東北の更なる復興と前進を期して初開催「東北絆まつり」
東日本大震災の犠牲となった多くの方の魂を弔い、東北の復興の狼煙を上げるため、2011年7月に仙台から始まった「東北六魂祭」は、昨年の青森開催で6市を一巡した。互いに手を取り合って助け合い、ともに歩んだ6年、祭りの歩みと復興への道のりは、東北をひとつにした。しかし復興は道半ばであり、その先の未来に向けて前進するため、6市が中心となって新たな祭りの開催を決定した。何よりも大切にしたい「絆」という言葉には、東北6県の絆は言わずもがな、東北を応援してくださる全国や世界のすべての人との「KIZUNA」への想いも込められているそうだ。「東北絆まつり」初開催の地は仙台市。今年は仙台藩祖・伊達政宗公の生誕450年という記念すべき年でもあり、「仙台七夕まつり」本番さながらの七夕飾りがアーケードを彩った。パレードには「仙台・青葉まつり」でも知られる「政宗公山鉾」と総勢300名もの「仙台すずめ踊り」が加わり、東北6市の祭りの饗宴が、仙台の大通りを今までにない賑わいで彩った。 (続きを読む…)
横浜セントラルタウンフェスティバル“Y158”
5月27日(土)と28日の二日間、横浜の馬車道・関内・山下公園通り・中華街・元町・山手の商店街のエリアの総称である横浜セントラルタウンが一体となって実施しているイベントが、メイン会場となる山下公園と5つの商店街等で開催された。今年の来場者数は延べ152万人。 2009年の横浜開港150年記念イベント「開国・開港Y150」以降、毎年開催しており、開港200年まで継続開催の予定だ。今年のイベント企画は、「南国アーバンリゾート」。メイン会場にサブステージを設置し、「開港カクテル」を飲みながら芝生デッキでフラダンスのショーを楽しむことができた。また、横浜市内の小学生に開港200年を迎えた横浜の街並みを描いてもらう「Y158夢の街 絵画コンテスト」を実施。入賞作品は横浜銀行元町支店と横浜マリンタワー、中華街で展示され、その表彰式がメインステージで行われた。各商店街でも、フェスティバルやスペシャルセールなど、趣向を凝らしたイベントを展開。5つのエリアの碑を回る「Y158ウォークラリー」もある。今年は、5エリアをワイキキトロリーバスで回遊させる新たな試みも実施した。メイン会場のステージと各商店街のイベントは連動しており、横浜セントラルタウン全体の回遊がテーマだ。
子どもから大人まで楽しめるテクノロジーが集結! 品テクマルシェ on the GREEN 2017
近年の再開発で最先端の高層ビルが立ち並ぶ品川港南エリアには2015年オープンした複合施設「品川シーズンテラス」にて、グローバルなモノづくり・IT企業の最新技術を子どもたちが気軽に楽しく体感できる場として「品テクマルシェ」が開催された。品川港南エリアは富士通、ソニー、マイクロソフトなど、ものづくりやITの大企業がオフィスを構えていて、関連する企業も多い上に、タワーマンションが続々と供給され、ファミリー人口が急増している地域でもある。メイン会場である品川シーズンテラスの芝生の広場は多くの家族連れで賑わった。近隣オフィスワーカー向けのイベントも合わせて行われた。オフィスも住宅も新しい新興地域で、地元を楽しめる体験を提供し、ヨコのつながりを促す「エリアマネジメント」の先進的・積極的な取り組み事例といえる。 (続きを読む…)
28年ぶりの日本開催『第8回世界盆栽大会 in さいたま』に海外から盆栽フリークが集結
