SDGsの17の目標にチャレンジする「&ONE days」、取り組んだのはBリーグの川崎ブレイブサンダース
3月27日(土)、28日(日)の2日間、B.LEAGUE 2020-21 SEASON 第29節 オカムラpresents「川崎ブレイブサンダース×滋賀レイクスターズ戦」(会場:川崎市とどろきアリーナ)が、国連が定める持続可能な開発目標であるSDGsの17の目標にチャレンジする「&ONE days」として開催された(協力:川崎市、慶應義塾大学SFC研究所xSDG・ラボ)。
川崎ブレイブサンダースは、2020年9月に、SDGsに取り組むプロジェクト「&ONE」(アンドワン)を発足。今節、SDGsの17項目すべてに取り組んでみる、というプロスポーツクラブで前人未踏のチャレンジを行う意向だ。
試合が実施された2日間には、車内に川崎ブレイブサンダースの選手・スタッフによるSDGsの17目標に対するメッセージを掲載した&ONE仕様の「SDGsバス」の運行(3月27日より約1カ月間)や、フードドライブ(賞味期限が近づいた食品を集めてフードバンクかわさきへ寄付)の実施など、「&ONE」のプロジェクトアドバイザーを務める慶應義塾大学大学院 蟹江憲史教授の研究室と共に企画した取り組みをはじめ、地産地消のキッチンカーや、自転車発電体験により発電した電気で景品が出てくる仕掛けのガチャガチャの用意など、多数のパートナーとの取り組みによるスペシャルイベントを用意。
来場者がSDGsについて学び、興味を持つだけではなく、参加できるさまざまな取り組みを実施した。
川崎ブレイブサンダースの「&ONE」プロジェクトのコンセプトは、“バスケットボールやホームゲームを通じて、すべての人に「健康」と「働きがい」の機会を提供し、川崎をより「住んで幸せな街」にすること、にコミットする”。
なぜ、今、クラブチームが一丸となってSDGsに取り組むのか。「&ONE days」の開催で地域にどのような効果があるのか。川崎ブレイブサンダースの取り組みをまとめた。
待望の有観客試合ドキュメント <サッカーJ2リーグ「ジェフユナイテッド千葉×栃木FC」>
新型コロナウイルス感染症の影響で、無観客での公式戦が続いていたプロ野球、サッカーJリーグは、7月10日から政府の方針に従って、プロ野球は5,000人、Jリーグは、5,000人または会場収容率50%のうち少ない方を上限とした入場が可能となった。
観戦にはマスク着用や入場時の検温を義務付け、観客同士の距離を保つように数席分を離して着席。飛沫感染を防ぐため、試合中に大声を出したり、鳴り物やジェット風船を飛ばすといった応援は中止するなど、感染予防策が取られている。
基本方針はプロ野球、Jリーグとも変わらないが、場内でのアルコール飲料の販売は可能としたプロ野球に対し、Jリーグは禁止に。野球より、さらに接触競技となるJリーグが感染予防の危険性を大きく捉えている印象も受けた。
Jリーグでは、長距離移動による感染リスクを防ぐためアウェイチームファンの観戦を控えるよう呼び掛け、開催予定となっていた試合の対戦カードを全て組み直し、感染予防の観点から近隣クラブとの対戦を優先的に実施していく。
プロ野球、Jリーグとも8月1日をめどに入場は収容人数の50%までに引き上げられる予定だが、首都圏を中心に感染者が増加していることから、7月20日ごろの感染状況を見極めて判断されることとなっている。
実際に、会場での観客の様子、会場のコロナウイルス対策、試合の様子はどうだったのか。
7月11日(土)、フクダ電子アリーナで行われたジェフユナイテッド千葉×栃木FCのJ2の試合の様子をレポートする。
2019年のいばらき国体の文化プロプログラムとして、eスポーツ競技大会実施を決めた茨城県が「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI プレ大会」を開催
