文化誌が街の意識を変える展
日本各地で発行されている「文化誌」をテーマにした企画展。日本全国のローカル誌のなかから、その土地の個性を外に広く、真剣に発信しているものを「文化誌」と位置付け、47都道府県からそれぞれ1冊ずつ選んで展示する。自治体が発行する冊子から地元企業による企業広報誌まで、有料無料に関わらずその土地の人による、その土地の真剣な思いを発信する文化誌を47の展示台で紹介。また、各冊子の内容や特色を紹介するだけでなく、「文化誌とは何か」「なぜ文化誌を発行するのか」といった制作の背景にもフォーカスし、各地域が抱える課題や未来への課題を浮き彫りにし、考える機会を与える。 (続きを読む…)
特別展 医は仁術
「現代の医師が、もし幕末にタイムスリップしたらどうなるか?」を描いた医療漫画を原作とするドラマ「仁-JIN-」を制作したTBSが企画する江戸の医療の展覧会。展覧会のPRとして、ドラマに出演していた俳優の大沢たかおさんがナビゲーターを務めた。江戸時代に日本初の人体解剖が行われ、中国から来た漢方と西洋から来た蘭方が、「医は仁術」が実践された日本で、いかに独自に発展して人々を救い、世界の最先端といわれている日本の医学・医療の始まりをつくったのかを探る医療展となっている。当時の希少な解剖図などの史料のほか、江戸時代の医療道具等も展示。最先端医療では、人体の可視化をテーマに3Dプリンターによる臓器モデルなど、日本が世界に誇る技術を紹介。77年ぶりに発見された杉田玄白らの直筆掛軸や山脇東洋の『蔵志』原本が初公開された。本展は今年12月から長崎歴史文化博物館を皮切りに、宮城県、長野県、福岡県で巡回が予定されている。 (続きを読む…)
秋葉原オクトーバーフェスト2014
今年で2回目の開催となる秋葉原オクトーバーフェスト。ビールや食材をドイツから直輸入し、より本場の雰囲気を楽しめるイベントとして、昨年に引き続き大盛況で幕を閉じた。会場である秋葉原は、アニメーションをはじめとするポップカルチャーやITに象徴される先端技術の集積地として、日本国内はもとより海外からも注目を集めている。そこで、ドイツの食文化に秋葉原ならではの様々なコンテンツを融合。コスプレ、バンドの演奏、お笑いライブなどを連日にわたって繰り広げ、多方面のカルチャーを集結した新感覚イベントとなった。 (続きを読む…)
THE COLOR RUN TOKYO presented by new balance
「The Color Run™」とは「the Happiest 5k on the Planet(地球上でもっともハッピーな5km)」をコンセプトに、健康的でエキサイティングな時間を過ごす、笑顔あふれるファン・ランニングイベント。5kmのコースを自由なペースで走りながら途中でカラーパウダーをたっぷり浴び、真っ白で走り出した姿がゴール時には鮮やかな色に彩られることになる。記録も順位も競うことなく、とにかくカラーパウダーを浴びながら理屈抜きで「色のお祭り」をエンジョイできるのがこのイベントの最大の魅力。カラーパウダーを浴びるごとに笑顔と歓声が沸き上がり、会場はハッピーな空気に包まれた。 (続きを読む…)
新潟淡麗 にいがた酒の陣
越乃寒梅、八海山、久保田などの有名銘柄を筆頭に、日本酒どころとして有名な新潟。県内に100近くある日本酒蔵のうち、およそ9割の蔵が一同に集まり、各蔵自慢の酒を試飲・購入できるイベントがにいがた酒の陣である。
2004年に開催され今年で11回目。今回は県内89の酒造蔵がブースを出し、日本酒愛好家らに自慢の酒をふるまった。
観光客が少なくなるこの時期。新潟への呼び込みもかねて打ち出したイベントは、初回開催来場者3万人。10年を経た今では2日間で約10万人を集める人気イベントに成長した。
来場者の4割は県外から。さらに香港などからも日本酒愛好家のリピーターが来るほど固定ファンをつかみ、新潟の人気イベントとして定着している。
会場内では各蔵の酒の試飲と直売の他、県特産の飲食ブースや地場産業品売店などが出店。 さらにイベントとしてお酒にまつわるセミナーの開催や、新潟芸妓による踊り、蔵のファッションショーなどのアトラクションが行なわれ、来場者の目を楽しませている。 (続きを読む…)
Japan Fishing Festival 2014 ~国際フィッシングショー~
「見て、触れて、その手で試せる」をテーマに最新の釣りアイテムやアトラクションが揃う、日本最大規模の釣りの祭典。最新ロッドの試し投げができる「キャスティングゾーン」を新設した他、釣りの「IT化」や増加傾向にある女性アングラーに対応した製品紹介など、釣り業界のトレンドが凝縮されている。また、2010年度より改称し、フェスティバルという名称を用いて「お祭り」感を強め、「体験型」を重視したアトラクションを増やし、釣り愛好者に加えて、ファミリー層や女性も楽しめる内容に進化している。 (続きを読む…)
スマートモビリティアジア@東京