世界盆栽大会は世界中の盆栽愛好家が一堂に集う大会で、1989 年、盆栽の街・さいたま市 (当時は旧大宮市)で第1 回大会が開催された。 その後4 年おきに海外各地で開催され、2017年、世界盆栽大会発祥の地・さいたま市で28年ぶりに開催となった。伝統を受け継ぎ、世代を超えて愛される盆栽の可能性を世界に向けて発信するという意味合いを込め、テーマは「盆栽、~次の100年へ~ Bonsai, ~ Towards the Next 100 Years~」とした。世界各国からの参加者、28年ぶりの日本開催ということで全国から訪れた盆栽好き、さらにメディアなどで情報を得て足を運んだ「盆栽をじっくり観るのは初めて」という人まで、多くの人が訪れて大変な賑わいとなった。
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遊ぶ。暮らす。育てる。SATOYAMA & SATOUMIへ行こう2017
モーニング娘。OGやモーニング娘。’17をはじめ、アップフロントグループに所属する多数のアイドルやタレントが参加するSATOYAMA & SATOUMI movementのイベントが、幕張メッセで3月25日と26日の二日間、行われた。MC役は、自らも自然の中でのライフスタイルを送る、林マヤさん、まことさん(シャ乱Q)などが務めた。アップフロントグループ全体で取り組む本イベントでは、最新の里山&里海ライフを若い人も楽しく気軽に参加できる企画を多数用意。里山や里海での生活や文化、産業の再認識と美しい景観の中での暮らしやすさの提案などをテーマに、協力自治体や企業・団体によるステージや体験コーナーなどを展開した。開催5回目を迎え出展自治体も増加している。当日は、「Hello! Project ひなフェス 2017」も同時開催。各ブースではアイドルが登場して地域の商品のPRも行った。ご当地キャラクターも多数登場し、ファンはもちろんのこと、子どもから大人、家族までイベントを楽しんた。
「浅草オープンカフェ」~道路空間を活用した社会実験(第3期)~
かつて、大衆娯楽や映画等、日本のエンターテイメントの中心地であった“興行街”、浅草六区の再生に向け、六区ブロードウエイ商店街振興組合は、国家戦略特区事業認定に向けた社会実験「『浅草オープンカフェ』~道路空間を活用した社会実験(第3期)~」を開催した。本社会実験は、浅草六区の街全体を劇場と捉え、浅草六区ブロードウエイがホワイエの役割を担っていくという構想の下、2016年に実施した1期、2期に続き、道路空間の活用に関する効果・継続性・課題等を明確にし、国家戦略特区の「道路法の特例による道路占用許可等の緩和」事業認定の取得を目指すもの。夜の道路活用法の検討を視野に入れた第3期のテーマは、「夜も始動!エンターテインメントの街へ!」。第3期開催に合わせ、浅草-上野間を23万キロ無料巡回したパンダバスがキッチンカーとして登場。ホットドリンクやアルコールメニューを提供した。また、ラスベガスで多く行われている無料ショーを浅草六区でも開催。六区=69ということで夕方の6時9分からの開始とした。また、パフォーマーのグランプリを決定する「浅草六区 六芸神 グランプリ」、毎週入れ替わりで全国25の自治体のPRブースが集結する「さとふるMeetings&PR Events~全国各地から浅草へ集結~」なども展開。浅草六区ブロードウエイを活用し、その地域をPRする「浅草六区メディアプロジェクト」の第一弾として、群馬県の「桐生八木節まつりin浅草」を開催した。エンターテインメントを中心に、国内外観光客の憩い・休息の場となる空間や賑わいの創出を目指す。
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アキバ大好き!祭り 2017 WINTER
