプラザ」で、「全日本製造業コマ大戦 第三回県別対抗戦 岐阜大会(特別場所)」が開催された。「全日本製造業コマ大戦(以下、コマ大戦)」とは、2012年より開催されている、各企業や団体が自分たちでコマを作り対決させる喧嘩コマの大会のこと。運営・出場者とも中小町工場が中心となり、実施されている。県別対抗戦は、コマ大戦を多くの地域に広げ、一般の人々に関心をもってもらえるきっかけを作り、大会を通じて県内の企業の連携を深めることを目的として、開催。コマ大戦の公式大会(G1,G2,G3)とは異なり、イベントや展示会場などで開催される「特別場所」の大会で、第三回県別対抗戦 岐阜大会の来場者数は494名。「特別場所」では、他に子ども大会やレディース、高校生の大会なども実施されており、独自ルールの採用も可能となっている。公式大会では、2015年、横浜港大さん橋国際客船ターミナルで、初の世界大会「全日本製造業世界コマ大戦2015」を開催。2017年の「G1 Japana Cup~第3回全国大会」は、5万人を集客し、製造業に馴染みのない市民も巻き込む、ビッグイベントとなった。中小企業の連携により始まったコマ大戦が、なぜ、これほどの広がりを見せたのか。コマ大戦の概要とともにレポートする。

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2018年03月24日
じゅうろくプラザ


「誰でも、見て楽しい」こともアーバンスポーツの魅力

2020東京五輪種目に採用されたアーバンスポーツが活況。4月広島で開催の世界大会『FISE』ほか、最新情報をレポート

五輪では従来競技での若者離れが懸念されており、2020東京五輪では「バスケットボール3×3」「スポーツクライミング」「BMX」「スケートボード」の4種目のアーバンスポーツが正式種目として採用されたが、各種目とも世界で活躍する日本選手のメダル獲得が期待されている。国内でもアーバンスポーツのイベントが拡大中で、4月6日~8日にはアーバンスポーツの世界大会『FISE』が広島で日本初開催され、会期中に86,000人が来場する盛況となった。

このトレンドを受けて、全国各地でアーバンスポーツ関連のイベントが増えている。いくつかのアーバンスポーツは、限られたスペースと簡易な設備で競技の開催が可能であり、創意工夫の余地も大きいことが魅力だ。

アーバンスポーツとは「都市型」スポーツのことで、エクストリームスポーツ、ストリートスポーツ、アクションスポーツ、Xスポーツなどもほぼ同義である。アーバンスポーツの特徴は「個人または少人数で行う競技が多い」「選手の服装は自由」「会場ではDJがナレーション&BGMを流す」などで、都市の若者文化と密接にリンクしている。競技会では勝つことだけでなく観客も一緒に楽しむことや参加選手のパフォーマンスが重視される。

今回は、『FISE』の概要、最近のアーバンスポーツイベント、市場への期待などをレポートする。 (続きを読む…)



キッズサイクル試乗コース

自転車王国と呼ばれる埼玉県が開催「埼玉サイクルエキスポ2018」

埼玉県は自転車保有台数が全国1位。世界最高峰のサイクル・ロードレース「ツールド・フランス」の名を冠した自転車競技のイベント「ツールド・フランスさいたまクリテリム」も開かれるなど、自転車王国と呼ばれ、自転車の楽しみ方や安全利用と埼玉県の魅力を広め、自転車市場の拡大による埼玉経済の活性化につなげるため同エキスポを毎年開催している。今年で5年目を迎える日本最大級の自転車のイベントである。全国から141の企業と団体が出展し、屋外のけやき広場では、オープニングには和太鼓の演奏と和太鼓体験ステージも行われた。呼び物は昨年も好評だった埼玉の魅力を探るミニサイクリングツアー。埼玉アリーナを出発して県内約10キロを走行するツアーで、自転車も無料で貸し出す。家族連れで1日楽しめるイベントでリピーターも多い。 (続きを読む…)