いきいき茨城ゆめ国体・いきいき茨城ゆめ大会2019の開催準備を進めている茨城県は2018年5月、国体で初めて文化プログラムとして、eスポーツ選手権を開催することを決定し、2018年の9月にプレ大会が開催された。種目はサッカーゲームの「ウイニングイレブン、通称ウイイレ」(コナミデジタルエンタテインメント、1995年初版発売)。つくば国際会議場で開催された大会は午前中に予選を戦い、決勝に進出した各部8チームが午後に大ホールで決勝トーナメントを行った。初の試みということで集客・運営・観客の反応などすべてが未知数だったが、実施してみるとオープンの部25組、少年の部16組が参加して白熱したゲームを展開し、会場の大スクリーンで映し出されるリアルで迫力あるサッカープレーの映像にゲームを知らない人も大いに楽しんでいた。決勝戦では白熱した接戦の末2-2のドローでこの日初のPK戦により決着がつき、盛り上がりは最高潮となった。主催者は来年のeスポーツ選手権実施への手ごたえを十分につかめたようだった。 (続きを読む…)
「2018FIG トランポリンワールドカップ日本国・前橋大会」~地域を挙げて世界からのゲストを歓迎
FIG(国際体操連盟)トランポリンワールドカップは、トランポリンでは五輪、世界選手権に次ぐ位置づけのFIG認定の世界大会であり、2018年は4月にイタリア・ブレシア、7月にスイス・アローザ、8月に前橋で開催され、今後は10月にポルトガル・ローレ大会が予定されている。日本でのワールドカップ開催は3回目で、過去に川崎(2011)、大阪(2008)で開催歴があるが、7年ぶりの日本開催となった。前橋市は兼ねてよりトランポリン競技の普及・育成を図り、環境を整備し、今回会場となったヤマト市民体育館前橋では全国大会を開催してきた。こうした実績を踏まえ、今回のワールドカップ開催が実現した。開催にあたっては多くの市民ボランティアが運営に参加し、地域を挙げてのイベントとなった。日程はちょうど酷暑の時季と重なったが、外国選手たちは2020年の東京五輪大会の準備として前橋大会に積極参加していて、「日本はとても競技環境がいい」「前橋観光が楽しかった」などとコメントしており、同地滞在については好印象だったようだ。今回は前橋という地方都市(人口約34万人)で開催された、スポーツの国際大会(オリンピック競技種目であるトランポリン)の事例をまとめることにより、今後増加するであろう地方都市における国際スポーツ大会開催についての参考となるような内容でまとめた。
世界標準から出遅れるも2月、『日本eスポーツ連合』が発足。市場急拡大が見込まれる「eスポーツ」イベントの現状と展望
2月1日(水)、一般社団法人日本eスポーツ連合が設立された。これまでeスポーツでは国内に3団体があったものが統合されたもの。日本は先進国の中でも数少ないeスポーツ未承認国であったが、今後競技大会の数や規模の拡大が見込まれる。同団体の第1回プロライセンス発行大会として「闘会議2018」が2月10日(日)、11日(月・祝)に開催された。
日本でもeスポーツのイベントが急増している。世界最大のプレーヤー人口を誇る『リーグ・オブ・レジェンド』のプロリーグ初シーズンが今年2月9日開幕した。同リーグ勝者は世界大会に挑戦できる。また、3月21日(水・祝)には株式会社CyberZとエイベックス・エンタテインメント株式会社が主催・運営する「RAGE 2018 Spring」が幕張メッセにて開催され、会場来場者数23732人、オンライン視聴者数706万人を記録した。(写真)
eスポーツは2017年にアジアオリンピック評議会に競技として承認され、2024年パリ五輪の種目となる可能性もある。マーケットの拡大が必至のeスポーツの現状と今後の展望、国内イベント業界へのインパクトについてまとめた。 (続きを読む…)
中小製造業が技術を競う喧嘩コマの大会「全日本製造業コマ大戦 第三回県別対抗戦 岐阜大会(特別場所)」
