3331千代田芸術祭2013
旧練成中学校校舎をリノベーションした「3331 Arts Chiyoda」で開催された参加型のアート・フェスティバル。エントリーした人なら誰でも参加できる「アンデパンダン方式」ながら、ゲスト審査員、来場者投票などによって選ばれた作品・個人・団体への支援を実施するスカラシップ・プログラムが提供されたことが特徴。4回目を迎えた今年は、「展示」「パフォーマンス」「マーケット」に加えて、「映像」と「音」部門も新設して大きく展開。「展示部門」「映像部門」では、公開講評会も実施され、作品を観るだけでない、ゲストや作者と対話する新しい形の展覧会となっている。その「展示部門」の様子を公開講評会も含めてリポート。
恵比寿文化祭2013
恵比寿を拠点に、音楽、アート、ダンス、ファッション、映像など、さまざまな分野で活躍する人たちがパフォーマンスを披露する文化祭。恵比寿ガーデンプレイスが街に融け込み、街の人と一緒になって創り上げている。アーティストによるワークショップ、クリエイターが作品を販売するマーケット、恵比寿ギャラリー巡り、ライブ、大型テントでの特設シアター上映のほか、フィナーレには、来街者と一緒に合唱をコンセプトに「1000人の大合唱」を実施。開催3年目を迎えた今年は、熊川哲也プロデュース「Kバレエスクール」恵比寿校による「華麗なバレエに見とれる午後」や、恵比寿にある専門学校生によるファッションショー「恵比寿コレクション2013」などがステージに登場した。
第6回貝印スイーツ甲子園
貝印創業100周年にあたる2008年よりスタートした、高校生によるオリジナルスイーツコンテスト。パティシエを夢見る高校生たちが全国から応募し、書類選考、地区予選大会を勝ち抜いた8チームが、東京・お台場で開催される決勝大会に出場できる。今年のテーマは「世界に発信する日本」。日本らしい食材を使ったハイレベルな作品が審査員をうならせ、決勝大会では接戦が繰り広げられた。見事優勝したチームには、フランス・パリでの「スイーツ研修旅行」をプレゼント。なお、決勝大会の模様は、毎年BSフジで放送される。 (続きを読む…)
大つけ麺博 日本一決定戦2
全国のつけ麺が集結し、例年20万人以上を動員する人気ラーメンイベントの第7回。昨年からエントリーとネット投票を経て勝ち抜いた“つけ麺の達人”たちがバトル繰り広げる「日本一決定戦」へとリニューアルし、つけ麺の味・イベントの面白さともにパワーアップした。抜群の設備環境に加え、初の新宿開催となった今回はスマートフォン対象のファストチケットを発行するなど、来場者の満足度を高める運営を徹底している。
新宿芸術天国2013 新宿スタイル・コレクション
新宿のファッション関連企業・団体と行政が連携して行うファッションイベント。2回目となる今年は「新宿芸術天国2013」のメインイベントとして大幅に規模を拡大。新宿を代表する百貨店・大型商業施設・服飾関係の学校が参加し、新宿を巨大ランウェイに見立てて東・西・南の3エリアでファッションショーを実施し、新宿を象徴する多様なスタイルとファッションを発信した。
新宿クリエイターズ・フェスタ2013
新宿駅周辺各所で開催する巨大アートイベントが、今年3度目を迎えた。世界的前衛芸術家の草間彌生をはじめ、多くの著名アーティストによるアーティスト展、国内外の学生による作品が新宿の街で展示・放映される学生アート・コンペティション、こどもたちがライブやワークショップを楽しむこどもアートを開催。また今回初となる映画イベント「Cine Festa Shinjuku 2013(シネ・フェスタ新宿2013)」では、LiLiCoが選ぶ夏の恋愛映画や本フェスタでアーティスト展に出展する写真家・森山大道を追ったドキュメンタリー作品『≒森山大道』を含むCine Festa セレクションなどを上映。様々な文化を受け入れ成長し続ける懐の深い街、新宿がアートにつつまれた。
第12回 東京JAZZ (英語表記:12th TOKYO JAZZ FESTIVAL)