公共交通の利便性向上と地域連携の促進、活性化をめざした新しいモビリティやITの提供の仕方を提案するカンファレンス&展示会として、東京で初開催するコンベンション。第1回となる今回は、街の中にサイクルポートを設置して、自由に自転車の貸し出し・返却が自由に行えるシステム、「コミュニティサイクル」にスポットを当てる。都市の回遊性を高め、環境にやさしく渋滞緩和も期待できる交通手段として注目を集めるコミュニティサイクルの導入事例などを紹介し、さらなる浸透を図る。 (続きを読む…)
読売巨人軍創設80周年 GIANTS開幕祭2014
開幕戦を前に恒例となったジャイアンツファン期待のイベント。2014年は「読売巨人軍創設80周年 GIANTS開幕祭2014」と題し、球団創設80周年を記念して野球ボールを模った巨大球体が新設された。さまざまな展示物の他に、監督、選手の顔写真スタンプが話題のスタンプラリーやステージイベントなど、毎年人気の企画が実施され、プロ野球のシーズン開幕と東京ドームシティを盛り上げる。 (続きを読む…)
YOKOHAMA ART DEPARTMENT #04
2009年より各地で活動してきたアートイベントオーガナイズ集団artmaniaが、横浜のアートシーンの活性化を目的に開催しているアートフェスタ。現代美術、イラスト、写真、立体など多彩なジャンルの作品を展示、発表、販売し若手アーティストに発信の場を提供し、アーティスト同士の交流の場としても注目を集めている。 (続きを読む…)
第1回 ふるさと対抗リレーマラソン
ランニング・自転車の参加型イベントを企画・運営している一般社団法人ウィズスポが主催する、日本初のエンターテインメント・ランニングイベント。競技の内容は、同じ“ふるさと”を持った仲間でチームをつくり、6時間・3時間のリレーマラソンを楽しむというもの。東京や都内近郊にもさまざまな“ふるさと”を持つ人々が暮らしているが、“ふるさと”を強く意識する機会・誇りに思える機会は希少になっている。そんな状況を受けて、“ふるさと”への思いや仲間との絆を再確認し、楽しんで走ることを提案する新しいタイプのランニングイベントである。
※スポーツ振興くじ助成事業 (続きを読む…)
AnimeJapan 2014
日本のアニメ産業、および、関連産業の発展と振興を目的とし、国内外アニメファン、国内外ライセンシー・バイヤー、すべての人を対象に、エンターテインメントもビジネスもひっくるめて開催された世界最大級のアニメの祭典。「国際アニメフェア」と「アニメコンテンツ エキスポ」の二つのアニメイベントが4年ぶりに統合して開催され、2日間で予想を上回る11万人以上の来場を記録した。各メーカー・関連企業・自治体等の出展社ブースでは、ユーザー向け・ビジネス向けのさまざまな施策を展開。新作映像発表やアニメグッズ販売を実施したほか、アニメ作品とコラボした商品や企画を紹介し、ビジネスの提案も行った。また、アニメビジネスの現状や業界の成功事例などを紹介するビジネスセミナーや、各社の新作発表などのステージプログラムを多数展開。コスプレファンのためのコスプレイヤーズワールドも設け、日本のアニメ名作や周年作品も上映した。子どもから大人まで、一般からビジネス来場者まで幅広く楽しむことができた一大アニメイベント。 (続きを読む…)
FOODEX JAPAN 2014(第39回国際食品・飲料展)
1976年より毎年開催されている商談を目的とした食品・飲料の専門展示会。アジア最大級の国際食品・飲料展として、商談機会の創出と国内・海外販路の開拓を支援している。39回目を迎える今年は、過去最多の海外78ヶ国・地域が出展し、国内出展ゾーン内の「全国食品博」では24道・県の自治体・団体が出展。地元の逸品を発掘する「ご当地フードグランプリ」を開催したほか、食に関する意識の高い女性たちで組織された「FOODEX美食女子」が今年イチオシの製品を選ぶ「FOODEX美食女子」グランプリといった、“女性目線”をキーワードとする各種イベントやイスラム圏でのビジネスに欠かせない“ハラール”をテーマとしたセミナーなど、さまざまな情報発信も実施した。
「郵政博物館」オープン
大手町の再開発のため、49年間の歴史に幕を閉じた「逓信総合博物館(通称:ていぱーく)」が、装いも新たに「郵政博物館」として東京スカイツリータウン・ソラマチ9階にリニューアルオープン。「心ヲツナグ 世界ヲツナグ」をコンセプトに、「逓信総合博物館」所蔵の歴史的資料を引き継ぎ、日本最大となる約33万種の切手展示や、国内外の郵政に関する資料約400点を展示。赤い丸型ポストの始まりとなった日本初の俵谷式ポストの再現展示も初お目見えする。プロジェクトマッピングなど最新デジタル技術も活用し、郵便配達を疑似体験できるシュミレーションゲームも用意。東京スカイツリータウン内に初めて開設する「ミュージアムゆうびんきょく(向島郵便局臨時出張所)」では、記念の消印で東京スカイツリーに来た思い出の手紙を送ることもでき、郵便マニア・切手ファンならずとも、観光客も含め、来館者の裾野を広げることになりそうだ。