3月24日、岐阜県岐阜市の「じゅうろくプラザ」で、「全日本製造業コマ大戦 第三回県別対抗戦 岐阜大会(特別場所)」が開催された。「全日本製造業コマ大戦(以下、コマ大戦)」とは、2012年より開催されている、各企業や団体が自分たちでコマを作り対決させる喧嘩コマの大会のこと。運営・出場者とも中小町工場が中心となり、実施されている。県別対抗戦は、コマ大戦を多くの地域に広げ、一般の人々に関心をもってもらえるきっかけを作り、大会を通じて県内の企業の連携を深めることを目的として、開催。コマ大戦の公式大会(G1,G2,G3)とは異なり、イベントや展示会場などで開催される「特別場所」の大会で、第三回県別対抗戦 岐阜大会の来場者数は494名。「特別場所」では、他に子ども大会やレディース、高校生の大会なども実施されており、独自ルールの採用も可能となっている。公式大会では、2015年、横浜港大さん橋国際客船ターミナルで、初の世界大会「全日本製造業世界コマ大戦2015」を開催。2017年の「G1 Japana Cup~第3回全国大会」は、5万人を集客し、製造業に馴染みのない市民も巻き込む、ビッグイベントとなった。中小企業の連携により始まったコマ大戦が、なぜ、これほどの広がりを見せたのか。コマ大戦の概要とともにレポートする。
2020東京五輪種目に採用されたアーバンスポーツが活況。4月広島で開催の世界大会『FISE』ほか、最新情報をレポート
五輪では従来競技での若者離れが懸念されており、2020東京五輪では「バスケットボール3×3」「スポーツクライミング」「BMX」「スケートボード」の4種目のアーバンスポーツが正式種目として採用されたが、各種目とも世界で活躍する日本選手のメダル獲得が期待されている。国内でもアーバンスポーツのイベントが拡大中で、4月6日~8日にはアーバンスポーツの世界大会『FISE』が広島で日本初開催され、会期中に86,000人が来場する盛況となった。
このトレンドを受けて、全国各地でアーバンスポーツ関連のイベントが増えている。いくつかのアーバンスポーツは、限られたスペースと簡易な設備で競技の開催が可能であり、創意工夫の余地も大きいことが魅力だ。
アーバンスポーツとは「都市型」スポーツのことで、エクストリームスポーツ、ストリートスポーツ、アクションスポーツ、Xスポーツなどもほぼ同義である。アーバンスポーツの特徴は「個人または少人数で行う競技が多い」「選手の服装は自由」「会場ではDJがナレーション&BGMを流す」などで、都市の若者文化と密接にリンクしている。競技会では勝つことだけでなく観客も一緒に楽しむことや参加選手のパフォーマンスが重視される。
今回は、『FISE』の概要、最近のアーバンスポーツイベント、市場への期待などをレポートする。 (続きを読む…)
XFLAGスタジオ 初冠試合「B.LEAGUE 第 21 節 千葉ジェッツ vs サンロッカーズ渋谷」
3月3日(土)と4日(日)、株式会社ミクシィの「XFLAGスタジオ(以下、XFLAG)」は、昨年、パートナーシップ契約を終結したBリーグ所属の「千葉ジェッツふなばし」が船橋アリーナで開催したホームゲーム「B.LEAGUE 第21節 千葉ジェッツふなばし サンロッカーズ渋谷」において、初の冠試合を開催した。千葉ジェッツふなばしは、Bリーグの中でも、1試合の平均観客動員数ならびに年間観客動員数で最多の人数を集客する、千葉県船橋市と拠点とする人気チーム。”ケタハズレな冒険を。”を旗印に、「モンスターストライク」を中心に、ゲーム・アニメ・映画・リアルイベントなど、さまざまなエンターテインメント事業を展開するXFLAGが、当日の冠試合を、“スポーツエンターテインメントショー”として、総合プロデュースした。 3月3日(土)の試合では、「XFLAG Entertainment Partner(XFLAG エンターテインメントパートナー)」に、きゃりーぱみゅぱみゅさんが就任したことを発表。ゲームキャラクターが登場するダンスショーや、その世界観をコートに映したプロジェクションマッピング、バスケットボール・パフォーマンス集団によって結成された「XFLAG ダンカーズ」によるLEDダンク・パフォーマンスの演出などで、会場を大きく盛り上げた。今後も、XFLAGスタジオと千葉ジェッツふなばしだからこそ実現できる、さまざまなコラボレーション企画の展開が予定されているという。 (続きを読む…)