秋葉原繁華街の中心部に位置する「ベルサール秋葉原」で開催される「アキバ大好き!祭り」が10回目を迎えた。会場入り口には、「マジンガーZ」「デビルマン」誕生45周年を記念し、身長2メートルの等身大の「マジンガーZ」「グレートマジンガーZ」が登場。秋葉原に点在しているコアでレアなお店が一堂に集まり、ここでしか手に入らないものを販売するほか、ステージでは、秋葉原のメイドさんが大集合する「秋葉原メイドフェス+P」、コスプレイベント「アキコス」などを展開。同人誌イベント「秋コレ」やVRイベント「Japan VR Fest.」「アキバ大好き!イヤホン市」も併催した。また、ガンプラ体験や電子工作&プログラミング体験、スピーカーづくりなどの体験教室も実施。地域の店舗、公共団体、秋葉原で活動している人が協力して、 秋葉原のバラエティに富んだ文化を集めた本イベントは、2012年の初開催から回を重ねて毎回趣向を凝らし、 毎回、35,000人を超える来場者数が集まる秋葉原のビックイベントに成長。今回は、秋葉原のコアなファンもそうでない人も、カップルから家族連れまで約42,000人を集客した。
初の「プレミアムフライデー」~2017年2月24日(金)各地の表情~
プレミアムフライデー イベント、キャンペーン等で新たな消費喚起へ(170221)の記事でも紹介している通り、午後3時に早期退社を促す「プレミアムフライデー」の試みが官民連携で推進され、2017年2月24日金曜日に初めて実施された。経済産業省が旗振り役となり、経団連や小売り業界、商工会御所などが連携しての取り組みだ。(経済産業省リリース、プレミアムフライデー推進協議会名簿)
【企業】「働き方改革」の必要が迫られている折でもあり、従業員の早期退社を促進するプレミアムフライデーに積極的に賛同し実施をする企業の表明が相次いだが、全体からみるとまだ数%にとどまっている。
【小売業界】百貨店、小売店、通販会社などではプレミアムフライデーに合わせたセールを開催した。
【飲食業界】プレミアムフライデーに積極消費を喚起するため、各種のキャンペーン・サービスを提供した。
【食品・酒メーカー】ホームパーティーを楽しめるよう、食材や酒・飲料のセールを展開。
【旅行・レジャー業界】金曜15時退社となれば週末にかけて2.5日の旅行も可能ということで、プレミアムフライデーに合わせたプランを積極的に企画・告知した。
【商店街】セール、街バルなどを企画。
【その他】美容(エステ、化粧品)・教育(資格取得、習い事)・書店・婚活などで、プレミアムフライデーの時間を利用した体験を提案。
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今回は前編として、実際に2月24日東京各所でどんな試みが展開されていたかをリポートする。
駅の臨時ホームを特設会場に「鉄コン大運動会 in 浦和美園」~恋の終着駅は遠くて近い。~
東京メトロ南北線~埼玉高速鉄道、埼玉スタジアム線で相互乗り入れを実施している埼玉高速鉄道株式会社(略称SR)と東京地下鉄株式会社(東京メトロ)は、今までにも運行地域のユーザー向けのPRイベントを開催してきた。今回は両社共催で、普段は使用していない埼玉高速鉄道浦和美園駅の臨時ホームを特設会場とする「大運動会」を開催。20代~40代の独身男女が各種の競技を楽しみながら出会える場にという企画。先着定員240名(男女各120名)で告知したところ、数日で定員に達したという注目のイベントだ。「綱引き」「ムカデリレー」など、全員参加で盛り上がる競技から始まり、後半は男女ペアで出場する競技や告白チャンスのある「かりもの競争」へと徐々に盛り上げていくプログラムだ。結果は、めでたくカップル成立となった人、最後まで気の合う相手に出会えなかった人と悲喜こもごもだったが、鉄道好きな人はもちろん、そうでない人も、「ちょっと変わった場所でのイベント」を楽しめたようだった。 (続きを読む…)
No Maps 2016