2018年02月17日 ~ 2018年02月18日
さいたまスーパーアリーナ


試合開始前の「VICTORY DANCE」

XFLAGスタジオ 初冠試合「B.LEAGUE 第 21 節 千葉ジェッツ vs サンロッカーズ渋谷」

3月3日(土)と4日(日)、株式会社ミクシィの「XFLAGスタジオ(以下、XFLAG)」は、昨年、パートナーシップ契約を終結したBリーグ所属の「千葉ジェッツふなばし」が船橋アリーナで開催したホームゲーム「B.LEAGUE 第21節 千葉ジェッツふなばし サンロッカーズ渋谷」において、初の冠試合を開催した。千葉ジェッツふなばしは、Bリーグの中でも、1試合の平均観客動員数ならびに年間観客動員数で最多の人数を集客する、千葉県船橋市と拠点とする人気チーム。”ケタハズレな冒険を。”を旗印に、「モンスターストライク」を中心に、ゲーム・アニメ・映画・リアルイベントなど、さまざまなエンターテインメント事業を展開するXFLAGが、当日の冠試合を、“スポーツエンターテインメントショー”として、総合プロデュースした。 3月3日(土)の試合では、「XFLAG Entertainment Partner(XFLAG エンターテインメントパートナー)」に、きゃりーぱみゅぱみゅさんが就任したことを発表。ゲームキャラクターが登場するダンスショーや、その世界観をコートに映したプロジェクションマッピング、バスケットボール・パフォーマンス集団によって結成された「XFLAG ダンカーズ」によるLEDダンク・パフォーマンスの演出などで、会場を大きく盛り上げた。今後も、XFLAGスタジオと千葉ジェッツふなばしだからこそ実現できる、さまざまなコラボレーション企画の展開が予定されているという。 (続きを読む…)

2018年03月03日 ~ 2018年03月04日
船橋アリーナ 


都立井の頭恩賜公園の西園でイベントを開催

「東京2020ライブサイト in 2018」都立井の頭公園 西園 東京会場

公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と東京都は、「東京2020大会」の盛り上げに向け、2月10(土)日から3月18日(日)にかけて、「平昌2018オリンピック・パラリンピック冬季競技大会」(以下、平昌大会)期間中、平昌大会の競技の生中継を行うほか、オリンピック・パラリンピック競技の体験、ステージイベントなどを楽しむことができる「東京2020ライブサイト in 2018」を実施する。イベントは、都立井の頭恩賜公園の東京都会場を皮切りに、東日本大震災の被災3県である、宮城県、福島県、岩手県、ならびに熊本県の会場など、7会場で展開。
2月10日(土)から12日(月・祝)にかけて開催された井の頭恩賜公園会場では、大型ビジョンで平昌大会のフィギュアスケート団体の競技の生中継や録画放映が行われ、「東京2020大会」でオリンピック新種目となる「バスケットボール3×3」「スポーツクライミング」、パラリンピック競技である「5人制サッカー」「ボッチャ」のほか、「自転車競技」「野球」「ソフトボール」「空手」など、約10種目の競技体験を実施。会場は、小さな子ども連れのファミリー層が多く訪れ、子どもや大人の男性も楽しんでいた。
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2018年02月10日 ~ 2018年02月12日
都立井の頭恩賜公園 西園


スペシャルトークショーは小池百合子都知事、吉田義人さん、浅見敬子さん

東京ラグビーファンゾーン2017

6月24日(土)、ラグビーの日本代表対アイルランド代表戦「リポビタンD チャレンジカップ2017」が行われた味の素スタジアム(東京都調布市)に隣接した西競技場で、日本代表戦を盛り上げるファンイベントが丸一日、開催された。ラグビーに対する興味・関心を高め、2019年の日本ラグビーワールドカップ開催に向けた開催機運を醸成していくことが狙いだ。会場には、当日の対戦国であるアイルランドや2019年に試合が開催される12都市のブース出展のほか、アイルランドやラグビー強豪国のフードも楽しめるフード&ドリンクコーナーなどを用意。天然芝での「初めてのラグビー体験」や、パラリンピック競技である「ウィルチェアーラグビー(車椅子ラグビー)」体験など、体験コーナーも多く盛り込んだ。スペシャルトークショーには、小池百合子東京都知事と、ラグビーワールドカップに2度出場した吉田義人(よしひと)さん、女子日本ラグビー日本代表の主将として活躍した浅見敬子さんが登壇。試合時間には、元ラグビー日本代表の松尾雄治さんとともに、ラグビー経験者のケンドーコバヤシさん、スリムクラブさんを迎え、パブリックビューイングの公開解説を実施した。試合は、13対35で日本が敗れたものの、善戦。試合終了後のステージでは、アイルランド音楽の演奏が披露され、「ノーサイド」の雰囲気で盛り上がった。澄んだ音色のケルト音楽に合わせてアイルランドの妖精の着ぐるみも観客席に登場して、アイリッシュ・ダンスの足踏みをして踊り出す。当日は梅雨の晴れ間の快晴となり、ラグビーファンだけでなく家族連れも多く訪れ、楽しんでいた。