東京農工大、金沢工業大、久留米高専などが受賞!「第 13 回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」
航空宇宙に関する学術研究の普及・促進を図るために大学・企業・団体が参加して設立された「一般社団法人 日本航空宇宙学会( http://www.jsass.or.jp/web/index.php )」は、昭和9年設立と長い歴史と実績を誇る。同団体が13年前の2005年より開催しているのが「全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」だ。書類エントリーを通過した全国の大学と高等専門学校のチームが参加して、大田区のスポーツ施設で開催された。金曜日に機体審査と飛行練習、土曜日に予選、日曜日に決勝が行われ、「一般部門」「自動操縦部門」「マルチコプター部門」「ユニークデザイン部門」の 4 部門で熱い空中戦が繰り広げられた。課せられた複数のミッションのオールクリアを目指して競い合った学生たちは、高得点を上げるチーム、故障して飛び立てなかったチームなど悲喜こもごもだったが、順位だけにとどまらないさまざまな価値と成果を手にして大会を終えたようだった。 (続きを読む…)
世界で活躍するスラックラインの日本人選手が集結!「GIBBON CUP 2017 東京」
「スラックライン」とは一種の“綱渡り”。プレイの仕方はさまざまで、子どもの遊具にもフィットネスの道具にもなり、体幹トレーニングとしても大変有効だ。今回のギボンカップのように伸縮性のある幅五センチのロープの上で技を競うのが競技としてのスラックライン。「ギボン」は世界で最もメジャーなスラックラインブランドで、日本での同スポーツの普及に努めてきた。ギボンカップは今年で6回目を数えるJSFed(日本スラックライン連盟)の公認大会であり、世界で唯一のスラックラインのシリーズ戦である。2017年のシリーズ初戦が、ファミリーやカップルでにぎわう世田谷区二子玉川ライズのガレリアで行われた。日本人選手のレベルは高く、男女とも世界大会で活躍するメンバーが多数いるが、さらに楽しみなこととして小学生のスラックライナ-の急成長が目覚ましく、決勝戦で小学生も大人に混じって戦う姿があった。アクロバティックな凄技の競い合いに、通りすがりに立ち止まった観客も思わず見入り、拍手を送っていた。 (続きを読む…)
「ダイバーシティ東京・ビルクライム」~お台場の立体駐車場を登る!自転車ヒルクライムレース
東京お台場、海外からの観光客にも人気の商業ビル・ダイバーシティ東京プラザの立体駐車場の特設コースを自転車で走るという初の試みが、「ヒルクライム」ならぬ「ビルクライム」と銘打って初開催された。自転車競技のなかの「ヒルクライム」はアウトドアで山や丘陵の斜面を登り、スピードを競うもの。レースには、普段山岳エリアで開催されているヒルクライムの大会に出場している選手だけでなく、ロードレースやマウンテンバイクの選手、趣味で自転車に乗っている一般愛好家、電動アシスト自転車で挑戦する初心者まで、幅広い参加者がエントリー。競技では一般参加選手も予想以上にハイレベルなレースを展開し、混戦となった。都会の金曜日夜の駐車場、ダイバーシティに買い物や食事に来た人も観戦に立ち寄るなか、普段とは違う景色のなかでのレースは、参加者にとっても新鮮な体験だったようだ。 (続きを読む…)