国内外のアーティストを迎え、「国境を越えて、世代を超えて」をテーマに東京から新しい音楽文化を発信しようと企画されたジャズフェスティバル。東京国際 フォーラム ホールA「the HALL」、地上広場「the PLAZA」、隣接するCOTTON CLUB「the CLUB」の3会場で開催され、ジャズ通から初心者まで気軽に本格的なジャズを楽しめるのが魅力だ。12回目となる今回は、海外の大型ジャズフェスティバ ルとの連携が実現。連日チケット完売となり、若手からベテランまで実力派アーティストを揃えた豪華プログラムへの注目度がうかがえる。 (続きを読む…)
the PLAZA:東京国際フォーラム 地上広場
the CLUB:COTTON CLUB
「京王れーるランド」オープン
京王の電車・バス開業100周年を記念し、旧「京王れーるランド」の名称を受け継いだ新施設がオープン。旧施設にはなかった車両展示に加え、本格的な運転操作にチャレンジできる運転シミュレータや列車を走らせることができる巨大ジオラマなどの体験コーナー、鉄道設備をイメージしたアスレチックコーナーや鉄道会社の博物館では日本最大級のプラレールコーナーなどのキッズゾーンを拡充させた。子育てファミリーをターゲットに、隣接する多摩動物公園と一体となった集客を目指す。
「スポドリ!」グランドオープン
野球・ゴルフ・ボルダリングとタイプの異なる3つのスポーツが体験できる屋内型スポーツ施設が東京ドームシティの玄関口「黄色いビル」にオープン。一般利用と合わせ、元プロ野球選手による「野球塾」やティーチングプロの「ゴルフスクール」など、会員向けのスクール機能にも注力。単にスポーツを楽しむだけでなく、スポーツを始めるきっかけ作りから、より高いレベルを目指すためのトレーニング及び本格的指導まで、スポーツに対するあらゆるニーズに対応する。
青空市場×丸の内マルシェ gramme marché(グラムマルシェ)
三菱地所が推進する「食育丸の内」プロジェクトの一環。ほしい食材を無駄なく必要な分だけグラム単位で量って購入できる“はかり売り”をテーマに、全国から個性豊かな生産者が一堂に集まり、安心・安全な国産食材を販売した。丸の内で働くオフィスワーカーや来街者らに、生産者との交流を通して“はかり売り”を楽しみ、食材への理解を深めてもらうことが狙い。丸の内で店を開くシェフも訪れ、生産者・消費者・シェフの3者をつなぐ場を創出している。
ニッポンのうまいプロジェクト キックオフイベント
キリンビールが地域活性化を目的に実施している「選ぼう ニッポンのうまい!」プレゼントキャンペーンに先駆けて、メディア各社を招待して開催するPRイベント。賞品となる全国47都道府県の「うまいもの」を一堂に集めて、各地一押しの食材の魅力とキャンペーンの楽しさを発信する。8回目となる今回は「市民グルメレポーター」50組100人を招待して発信力を高めた他、流通・料飲業界の仕入れ担当者100人以上を招いてビジネスマッチングの場を提供する画期的なイベントとなった。
サンダーバード博 ~世紀の特撮が描くボクらの未来~
1965年に100年後となる2065年の未来を舞台にイギリスで誕生した、SF特撮作品「サンダーバード」。その記念すべき50周年となる2015年を前に開催された企画展。最先端の科学技術で開発されたスーパーメカを駆使して、世界各地で発生した事故・災害の危機に直面した人々を「国際救助隊」が救済するストーリーと、人形劇とは思えぬリアルさとデザインは今なお世界中の人々を魅了し、日本でも1966年のTV放送以降、何度も再放送されている。本展では本邦初の3D映像や、スーパーメカの展示、レスキュー体験ができる参加体験型展示のほか、「サンダーバード」に描かれた未来と比較する形で、現在の日本の先端科学技術も紹介。初回放送を見た中高年層から、子ども連れの家族まで楽しめる内容をレポートする。
「怪談の夕べ」~プロジェクションマッピング「四谷怪談」~
夏の風物詩である怪談をお寺で聴き、涼しさを体感してもらうイベント「怪談の夕べ」の新企画。「四谷怪談」にゆかりのある江東区の寺を舞台に、プロの役者と演奏者によるライブ劇を上演。さらに、江戸時代に流行した「写し絵」を最新のプロジェクションマッピングで再現するという大胆な演出を盛り込み、情感あふれる日本の怪談の世界を表現した。地域資源を活用した地域観光プログラムとしても注目される。
バイクの日スマイル・オン2013「8月19日はバイクの日」
