夏休み 食玩&フィギュアフェア
1999年、フルタ製菓の「チョコエッグ」に始まった食玩ブーム。今回はその食玩と、今では多様な種類に広がっているフィギュアの世界を紹介し展示・販売する夏休みイベントとなった。子どもに人気のキャラクターや、昔懐かしのキャラクターのほか、マニア向けの会場限定モデルなども揃えて、企画をすべて同店の担当者が行なった自主企画イベント。
恐竜博2011
国立科学博物館の企画展としては2年ぶりとなる恐竜展。今回はオーソドックスにティラノサウルス、トリケラトプスといった人気恐竜にスポットをあて、最新研究の成果を数多く紹介。世界初公開、日本初公開の資料も複数展示された。家族連れを中心に幅広い年齢層の人々が来館。恐竜の持つコンテンツとしての強さをあらためて印象づける結果となった。
生誕100年特別展 白洲正子 神と仏、自然への祈り
白洲正子生誕100年、世田谷美術館開館25年を記念しての特別企画。随筆家として知られる白洲正子が、旅先で出会った神、仏、自然を、彼女の著作と関連づけながら紹介していく展覧会。多くの国宝、重要文化財、秘仏などが、白洲正子というキーワードのもとに世田谷美術館に集結した。
文化庁メディア芸術祭巡回企画展 in 横浜人形の家 ~横浜でつながる6つの物語~
「文化庁メディア芸術祭巡回企画展」は、文化庁が各地の文化施設を管理・運営する団体と共催して展開している。本展は、横浜人形の家開館25周年記念企画の一環として開催。横浜人形の家の新しい可能性を探るため、メディア芸術という枠組みの中で人形以外の方向からもアプローチを試み、横浜にゆかりのある6人の作家の作品を各階に展示。なお、「巡回企画展」は、すでに仙台・せんだいメディアテーク、札幌・札幌芸術の森センター、芸術の森アートホールで開催されており、横浜人形の家で3カ所目となる。
IMS LOVE FESTA 2011 Goma’s CHOCOLATE WORLD LOVE=chocolate 「料理創作ユニットGomaによるチョコレートの展覧会」
バレンタインデーまでの一ヶ月間、料理創作ユニットGomaによる「チョコレート」と「メッセージの可能性」をテーマに据えたフードアートの展覧会。日本のチョコレート消費量は一人当たり1.67kgで、その2割がバレンタインで消費されている。チョコレートを素材にしたアートオブジェを制作し、メッセージを託すことで、チョコレートの文化的、哲学的、物質的な可能性に挑戦する。
百段雛まつり~山形ひな紀行Ⅱat目黒雅叙園
目黒雅叙園の名物であり、東京都指定有形文化財でもある「百段階段」を会場とした雛人形展。雛人形のメッカである山形に江戸時代から伝わる貴重な品々を数多く取り寄せた。 (続きを読む…)
ヨコハマフォトフェスティバルプレイベント2011
横浜を写真の街とすることを目的に、来年本番を迎える「ヨコハマフォトフェスティバル」のプレイベント。小学生を対象とした写真ワークショップや若手写真家を募って開催されたポートフォリオレビューに注目が集まった。
Barbie & Ken 50th Anniversary バービー展
世界一有名なファッションドール、バービーの誕生50周年を記念して開催された企画展。初代「ナンバー1バービー」から、有名ファッションブランドとのコラボレーションバービーまで約300体を展示。展示品は、バービーコレクターの第一人者である関口泰宏氏が提供している。時代順に展示されたバービーから、その時々の流行や憧れの女性像を読み取り、同時にファッションドールとして今もトップを走るバービーの魅力を再発見する。
EXHIBITION OF WONDERWALL ARCHIVES 01 10 PROJECT MODELS
インテリアデザインのみならず、建築デザインディレクション、プロダクトデザインなど幅広い分野において、内外を問わず高い評価を得ているのが片山正通率いるWonderwall。今回のエキシビションでは、デザインプロセスに欠かせない10のプロジェクト模型を展示。空間全体、素材のバランス、動線、空気感といったものが把握できるのはCGではなく、模型だと片山は言う。極めてアナログなツールである「模型」に最前線のデザインが凝縮されているのだ。事務所設立10周年を記念して発行された作品集『WONDERWALL ARCHIVES 01』の各ページも会場展示される。