「スポーツ・オブ・ハート2016」~2020東京五輪を見据え、渋谷からノーマライゼーションを発信
パラリンピアンの呼びかけにより、スポーツ選手・ミュージシャン・文化人たちが共鳴し合い、団体・企業・省庁協力のもと“すべての人たちが共に分かち合い、心豊かに暮らせるニッポン”を目指して2012年に初開催。今年は初めて「渋谷区共催」となり、初の試みとなる「ノーマライズ駅伝」が注目を集めた。障害のある人もない人も、大人も子どもも、トップアスリートも一般の人も一緒に走るという初の試みで、歌手のMay.Jさん、タレントの鈴木奈々さん、長谷部健渋谷区区長らもたすきをつないだ。この他、誰でも参加して障がい者アスリート・アーティストたちとふれあい、その凄さ・魅力を直に知ることができる様々なプログラムが複数の会場で実施された。プロ車いすランナーの廣道純氏が代表理事を務める一般社団法人スポーツオブハートと、ダイバーシティ&ノーマライゼーションを推進する渋谷区との共催で、理念が明確で発信力のあるイベントとなっていた。2020東京五輪へ向けて、その役割に大いに期待したい。 (続きを読む…)
はっきよいKITTE
JR東京駅から徒歩約1分の商業施設「KITTE」で昨年初開催され、今年2回目となる夏の相撲イベント。「Feel JAPAN」をコンセプトとするKITTEにて、丸の内・東京駅を利用する多くの人を対象に、国技といわれている相撲の魅力を気軽に体感することができる。振分親方(元高見盛)と特別ゲストのロバートが登場したトークショー「はっきよいKITTE土俵開き」に始まり、力士の一食の食事量や場所中に一日に使われる塩の量の展示のほか、力士の顔になりきることができる「すもう撮りカメラ」、四股パワーを測定して番付検定する「チャレンジ!四股力測定」など、老若男女が楽しめるKITTEならではのコンテンツを多数展開。中日には、ちびっこ力士と振分親方、現役力士が取組の稽古を行う「ちびっこ相撲KITTE場所」を実施。さらに、千秋楽となる8月28日(日)には、横綱や大関をはじめとする全38名の現役幕内力士が登場し、迫力ある取組のほか、相撲の土俵入り、綱締めなどを無料で観覧できる「大相撲KITTE場所」を開催。丸の内にいながら、両国国技館さながらに相撲の魅力を楽しむことができる。 (続きを読む…)
東京五輪種目決定のスケートボード・日本初の世界大会@宮下公園~The Session Shibuya 2016~
スケートボードは2020年東京五輪の種目追加が決定し、ますます注目が集まりそうだ。そんなニュースに先駆けて、カルチャーの発信地として世界も注目するTokyo,Shibuyaの宮下公園で、7月22日から26日までの5日間、ストリートカルチャーのイベントが開催された。スケートボードに代表される、「ストリートカルチャー」は競技人口も拡大中だ。23日(土)はBMX、ダブルダッチ、ヒューマンビートボックス、ブレイクダンスなど、各カテゴリーのダンサーやライダーとチームを組んで優勝を争う「Street Games」が行われ、約400名がエントリーする大盛況だった。24日(日)、イベントのメインコンテンツである、日本初開催となるスケートボードの世界大会「World Cup Skateboarding Japan Round」は、予選を勝ち抜いた10名で決勝が行われ、Maxim Kruglov(ロシア)が優勝し、準優勝の瀬尻稜ほか、日本人が3名入賞を果たした。今後の可能性を大いに予感させる機会となった。 (続きを読む…)
中世の鎧を身に着けた騎士のバトルを再現、「2016年第3回STEEL!リーグマッチ公式戦」
