‘おいしく、食べる’の科学展
人間として生きていくために欠かすことのできない「食」だが,身近でありながら,なかなかその本質について正しい知識が得られていない場合が多い。近年,食に対するさまざまな問題が取り上げられ,「より安全なもの」「健康に良いもの」を望むほか,人々の意識も変化しているといえる。本展は,先端科学技術の立場から食の姿をとらえ,紹介することで未来を担う子どもたちはもちろん,幅広い世趣旨代に正しい知識,食べることの大切さを伝えていく。
医学と芸術展
人間がもっとも興味があるのは「死」を含めた自分の身体かもしれない。古くから人間は,医学の発展とともにそれを記録することも重視してきた。そして時にはレオナルド・ダ。ヴィンチのように,芸術にまで昇華されていったものも。遠いようで実は近しい関係にあった「医学」と「芸術」。この2つを融合させた個性的な展覧会を紹介。
NO MAN’S LAND
東京・広尾の住宅街。半世紀にわたって使われてきた在日フランス大使館が,その役目を終え,新しい庁舎に移転した。そこで,旧庁舎が取り壊される前に一般公聞をしようと,アートイベン卜が企画された。事務室,地下室,資料室,階段,外壁など,建物のあらゆる場所をアトリ工とし,国内外のさまざまなアーテイストが意欲的な作晶を披露。当初の予定より会期も延長され,盛況のうちに幕を閉じた。最初で最後の貴重な展覧会の模様をレポート。
ONE PIECE FILM STRONG WORLD in ナムコ・ナンジャタウン
映画「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」公開記念として開催。ナムコ・ナンジャタウンというテーマパークならではの期間限定アトラクシヨンや,劇場版「ワンピース」の声優たちによるトークライブなどのステージを展開したほか,オリジナルデザート&フード等を提供。
世界のアートな玩具たち
東京造形大学教授・春日l則夫氏の5,000点にものぼる玩具コレクションの中から,木の製品を中心にヨーロッパ,アメリカ,日本など世界30か国以上の玩具約400点を選定。従来の玩具展とは一線を画し, 美しい色や形などのデザイン性,材質や手作り感,楽しい仕掛けや動く仕組み,ユーモアや物語性など,玩具そのものが持つ造形性に注目し,アートな視点で紹介していく。また,東京造形大学の協力を得て, 実際玩具を用いて遊べる体験スペースも併設された。
生誕100年記念写真展 太宰治の肖像
2008年の太宰治没後60年. 2009年の生誕100年, そして2010年の市制施行60周年の3年間にわたる太宰治顕彰事業「太宰が生きたまち・三鷹」の一環イベントとして開催。太宰の肖像写異に焦点を当てた大規模な展示は,全国でも初めての試み。昭和23年(1948年).八雲書房版「太宰治全集」の口絵用として, 写真家・岡村茂氏によって撮影された27枚の写真を中心に,太宰の足跡, 三鷹市とのかかわりをパネルや資料を用いて,あらゆる角度から紹介する。
Artelligent Christmas 2009
今シーズンも盛りだくさんの内容となった六本木ヒルズのクリスマスイベント。冬の風物詩となった六本木けやき坂通りの,光り輝く雪を思わせる白とブルーのイルミネーションをはじめ, 66プラザ,そして毛利庭園では今回新たな工夫がされたほか,東京の夜景を一望できる展望台「東京シティビ‘ユー」では,天空のクリスマス「スカイ・イルミネーションを」を開催。クリスマスギフトに見立てたデコレーションボックスかうなる費沢な花のツリーが今年初めて登場した。大屋根プラザでは,3回目の実施となる本場ドイツの雰囲気を再現したクリスマスマーケットを展開するなど,王道を行くラインナップで構成された。「街に魔法をかけました。六本木ヒルズの白いクリスマス」をテーマに,この冬も特別な空聞を提供した。
THE LANDMARK CHRISTMAS
毎年11月, 12月は,横浜ランドマークタワーにおいて年間最大の集客数が期待される2か月間となる。集客の鍵となるのがクリスマスイベントだ。華やかなツリーやライブイベントなど魅力あるコンテンツが,天候に左右されない屋内で楽しめるのは来場者にはうれしいところ。また,地上69階,高さ273mという非日常的ロケーションのスカイガーデンも,ロマンティックなクリスマスイベントにはうってつけの場所といえる。条件に恵まれたイベントスペースを抱えるロケーション面での優位性を生かし,今年も見所の多いクリスマスイベントとなった。
アグリビジネス創出フェア
民間、農林水産・食品産業分野の研究者・7技術者間同士の交流や連携の促進と,来場者が有する研究ニーズとのマッチング創出を図ることを目的とした技術交流展示会。研究機関(大学,公設試験場,独立行政法人等),大学発ベンチャー,各種研究会等の非営利団体などが最新で質の高い技術シーズや,成果の実用化を支援する制度等を展示紹介するほか,プレゼンテーションの実施により。広く紹介。また,アグリビジネス最前線の話題をテーマとした基調講演や各種セミナー,植物工場に関する企画展示も行なった。
