ガンプラ30周年記念 ガンダムSUPER EXPO東京 2010
アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデル=ガンプラの誕生30周年記念イベント。さまざまな角度からガンプラの歴史をたどるとともに, 現在発売中の最新作の紹介.海外でのガンプラ,社会の中でのガンプラといった観点からもガンプラを紹介。ガンダムアイテムも多数展示され,イベント限定商品を多数扱った物販コーナーも大変な人気となった。
2010年NHK大河ドラマ特別展「龍馬伝」 全国4か所を巡回
武将などを主人公にしたテレビゲームやマンガの影響もあって,ここ数年,歴史ブームが続いている。特に戦国時代・幕末は「歴女」と呼ばれる熱心な女性歴史ファンが支持していることもあり,この傾向はまだまだ続くといわれている。そんな状況において,若い歴史ファンかう絶大な人気を集める坂本龍馬が, 2010年のNHK大河ドラマの主役に登場。本展はNHK大河ドラマ『龍馬伝』の放送と連動した特別展として,2010年4月の江戸東京博物館を皮切りに,全国4か所を巡回。展示では坂本龍馬,そして幕末という激動の時代を約180点の歴史資料で紹介していく。
大鉄道博2010
乗り鉄,撮り鉄など,コアな鉄道ファンを指す言葉が一般化し,ますます鉄道ブームに拍車がかかる昨今。子ども人気も高いため,ファミリーを取り込む夏休みイベン卜としては絶好のテーマといえるだろう。そうした中で約四万人を動員した昨年に続き開催された「大鉄道博2010」。500人以上収容できるホテルの大宴会場を舞台に,巨大な鉄道ジオラマやバリエーション豊かな体験型企画のほか,ホテルのレストランとコラポレー卜した鉄道にちなんだグルメ企画や宿泊プランを展開。レアな展示晶に加えホテルという会場の利を生かしたプログラムが集客に一役買った。
トイ・ストーリー3の世界展
会場を, 映画のストーリーに沿って7つのゾーンにわけ,アートワーク,それぞれでキャラクターができ上がるまでの過程,キャラクターの模型などを展示。また、NTTの持つ最新のデジタルテクノロジーも作品にからめτ紹介した。
みんなのサザエさん展
「昭和」という時代を象徴する出来事や世相が描かれていることに加え,心温まる雰囲気と小気味良い展開,優れた描写力で,世代を超えた読者に親しまれている「サザエさん」。作者・長谷川町子は他界して久しいが,アニメはもちろん,今年8月には実写ドラマの新作が放送されるなど,さまざまなメディアで取り上げられ続け,その人気は不動のものといっていい。本展では生原稿ほか貴重な資料をはじめとする展示品を通し,長谷川氏の業績,地域とのかかわりを紹介するものである。
くまのプーさん ほのぼのフェスタ
長く愛され続けている人気キャラクター「くまのプーさん」。その魅力を凝縮したイベントが全国の百貨店で順次開催されている。日本初公開のものを含む貴重な展示に,充実した物販。ファミリ一層はもとより,今回は大人の女性もターゲットに入れたというイベントをレポート。
借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展
スタジオジブリの最新作「借りぐらしのアリ工ッティ」公開にあわせた企画展が東京都現代美術館で開催されている。映画美術の世界で活躍する種田陽平氏を起用し,ア二メ一シヨン作品の世界を”映画セット”の方法で立体的に表現した今回の展示。“身長lOcmの小人から見た”セットの中を探検しながら,普段は直接目にすることができない映画美術の魅力を余すところなく味わえるかつてない展覧会となった。
地球最古の恐竜展 ~天空の恐竜ミュージアム~
毎夏大型イベントを行っている六本木ヒルズ-森アーツセンターギャラリー。今年は,子どもや大人の男性に特に人気の高い「恐竜」をテーマにしたイベン卜を行った。夏のイベントのテーマとして恐竜は定番のひとつだが,六本木ヒルズで行うだけに,特徴あるものが求められる。その期待に対し,どのような内容で応えたのか。
星新一展
星新ーは,没後10年以上を経て今も多くの読者から高い人気と評価を得ている稀有な作家である。「ボッコちゃんJをはじめ,生涯t、1001編以上執筆されたショートショート(短編・掌編小説)で世に知られているのはもちろん、「明治・父・アメリカ」「人民は弱し官吏は強し」などのノンフィクション作品も残している。しかし,これだけ著名な作家ではあるが,その生誕やプライベート部分はあまり伝わっていない。本展は星氏の初の展覧会であると同時に, 貴重な自筆原稿や創作メモ,子どもの頃の日記,愛用品など約300点の展示品を通し,私的な面も含めたその創作活動をたどるものである
明和電機ボイス計画宣言展
2012年お披露目に向けた,新しい“芸術製品”開発宣言を機に,“声”や“音”に閲するこれまでの作品を紹介。また,その新たなロボットに関するスケッチドローイングを来場者の前でライブで描き,それを展示・販売した。人気玩具「オタマトーン」の展示,販売も実施。
くまのがっこう絵本原画展
2002年に1作目が発行されて以来,その人気は囲内に限らず,フランスや台湾など海外でも出版され,シリーズ累計150万部を突破するなど,大人気絵本シリーズ「くまのがっこう」。三菱地所アルティアムでは,この「くまのがっこう」の大きな魅力のひとつである,色彩にあふれた絵本絵画展を九州初開催。
武田双雲×百段階段
国内外で高い評価を受ける書道家・武田双雲氏の書道家10周年を記念した書道展が,東京都指定有形文化財である目黒雅叙園の「百段階段Jで開催。昭和初期の美術家による部屋の内部の装飾と展示作品とのコラポレーションが楽しめるだけでなく,各部屋に設115れたテーマをもとに演出された香り,草花,音などの効果も楽しめた。
六本木クロッシング2010展
六本木の森美術館が3年に1回,定点観測的に多様な日本のアーテイストを紹介する恒例企画展。第3回目となった今回のサブタイトルは「芸術は可能か?」。アートがアートの枠に収まうす,社会に対していかに影響を与えることができるのか。その可能性を問うという本展には,工ネルギッシュな作品が数多くそろい,今後の現代アートの行く末を示唆した。
蒼井優展「うそっ。」
6月下旬発売となるポップアップブック「蒼井優 うそっ。」(PARCO出版)と連動した展覧会。会場にはポップアッフ。ブックの世界が再現され, 3Dメガネをかけると幻想的なビジュアルが飛ひ、出す不思議な世界を楽しめる。
昭和のおもちゃとマンガの世界 -北原照久 大コレクション展
ブリキ玩具コレクターとして世界的に有名な北原照久氏の膨大な数にのぼるコレクションの中から,昭和時代に製造・消費された代表的な資料約2,300点を展示。
みうらじゅんの100冊展
武蔵野美術大学在学中に漫画家としてデビュー以降,漫画やイラストのみならず、エッセイや小説など, 100冊を超える出版物を発表し続けてきたみうらじゅん氏。本展では,デビュー前の,原稿を執筆し,自ら製本し制作した著作の数々をはじめ,デヒ、ュ一作「単になんぎなうし」から最新刊までの出版全作品を一堂に展示。