東京アートミーティング(第3回) 「アートと音楽-新たな共感覚をもとめて」
異なる表現ジャンルの出会いから新しいアートの可能性を模索する「東京アートミーティング」の第3回。総合アドバイザーに世界的音楽家の坂本龍一氏を迎え、現代における音楽とアートの新しい関係を探求する。絵画、映像、写真、サウンドインスタレーションなど、9カ国20組の音楽家・アーティストによる多彩な作品を展示。「音に包まれる空間」を意図した3つの大きなスケールの展示空間で、見どころの4作品を公開している。
神田コミュニティアートセンタープロジェクト「TRANS ARTS TOKYO」
神田の街に「神田コミュニティアートセンター」をつくるためのプロローグ・イベント。地上17階、地下2階の旧東京電機大学11号館全フロアを使い、現代美術、デザインなど16ジャンル、約300人のクリエイターが集結し、街の人たちと共にアートプロジェクトを展開する。会期後、校舎は解体が決定しているが、本プロジェクトはその後も継続的に展開される。 (続きを読む…)
スマートイルミネーション横浜2012
横浜都心臨海部を舞台に、東日本大震災以降ますます重要となってきた省エネルギー技術を活用し、新たな夜景の開発を試みるアートイベント。テーマは「光と影を巡る夜」。LED照明をはじめとする最先端の環境技術とアートの創造性を組み合わせることで、明度を競う旧来のイルミネーションではなく、優れた都市景観の在り方を問う展示内容となっている。技術とアートによって表現される幻想的な夜景を、主催者側のねらいと共に、レポートする。 (続きを読む…)
東京ミュージック花火2012
ファッション誌のシェアトップを走る(株)宝島社が、日本初となる女性向け花火大会を開催。色や形にこだわった花火の数々はもちろん、女性が楽しく快適に過ごせる飲食物販、パウダールームの設置、BMWのオープンカーによる特別鑑賞席など、他の花火大会とは一線を画す取り組みを様々なかたちで実施し、初回ながら38,000人もの来場者数を記録した。 (続きを読む…)
東京ラーメンショー2012
日本全国から個性豊かなラーメンが一堂に集まる日本最大級のラーメンイベント。4回目を迎える2012年は「日本のご当地ラーメン再発見」をテーマに、10日間の会期を第1幕、第2幕に分け、それぞれ20種類、計40種類のご当地ラーメンを紹介。またラーメン1杯に付き40円を東日本大震災の被災地へ義援金として送るなど、震災支援、さらには地域活性化につながるような試みがなされた。加えて、「東京2020オリンピック・パラリンピック招致」協力イベントの一環として、トークショーなども実施。
シブカル祭。2012 ~女子のミックスカルチャー祭~
2011年秋、渋谷の街を舞台に、ファッション&カルチャー界の新しい未来を切り開いていく女子クリエイターの才能を一堂に集結させた文化祭、「シブカル祭。」が開催された。2012年は、カルチャーとカルチャーの出会いをテーマに、女子クリエイター同士のコラボレーションやアパレルブランドとの共同制作、さらには同時期に開催するファッションイベント「SHIBUYA FASHION FESTIVAL」と連動した大ミックスカルチャー祭に昇華。多種多様な個性が交差する渋谷の街にマッチした、ジャンルレスなイベントになっている。 (続きを読む…)
roomsLINK
ランウェイショーと合同展示会を主軸に、メディアやパーティーなどあらゆるファッションコンテンツにLINKする、東京コレクションウィーク最大のファッションイベント。主会場のベルサール渋谷ガーデンでは、ビューティフルピープルやノゾミイシグロ タンバリンをはじめとしたランウェイショーの他、クリスチャン・ダダなどによるインスタレーションなどが行われる。また、渋谷各所でも、ミキオサカベ、リトゥンアフターワーズ、エ モモナキアなどが最新のファッションを披露。そして、クリエイティブで独自性のある国内外の約120ブランドが出展する展示会スペースを設けるだけでなく、パーティーのコンテンツ充実や異業種企業ブースの展開など、イベントとして独自の価値向上を図っている。 (続きを読む…)
特別展「出雲-聖地の至宝-」
『古事記』編纂1300年と来年の出雲大社大遷宮を機に、島根県の文化財を通して聖地・出雲を紹介する展覧会。東京初公開となる宇豆柱をはじめ、国宝の青銅器79点など、聖地・出雲を物語る文化財約130点を展示した。限られたスペースのなか、作品を厳選し、印象的な見せ方やパネル・模型の併用で、来館者が古代から近世の出雲をイメージしやすい展示を実現している。
TEDDY BEAR -天空の森 展-
テディベア生誕110周年の記念イベントとして、大パノラマを臨める東京シティビューに5つのコンテンツを展開。メインコンテンツのミュージアムでは、これまでの展示にはなかったテディベアの魅力を五感で感じられる体験型の演出・企画を盛り込み、新旧のファンに訴求した。 特別企画のチャリティオークションも実施。シュタイフ社が本展のために提供し、企業・著名人がデザインしたオリジナルコスチュームをまとったオリジナルベア11体が出品・展示され、人気を集めている。
マイケル・ジャクソン展 The Collection of Tompkins and Bush: MICHAEL JACKSON
“King of POP”、マイケル・ジャクソンの衣装を一堂に集め、世界5都市で開催された遺品展のクロージング。ワールドツアーのステージ・コスチュームやミュージックビデオの最高傑作「スリラー」の衣装など、総額推定30億円のアイテム約100点以上が集結した。アイテムとじっくり対峙できる展示に注力し、ファンそれぞれが記憶の中のマイケルを偲べる展示会となっている。
Japan All In
48年ぶりに日本で開催された「国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会2012」の機会に、総会参加者をはじめとする訪日外国人をメインターゲットとして開催された、インバウンド誘致のキャンペーン。丸の内に日本全国の特産品や郷土芸能が集結し、日本博覧会のような7日間となった。同時期に開催されたイベントとの相乗効果もポイント。
Moe1グランプリ
日本全国の“萌えキャラ”を一堂に集めてグランプリを決定する地域振興イベントの第一回。 “萌え”の聖地、秋葉原で開催して地域ブランドの発信力を高め、地域と秋葉原の企業・自治体をつなげるネットワークづくりを狙った。特設ステージでの声優イベント・地域アイドルライブに来場したファンが各ブースを回遊したことも、成功の理由。
川崎工場夜景コン
地域ならではの企画で人気を集める「川崎街コン」の8回目。若い女性を中心に話題沸騰の工場夜景観賞ツアーに着目し、商業施設での「街コン」とセットにすることで、同じ趣味嗜好の若い男女へ川崎の魅力を訴求した。従来の店舗回遊型になかった新しい街コンのスタイルを提示している。