安部朱美 創作人形展 昭和の家族 きずな
江戸東京博物館と東映による共催展。石膏粘土製の創作人形、詩、写真、新聞記事で表現された昭和30年代の日本の家族を通して、本展のテーマである「きずな」の大切さを探っていく。
2011NHK大河ドラマ特別展 江「~姫たちの戦国~」
2011年1月からスタートしたNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」に関する番組展。江はもちろん,姉妹,両親,婚姻先の歴史的展示物を紹介することで,江自身の生き様を浮き彫りにする。
企画展「林芙美子と東京放浪」
1930年(昭和5)に刊行され、2010年(平成22)には80周年を迎えた林芙美子の『放浪記』。東京で、事務員や女工、カフェーの女給などをしながらたくましく生きた芙美子が、自分の青春を描き、大ベストセラーとなったこの作品を通し、芙美子の人生、1923年(大正12)、関東大震災を機に大きく変貌をとげた東京の様相や風俗を紹介していく。 (続きを読む…)
生誕百年 映画監督 黒澤明
日本のみならず、世界の映画界に影響を与えた黒澤明監督の生誕100年を記念して、監督の仕事ぶりを示す貴重な写真類や台本、愛用品を展示するほか、黒澤組の名スタッフが使用した撮影資料、さらに黒澤監督資料のコレクターである槙田寿文氏所蔵の海外版ポスター・コレクションを一挙に紹介する。
特別展 ダ・ヴィンチ~モナ・リザ25の秘密
2006年からスタートした世界巡回展であり、日本初上陸となる展覧会。ルーヴル美術館所蔵の「モナ・リザ」を、特殊なカメラを用いて撮影。それをもとに研究した結果明らかになった25の新事実を紹介。また、ダ・ヴィンチの先進性がよく現れたが発明品なども数多く展示。
ブライアント・オースティン写真展「クジラと見つめあう~クジラをめぐる新しい物語~」
クジラの生態を研究する科学者やアーティストによって設立された,イギリスの環境アートプロジェクトThe Beautiful Whale Projectによる初の写真展。カリフォルニアを拠点に活動する写真家、ブライアント・オースティン氏による実物大のクジラの写真を数多く展示した。
銀座ペコちゃんミュージアム
不二家創業100周年と合わせ、「ペコちゃん」誕生60周年を記念して実施されたイベント。「おしゃべり店頭ペコちゃん人形」や「ペコちゃんロボット」が披露されたほか、歴代のペコちゃん人形をはじめとする約900点のペコちゃんグッズの展示、会場限定商品等のグッズ販売、ミニステージではペコちゃんのショーも行なわれた。グッズ展示数は昨年(プレイベント)の約130点から約900点へと大幅に増加、会場面積も拡大しての開催となった。
龍馬と対話する特別展「坂本龍馬×百段階段」
龍馬を取り巻く人々との交流の品々を通じて、その想いに触れることのできる特別展。高知県立坂本龍馬記念館の全面協力のもと、関東初公開の展示品が話題を集めた。大河ドラマ「龍馬伝」の放送が最終回を迎える時期に合わせて開催。
ぜんぶ!やなせたかし! ~ビールの王様・詩とメルヘン・アンパンマンetc.~
2009年に弥生美術館(東京都文京区)で開催された展示「メルヘンの王様 やなせたかし」をベースとし、マンガ家、詩人、脚本家、編集者、キャラクターデザイナーなど、様々な分野で活躍中のやなせたかし氏の広範な仕事ぶりを紹介。イラストレーションの原画作品、貴重な関連資料などおよそ300点の資料を公開する。
USAVICH アソビッチ展
ロシアの監獄に閉じ込められた2兎のウサギをめぐる、コミカルかつシュールな笑いを展開する個性派アニメ「USAVICH」。その世界観を忠実に再現した初の展覧会が池袋パルコにて開催された。情報感度の高い、若い女性に人気の作品の魅力を凝縮したイベントとなった。
SO+ZO展 未来をひらく造形の過去と現在 1960s→
専門学校桑沢デザイン研究所と東京造形大学の創設者であり、デザイナーとして活躍した桑澤洋子氏の生誕100年を記念する事業「SO+ZO MOVEMENT」の一環として開催。両校が輩出したデザイナーやアーティスト121人の作品を、Bunkamuraザ・ミュージアムと桑沢デザイン研究所の2会場で展示する。