8月19日は「バイクの日」。バイク事故を減らすため、政府・交通対策本部が「819(バイク)」の語呂合わせで制定した日に、二輪車の安全運転の普及とバイクの魅力を知ってもらうため開催された主要イベント。バイク展示やトライアルバイクのデモンストレーション、トークショーのほか、今年は、さらにスケールアップして、スタントマンによる事故現場再現や警視庁女性白バイ隊による模範走行も実演。新米ライダーであるフィギュアスケート金メダリスト荒川静香さんもゲストに登場し、女性のバイクファン獲得にも努めた。
ICCキッズ・プログラム 2013 もの みる うごく AR美術館 赤松正行+ARARTプロジェクト
毎年、夏に開催される「ICCキッズ・プログラム」は今年、「もの みる うごく AR美術館」を開催。これは情報科学芸術大学院大学(IAMAS)教授の赤松正行氏が中心になって開発し、表現研究を行っているモバイルARシステム「ARART」をもとにAR技術を体験できる作品によって構成される展覧会である。貸し出された携帯端末を展示してある絵画やイラスト、写真にかざすと、画面に映っているものが動き出したり、音楽が流れるなどさまざまな変化を体感することができる。携帯端末を持つだけで、コンピューターや映像の先端的技術が使われている作品を、気軽に楽しめる展示となっている。 (続きを読む…)
なぞともCafe
ナムコが新規事業として開設した期間限定の“謎ときポータルスタジオ”。全国の謎解きイベント情報を集めたポータルサイト「なぞとも」をリアル化し、カフェを併設した店舗に、テーマや難易度が異なる謎解きゲームを6つの“ミッションキューブ”で展開する。「コンテンツが選べる」「予約不要」「コンパクトな体験時間」「低価格」というこれまでにないシステムによって、若い女性をメインに初心者でも気軽に楽しめる謎解き体験を提供。謎解きゲームのさらなる普及を目指している。
第24回英国科学実験講座 クリスマス・レクチャー2013 現代の錬金術師 東京会場
英国で180年以上の歴史を持つ子ども向け科学実験講座を日本で再現。世界的に著名な科学者を講師に迎え、ユニークな実験やデモンストレーションを通して、最先端の科学をわかりやすく紹介している。毎年さまざまなテーマで行われ、今回は「化学」をテーマに、ケンブリッジ大学のピーター・ウォザーズ博士を「現代の錬金術師」になぞらえ、炎や水、空気に秘められた化学の世界を紹介。五感に訴える実験や大がかりな装置を使った実験で元素の働きや特性を解き明かした。
千石船東廻り航路文化交流事業
江戸時代に活躍した千石船を復元した「みちのく丸」で太平洋岸5都県8港を周航し、千石船の文化を伝えるとともに、震災復興へ取り組む被災地を励まそうという大掛かりなプロジェクト。船内見学会や「展帆(てんぱん)」などを開催、船に掲げた横断幕へ復興を応援するメッセージを書き込んでもらいながら周航し、最終寄港地の東京・有明埠頭での記念式典では、寄港地の首長から受け取った復興へかけるメッセージを復興大臣へ届けた。
生誕80周年記念「藤子・F・不二雄展」
「ドラえもん」をはじめ、「パーマン」「オバケのQ太郎」など、世界中から愛され続ける「まんが」を数多く生み出したまんが家、藤子・F・不二雄の生誕80周年を記念した特別展。東京タワーの展望台やイベントスペースを会場に、貴重な原画や日本初となる室内型の4Dプロジェクションマッピングなどにより、46年にも及ぶまんが家生活で約270タイトルの作品を生み出し、約5万枚の原稿を描き続けた藤子・F・不二雄の世界が体感できる。「つなぐ、未来へ」というコンセプトのもと、子どもの頃にその作品に触れて大人になった人たちから、次世代の子どもたちまで、幅広い世代が楽しめる見どころ満載の企画展。
アクアサマーフェスタ2013
アクアシティお台場に、ゲーム・アニメなどのキャラクターが集合する夏休みイベント。「モンスターハンター」に登場する巨大モンスターの展示をはじめ、人気アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のキービジュアルとなる秘密基地の再現。そして、過去の映画作品のポスター展示や夏祭りを行う「ポケモンセンターなつまつり in アクアシティお台場」、今夏公開されるフジテレビの映画3作品をテーマにした「ママトコ×フジテレビサマームービーパーク」を実施。また、夏限定のオフィシャルショップ「なめこ夏ランド」もオープンする。 (続きを読む…)