札幌国際短編映画祭で培ってきた運営基盤やネットワークを最大限に活用し、「フィルム」と文化面や技術面で相性の良い「音楽」「インタラクティブ(IT先端技術など)」を加えた3つのコンテンツおよびその複合領域における最先端なクリエイティブビジネスの国際コンペティションが、札幌市内中心部の28会場で開催された。いわば、“札幌版サウスバイサウスイベント”だ。2016年度はプレ開催の実施で次回からが本格開催。タイトルの『No Maps』には、地図なき可能性を切り拓こうと、さまざまな取り組みを通じて「新たなビジネスを生み出し、加速させる場」を提供していきたいとの想いを込めた。「フィルム」事業となる「第11回札幌国際短編映画祭」では、特別プログラムを合わせて258本の映画を上映。「音楽」では、国内外192組のアーティストがライブ等に参加。「インタラクティブ」では、VR(仮想現実)体験会やAI(人工知能)カンファレンスを中心に、多数のテック系・メディアアート系のセミナー・イベントを実施した。本コンペティションを通じ、札幌を「世界屈指のイノベーティブなまち」にしようと、北海道全体で盛り上げようと取り組んでいる。会期中の動員数は21,404人。2019年度には50,000人を目標としている。
「銚電倶楽部」スタート
2006年、車両運行維持のため、「ぬれ煎餅を買ってください!!」とウエブサイト上で呼びかけて副業であるぬれ煎餅の購入が殺到、経営危機を乗り越えた銚子電気鉄道株式会社(以下、銚子電鉄)が、12月1日から新たに会員制となる「銚電倶楽部」をスタートさせた。路線継続のため、これまでも「銚電サポーターズ倶楽部」「銚子電鉄応援団」といった有志や市によるサポーターズ組織が存在したことがあったが、銚子電鉄が主導して立ち上げる応援組織は初めて。銚子電鉄のこれからのチャレンジを応援する会員により構成される組織で、年会費は一口1,800円。専用HPから入会できる。「駅舎修繕プロジェクト」、「デキ3(さん)を走らせるプロジェクト」等、5つのプロジェクトの中から会員が選んだプロジェクトに年会費が「銚電倶楽部ファンド」として全額積み立てられ、随時プロジェクトの実施に使用される予定だ。会員特典として「銚電倶楽部会員証」を発行。「無料乗車DAY」の実施や会員口数に応じたプレゼント、イベントでの優先特典や限定イベント招待等の進呈のほか、銚電イベントの企画提案をすることもできる。近年は、東日本大震災以後の風評被害を受けて観光客数が激減。イルミネーション電車やお化け屋敷電車の運行、ネーミングライツ募集の取り組みでも注目を集めた、日本最東端のローカル鉄道、銚子電鉄の新たなチャレンジを取材した。
クレヨンしんちゃん25周年記念企画 オラのマチ春日部にくれば~
「クレヨンしんちゃん」は1990年にマンガ連載開始、92年にテレビアニメ放送が開始してブレイクし、人気アニメコンテンツとなった。クレヨンしんちゃんは家族とともに埼玉県春日部市に住んでいることから、春日部市にはしんちゃんの特別住民登録があり、同市の「子育て応援キャラクター」などとしても登場している。埼玉県は2015年「さいたま観光サポーター」に任命。
こうした地域で盛り上がる流れのなかで、クレヨンしんちゃん25周年記念プロジェクト実行委員会・埼玉県・春日部市・東武鉄道の共催で、クレヨンしんちゃん25周年プロジェクト記念企画が進められた。「ラッピングトレイン」「ラッピングバス」「オラマチカフェ」や各種展示などを実施している。子ども時代にクレヨンしんちゃんを見た世代が親となり、家族で再び楽しむようになったこともあり、クレヨンしんちゃんの映画作品は2015年、2016年と立て続けに歴代の実績を塗り替えるヒットを記録。ちょうど25周年のタイミングに“第2次しんちゃんブーム”がきているという。埼玉県・春日部市はしんちゃんを起用して今後インバウンド需要対策にも力を入れていくということで、周年イベントをきっかけとしてさらに勢いづく次の展開が楽しみだ。 (続きを読む…)