アーマードバトルとは、14~15世紀の中世に実際に騎士が身につけていた鎧を、デザインや材質など可能な限り忠実に再現し、これを装備して戦う新 しいスポーツ。日本初、中世の西洋剣術の実践を教えるスクールとして設立された「キャッスル・ティンタジェル」は、2013年、日本で初めてアーマードバ トルの公式戦を行うために日本アーマードバトル・リーグ(JABL)を結成。本大会は、今年3回目の公式戦となる。メインとなる試合は、多人数のファ イターが入り乱れて戦う団体戦(メーレー)。アニメやCGでなく、本物の鉄の鎧や武器がぶつかり合い、ガシャーーンと激しい音を立てて戦う試合は迫力があ り、ゲームではないリアルな甲冑バトルを観戦することができる。年末には、JABLのチャンピオンを決める大会を東京スターライズタワーで開催。海外から のファイターも多数来日する予定だ。
うめきたフェスティバル2016
大阪梅田北ヤード地区の中核施設であるグランフロント大阪の「まちびらき」3周年を記念して「うめきたフェスティバル2016」が開催された。会期中はイノベーションの創出と発信を強調した大小合わせて36の新規性に富んだ企画が実施され、国内外の著名人によるトークショーやシンポジウム、産官学連携による最新技術の展示発表などに多くの人が足を運んでいた。同イベントの一部の企画は国の国家戦略特区制度を利用しており、今後さらに国の成長戦略に則った企画や、国内外の企業や人材による新たなイノベーションの創出が期待される。 (続きを読む…)
ふるさと対抗リレーマラソン
同じ「ふるさと」を共有する仲間同士でチームをつくり、参加するランニングイベント。「ふるさと」の定義は、出身地が同じ友人、同窓生、部活・サークルの仲間、会社の同僚、家族・親族などさまざま。走ることで郷土愛、友情、絆、誇りを深め、「ふるさと」への想いを再確認できると同時に、ラン経験を問わず走る喜びを体感できる。 (続きを読む…)
東京体育館卓球フェスティバル2015
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の卓球会場で、小学生からシニアまで誰でも楽しめる卓球フェスティバルを開催した。フェスティバルでは、卓球シングルスの試合以外に、初心者でも気軽に楽しめる卓球ワンポイントレッスンや障害者卓球デモンストレーション、卓球をテーマにした女性アイドルグループのライブ&トークなどが行われた。 (続きを読む…)
キャプテン翼CUPかつしか2016 U-12ジュニアサッカー大会
サッカーマンガ「キャプテン翼」の原作者、高橋陽一さんの出身地である葛飾区で、『葛飾から世界へ、始まる!!』をスローガンに、作品にちなんだジュニアサッカー大会が初開催された。第1回開催では、関東近郊のU-12クラス、12チームが出場し頂点を競う。また、キャプテン翼大好き有名人によるエキシビションマッチや、キャプテン翼にゆかりのある全国の自治体による物産展も行い、大会を盛り上げた。 (続きを読む…)
WaitersRaceJapan(ウエイターズレースジャパン) 2015
1930年代にパリでウエイターの仕事の認識を改善するために開始されたウエイターズレースを、横浜の老舗ホテルや飲食店が中心となり、2011年から横浜の観光スポットのひとつである日本大通りで開催。国内で唯一「インターナショナル・ウエイターズレースコミュニティ」から公認を受けた公式大会となっている。レースのルールは、トレイの上に中身の入ったビール瓶1本と水の入ったコップを3個乗せて、300メートル走るというもの。今年の参加者は個人戦が51名、団体戦は14チーム。革靴に各店舗でのサービス時の正装姿のウエイターたちが、沿道の声援を受け、銀杏並木のコースをタイムトライアル形式で競い合った。開催意義はウエイターに楽しんでもらうこと、みんなの笑顔に出会うこと。普段は店内で走ることができないウエイターが、一年に一度、表舞台に出てトレイを持って思い切り走れる日でもある。今後は日本中のウエイターの祭典として、2020年のオリンピックイヤーに世界中のウエイターたちが集う世界大会の開催を目指している。