オーディオ&ホームシアター展
オーディオとビジュアルに関する展示会。展示を中心とした会場に加え,試聴のための会場を別に用意したほか,秋葉原の音響関連販売店とも連携。製品そのもののPRのほか,販売についての情報も提供した。
生活習慣病対策展2009
生活習慣病の増加に伴い,新たな対策の考案が重要課題となっている昨今。市民の健康増進,医療費の適正化,そして関係者にとっての問題解決に役立つ最新の関連情報を,展示会やセミナーを通じて提供する。
第1回PB開発展 2009
近年,おもに小売業や大手卸売業といった涜通各社が、他社との差別化にあたり、PB商品の開発に力を入れている。そうした状況を受けて、産業振興を目的としたさまざまな展示会を主催してきた日本能率協会が、PB市場の健全な発展を目的に開催した展示商談会。
東京国際航空宇宙産業展
航空関連大手から中小まで,さまざまな規模の企業が多数集う,東京都と東京ビッグサイト主催の産業展。開催1回目となるが,園内外から250社を超える企業・団体が参加。それぞれが有する優秀な製品,高度な技術力などをプロモーションすることで,ビジネスチャンスを拡大させることを最たる目的に掲げている。また企業展示のほか,業界の動向や参入のために必要なスキルの解説など,数多くのセミナーやトーク・セッションを実施。さらに異業種とのコラボレーションによる新たな機会を提供するなど, 実りの多い総合展示会を目指す。
マイケル・ジャクソン遺品展 MJ46 JAPANTOUR
2009年7月13日のロンドンにおけるコンサートを目前にした6月25日、奇しくも急死したマイケル・ジャクソン(以下MJ)。世界中が悲しみに包まれ、その瞬間、あまりのアクセスの多さに関連ウェブサイトが相次いでダウンしたという。キングオブポップの異名をほしいままにし、数々のヒット曲をとばし、氏のプロモーションフィルムは、ショートムービーと呼ばれるほど完成度が高かった。その世界的アーティスト、MJが生前から企画していたという展覧会が11月9日から12日に六本木ヒルズの多目的スペース「umu(ウム)」で開催。残念ながら遺品展となってしまったが、MJへの思いが集積されたこの「MJ46JAPAN TOUR」には6時間以上も黙々と列に並んで待っているファンの姿も多々見られた。主催者サイドも開場時間を早めたり、閉場時間を延長したりと、ファンの思いに応え、わずか4日間で、関係者を含め、入場者数約11,800人というこれまでに無いスケールの数字をたたきだした。
Tokyo Sweets Collection 2009
一流パティシエとファッションの融合を図る「Tokyo Sweets Collection」が昨年に引き続いて今年も開催された。今回は参加人数も増え、会場の規模も拡大。コラボレートするファッションブランドは3つとなり、音楽の要素も取り入れるなど、さらに進化を遂げた。今年のテーマである「Sence of Harmony」をベースに繰り広げられた豪華なエンターテインメントをレポート。
アルバムエキスポ
ミュージシャンや俳優,マンガ家,モデルなど,著名人約50人がそれぞれの想いがこもった私物アルバムを一挙公開するほか,フオトブック体験や‘トークショー,特設写真館などのイベントを開催。
オレンジリボン・キャンペーン
命に関わる重大な案件も多数報告されている児童虐待。虐待の発生予防、早期発見、早期対応のためには周囲のサポートが欠かせない。そのためにはまず児童虐待の問題が存在することを知ってもらうことが大切だ。そこでスタートしたのがオレンジ色のシンボルマークとした「オレンジリボン・キャンペーン」。11月は「児童虐待防止月間」ということもあり、集中的に広報活動が行われた。このキャンペーンのねらいや広報活動についてレポートする。
ビートたけし×所ジョージ 全日本選抜国際EXHIBITION
池袋パルコの開店40周年を記念した大型企画。ビートたけし編集長,所ジョージ剛編集長によるフィクションスクープマガジン「FAMOSO」(発行:ネコ・パブリッシング)をベースにした展覧会。この「FAMOSO」もまだ2号しか発売されていないが“創刊40周年”ということになっている。
ブルーライトアップ in お台場 ~広げよう、糖尿病予防の輪~
国連が定めた11月14日の「世界糖尿病デー」にちなみ開催された,糖尿病抑制のための啓発イベント。「糖尿病ミニ講座」のほか「ウォーキング」や糖尿病診断における重要な指標となる「ヘモグロビン・エー・ワン・シー(HbAlc) 無料測定」などの参加型イベントを実施。イベントの最後にはお台場のシンボル「パレットタウン大観覧車」がブルーにライトアップされ,お台場から糖尿病予防と治療の重要性のメッセージを発信した。