「新しい東北」復興ビジネスコンテスト2016~大賞は石巻のオーディオメーカー、学生分野への応募も
復興庁が掲げる「新しい東北」とは、東北の「まちのにぎわい」を取り戻す試みだ。その重要施策として2014年からこの顕彰が始まった。「新しい東北」復興ビジネスコンテスト2016は6月より募集を開始、9月以降で書類による第1次審査、会場プレゼンテーションによる第2次審査が行われ各賞が決定、11月に表彰式が行われた。今年は239件の応募があり、15件が受賞。 今年度より応募分野に学生分野が設けられ、九州・福岡の女子高校生チームなどの応募もあった。3回の開催を重ねて認知度がアップし、応募数の増加とともに内容も充実してきた。「人」にフォーカスして東北エリアの活性化に寄与することはもちろん、応募者同士の交流によるネットワークの広がりや、東北以外の他地域への経験値の活用など、波及効果も大きい。被災地がまさしく「新しい東北」として再生する、その原動力となることを期待したい。 (続きを読む…)
TOKYO SHINTORA MATSURI(東京 新虎まつり)
2014年に「新虎通り」が開通し、「虎ノ門ヒルズ」が誕生した新橋・虎ノ門エリアで、道路空間を使用した初の大型イベントが開催された。イベントテーマは、「東北×東京」と「伝統×革新」。新橋・虎ノ門エリアの「新虎通り」「虎ノ門ヒルズ」「港区立南桜(なんおう)公園」を舞台に、東北6市の祭りを披露する「東北六魂祭パレード」、東北と東京の観光情報や食文化を紹介する「東北×東京フェスタ」、日本のゲーム・アニメ・音楽など最先端分野に関するトークセッション「Japan Culture Future Forum」等を展開。東日本大震災から力強く歩んでいる東北の姿、日本の最先端文化を世界へ向けて発信した。なかでも、東日本大震災の被災地となった東北6県が「鎮魂と復興」への狼煙を上げるために生まれた祭りである「六魂祭」で披露されるパレードが東京で開催されたのは初めて。「秋田竿燈まつり」に始まり、「盛岡さんさ踊り」「山形花笠まつり」「仙台七夕まつり」「福島わらじまつり」「青森ねぶた祭」と続き、晴天の下、「新虎通り」約300メートルを舞台に総勢約370名が華麗で迫力ある演舞を披露し、公募で招待された約2万人の観客が、一堂に集った東北の6祭りを楽しんだ。
「鎮守府 横須賀 呉 佐世保 舞鶴フェス in 東京」~日本遺産に認定された旧軍港四市のブランドを国内外に情報発信
横須賀、呉、佐世保、舞鶴の4市は、明治時代に海軍の鎮守府が置かれ、その後軍港都市として発展してきたという共通点を持つ。4市が交流を開始したのは40年近く前の1980年。文化庁が2015年に新設した日本遺産への登録を申請し、本年4月に認定された。軍港施設は、今なお現役で使用されているものが多く、日本近代の優れた技術を今に伝えている。6月、4市は観光協会等と「旧軍港市日本遺産活用推進協議会」を設立し、同会の事業計画を策定。この一環として、本イベントが開催された。今後も人材育成、海外への情報発信などの取り組みが予定されている。離れた自治体同士がひとつの価値観を共有して地域活性化を図る広域連携の事例としても大いに注目したい。 (続きを読む…)
ハロウィン2016 ~東京各所のイベントと今年のトレンドをレポート
2015年、ハロウィンは市場規模でバレンタインデーを上回ったというニュースが流れた。すっかり定着し、若者を中心に多くの人が参加する行事となったハロウィン、2016年はどんな展開をみせたのか。東京各所の様子を、「池袋」「上野」「渋谷」で開催されたハロウィンイベントを中心にレポートする。
■池袋ハロウィンコスプレフェス2016 (今年3回目)
コスプレ参加者は日本最大級の1万7千人(総来場者数9万人)、小池百合子東京都知事は『リボンの騎士』で登場!