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2017年06月24日
味の素スタジアム西競技場


お揃いのTシャツでお堀端を走る

ACTIVE MUSE FES 2017~皇居外苑ラン&パーティーの女性限定イベント

2020年東京五輪に向けて、スポーツイベントがますます盛んになってきた。そのひとつの方向性として、「普段スポーツをしない人がスポーツを楽しむ」機会を提供する、というものがある。競うのではなく、自分のペースで体を動かして、みんなで一緒に楽しむ「ファンラン」が典型例だ。多様なファンランが開催されているなかでも、今回初開催の「ACTIVE MUSE FES 2017」は、「ファンラン×アフターパーティー×女性限定」という、今までになかったスタイルだ。パーティーには小学館協力のもと、CanCamの人気モデル3名が出演。「走ることもアフターランも、お洒落に楽しく、そして自分らしく!」という企画への参加者は20代から40代まで幅広く、「ファンラン」という位置づけだったが、実際にはしっかり走るランナーの割合が多かったようだ。健康やダイエットを意識する女性たちの前向きなパワーに満ちたイベントだった。

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2017年04月30日


オープン部門女子

世界で活躍するスラックラインの日本人選手が集結!「GIBBON CUP 2017 東京」

「スラックライン」とは一種の“綱渡り”。プレイの仕方はさまざまで、子どもの遊具にもフィットネスの道具にもなり、体幹トレーニングとしても大変有効だ。今回のギボンカップのように伸縮性のある幅五センチのロープの上で技を競うのが競技としてのスラックライン。「ギボン」は世界で最もメジャーなスラックラインブランドで、日本での同スポーツの普及に努めてきた。ギボンカップは今年で6回目を数えるJSFed(日本スラックライン連盟)の公認大会であり、世界で唯一のスラックラインのシリーズ戦である。2017年のシリーズ初戦が、ファミリーやカップルでにぎわう世田谷区二子玉川ライズのガレリアで行われた。日本人選手のレベルは高く、男女とも世界大会で活躍するメンバーが多数いるが、さらに楽しみなこととして小学生のスラックライナ-の急成長が目覚ましく、決勝戦で小学生も大人に混じって戦う姿があった。アクロバティックな凄技の競い合いに、通りすがりに立ち止まった観客も思わず見入り、拍手を送っていた。 (続きを読む…)

2017年04月22日 ~ 2017年04月23日
二子玉川ライズ ( 東京都 > 世田谷区 )ガレリア(中庭)


告白もレースも全力で。盛り上がりは最高潮

駅の臨時ホームを特設会場に「鉄コン大運動会 in 浦和美園」~恋の終着駅は遠くて近い。~

東京メトロ南北線~埼玉高速鉄道、埼玉スタジアム線で相互乗り入れを実施している埼玉高速鉄道株式会社(略称SR)と東京地下鉄株式会社(東京メトロ)は、今までにも運行地域のユーザー向けのPRイベントを開催してきた。今回は両社共催で、普段は使用していない埼玉高速鉄道浦和美園駅の臨時ホームを特設会場とする「大運動会」を開催。20代~40代の独身男女が各種の競技を楽しみながら出会える場にという企画。先着定員240名(男女各120名)で告知したところ、数日で定員に達したという注目のイベントだ。「綱引き」「ムカデリレー」など、全員参加で盛り上がる競技から始まり、後半は男女ペアで出場する競技や告白チャンスのある「かりもの競争」へと徐々に盛り上げていくプログラムだ。結果は、めでたくカップル成立となった人、最後まで気の合う相手に出会えなかった人と悲喜こもごもだったが、鉄道好きな人はもちろん、そうでない人も、「ちょっと変わった場所でのイベント」を楽しめたようだった。 (続きを読む…)

2017年02月11日


駐車場で自転車レース ©撮影:和田八束

「ダイバーシティ東京・ビルクライム」~お台場の立体駐車場を登る!自転車ヒルクライムレース

東京お台場、海外からの観光客にも人気の商業ビル・ダイバーシティ東京プラザの立体駐車場の特設コースを自転車で走るという初の試みが、「ヒルクライム」ならぬ「ビルクライム」と銘打って初開催された。自転車競技のなかの「ヒルクライム」はアウトドアで山や丘陵の斜面を登り、スピードを競うもの。レースには、普段山岳エリアで開催されているヒルクライムの大会に出場している選手だけでなく、ロードレースやマウンテンバイクの選手、趣味で自転車に乗っている一般愛好家、電動アシスト自転車で挑戦する初心者まで、幅広い参加者がエントリー。競技では一般参加選手も予想以上にハイレベルなレースを展開し、混戦となった。都会の金曜日夜の駐車場、ダイバーシティに買い物や食事に来た人も観戦に立ち寄るなか、普段とは違う景色のなかでのレースは、参加者にとっても新鮮な体験だったようだ。 (続きを読む…)

2016年10月21日


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