■上野ハロウィン2016 (パレードは今年初開催)
国立西洋美術館の世界遺産決定で沸く上野の商店街をさらに活性化
■渋谷「OFF HALLOWEEN」
ハロウィンなのに仮装しない!?「ハロウィン=渋谷」というイメージの、一歩先をゆく新たなしかけ
■2016ハロウィン アレコレ 他
第9回したまちコメディ映画祭in台東~上野・浅草を舞台に地域密着で展開
2008年から開催されている、日本初の本格コメディ映画祭。喜劇・芸能の浅草、日本の芸術文化の発信地である上野の二大拠点を有し、かつ日本を代表する「したまち」である台東区が、区内在住のいとうせいこう氏を総合プロデューサーに迎えて実施。「映画(Cinema)」「したまち(Down town)」「笑い(Comedy)」を融合させ、「笑い」をさまざまな観点から捉え、国内外の映画をセレクトして上映するほか、音楽や芸能のイベントも同時開催。映画人、喜劇人、地域の人、映画・喜劇ファンが一体となって盛り上がれる、これまでの首都圏になかった住民参加型の映画祭となっている。回を重ねるごとに来場者も増え、「したコメ」の愛称も定着してきた。浅草にはますます外国人観光客が増え、今年は上野の国立西洋美術館が世界文化遺産に登録され、注目度が増している台東区から国内外に「したまち」の芸能や文化を発信するためにも、今後が期待される。 (続きを読む…)
#シブサラFes in 代々木
渋谷生まれのサラダメニューを提供するイベント「#シブサラFes in 代々木」が、8月31日(水)から10月1日(土)まで代々木商店街で開催された。渋谷に本社を構えるキユーピーと代々木商店街との初コラボイベントとなる。「#シブサラ」とは、①渋谷の“谷”をイメージした谷型の盛り付け ②渋谷の“スクランブル”交差点をイメージして大胆に具材を混ぜながら食べる ③&ベジタブル(こだわりの食材と野菜の組み合わせ)の3つを特徴とするサラダのこと。1ヶ月間の期間中は、20店舗の各飲食店オリジナルの#シブサラをオーダーし、スタンプをゲットするスタンプラリーを展開。最終日の10月1日(土)には、代々木みどり公園で、お気に入りの「#シブサラ」に投票する「#シブサラ総選挙」を開催した。#シブサラを食べたお店でもらえるスタンプが2個以上押されたスタンプ台紙を持参すると、キユーピー商品をプレゼントする企画。テレビやラジオにも取り上げられ、大きな反響のあった本イベントは、第2弾の開催が決定。10月3日(月)から30日(日)まで、幡ヶ谷のエリアの19店舗の飲食店で、「#シブサラin幡ヶ谷+笹塚」がスタートした。
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今年誕生の国民の祝日「山の日」各地の動き
今年から誕生した8月11日の「山の日」は、「海の日」の施行以来、約20年ぶりとなる新しい国民の祝日だ。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する。」趣旨のもと制定された。実は、山に関連する祝日は世界初。国内外から注目を集めた「山の日」の、各所でのイベントの動きをまとめた。 (続きを読む…)
大人が楽しめる「大手町縁日2016」初開催~再開発著しい東京駅周辺がさらに進化
丸の内に引き続き、再開発が進んでいるのが東京駅から北西に位置する大手町エリア。かつては「日本のエスタブリッシュメントたるオフィス街」として、なじみのない人にとってはやや近寄りがたい場所だった丸の内や大手町が、今や幅広く人を呼び込む魅力ある街へと変貌を遂げつつある。そんな街づくりの一環として今回初開催されたのが「大手町縁日2016」だ。並木とベンチを配した「大手町仲通り」の中央に約30メートルのテーブルカウンターを設置。カウンターでドリンクを片手に、ヨーヨーや金魚すくい、「大手町温泉 手湯」などを楽しめるという演出が新しい。当日は浴衣で参加する人、ビジネスの合間に立ち寄る人、家族と一緒に楽しむ人などで賑わった。大手町・丸の内・有楽町では今後も多彩なイベントで街の魅力を発信していく計画が進行中で、今後も注目される。 (続きを読む…)