アート村作品展 ―日本百名山と羽田空港―
「アート村」は、働く意欲がありながら就労が困難な、障害のある方々の芸術分野における就労拡大を目的に、1992年に設立され、今年で24年目となる。株式会社パソナハートフルはパソナグループの特例子会社として2003年に設立、「アート村」を含む6事業部門で障害者と健常者の共生の場を創出している。パソナハートフルで絵を描くことを業務とする11名のアーティスト社員による作品展が、羽田空港第2旅客ターミナルの展望デッキで開催された。日頃は独自のテーマで作品を描いているアーティストたちが、今回は「日本百名山」をそれぞれのスタイルで仕上げたほか、「飛行機を見に来る」展望デッキという場所に合わせ、飛行機や空港を題材とした作品も発表。クオリティが高く、かつ見る人の心に訴えかけるパワーにあふれた作品群に、デッキを通る多くの人が立ち止まって作品を鑑賞していた。作品をモチーフにしたオリジナル商品の販売コーナーも売れ行きが好調だった。 (続きを読む…)
Oi ! Brasil 2016(ブラジルフェア)
そごう・西武では、西武池袋本店、渋谷店、そごう横浜店、千葉店、神戸店、広島店、大宮店の基幹7店舗で、「Oi!Brasil 2016」を開催した。2013年から始まったこのフェアは、今年で4回目となる。全館でブラジル発のアートやファッション、雑貨、食品などを約1ヶ月間に渡り展開。今夏はオリンピック開催で特に盛り上がりを見せるリオデジャネイロに注目し、人生を楽しむカリオカ(リオっ子)たちの、陽気で活動的な「アスレジャー」(休日にジムでエクササイズするようなファッションスタイル)、スポーツMIXスタイルを取り上げた。昨年に引き続き、ブラジル出身の人気イラストレーター、フィリッペ・ジャルジン氏による、鳥や人をモチーフにしたオリジナルイラストを元に、衣料品から雑貨まで幅広い独自開発商品のラインアップを用意したほか、リオで絶大な人気を誇る日本初上陸となるブランドを独占販売。ファッションや雑貨、フードのほか、音楽、アートに至るまで、そのライフスタイル&カルチャーを紹介した。渋谷店と池袋本店では、ブラジルを代表するポップアーティスト、ロメロ・ブリットの展覧会も開催された。
G7茨城・つくば科学技術大臣会合開催記念事業 INNOVATION WORLD FESTA 2016 Supported by CHINTAI
J-WAVEが筑波大学とタッグを組み、伊勢志摩サミットに併催される科学技術の国際会議「G7茨城・つくば科学技術大臣会合」のプレイベントとして開催した、J-WAVE初となるテクノロジーと音楽の融合イベント。筑波大学を会場に、イベントのプロデュースには筑波大の学生チームも参加。産学官連携の一大イベントとなった。昨年、スタートした次世代のイノベーターを目指すベンチャー企業家、クリエイターが毎月登場するJ-WAVEのラジオ番組「INNOVATION WORLD」を中心とし、堀江貴文、夏野剛など日本を代表する各分野のイノベーターによるトークセッション、イノベーティブなアーティストのこの日限りのライブパフォーマンス、そして最先端のベンチャー企業の出展、公開レコーディング、ラジオの公開放送などさまざまなコンテンツを用意。「INNOVATION WORLD」のナビゲーターでもあるm-floのVERBALと、C-Channelの森川亮がイベントプロデューサーを務め、テクノロジーと音楽の祭典を盛り上げた。
Shaun IN SHIBUYA(ショーン・イン・シブヤ)
日本の子どもたちのためのアート&チャリティプロジェクト。世界で人気のクレイアニメ作品「ひつじのショーン」の版権を持ち、映画の宣伝配給を行った東北新社が中心となって開催。利益は、「日本赤十字社医療センター」、「社会福祉法人 渋谷区社会福祉協議会」に寄付される。漫画家の安野モヨコさんやハローキティ デザイナーの山口裕子さんなど、各界で活躍する豪華アーティストやブランドとコラボレーションして制作されたユニークなショーン30体が、渋谷区の街中に登場。世界に1匹だけのショーンの大型オブジェまでの距離が表示されるMAPを辿ってショーンを見つけるミッションをクリアするとメダルがGETできるアプリや、チャリティ限定グッズを展開。アプリやグッズ販売のほか、展示後はオークションにかけられた収益の一部が寄付される。
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超十代 – ULTRA TEENS FES – 2016@TOKYO
日本の未来を創っていく 十代に対して「本物を体験する感動」「将来への気づき」「主体となって日本を創るという意識付け」を提供することをミッションに 、影響力のある十代 が集結する日本 NO.1イベント「超十代 – ULTRA TEENS FES ‒ 2016 @TOKYO 」を 2016年3月29日(火)に幕張メッセ(展示ホール 5・6)にて開催した。 (続きを読む…)
うめきたフェスティバル2016
大阪梅田北ヤード地区の中核施設であるグランフロント大阪の「まちびらき」3周年を記念して「うめきたフェスティバル2016」が開催された。会期中はイノベーションの創出と発信を強調した大小合わせて36の新規性に富んだ企画が実施され、国内外の著名人によるトークショーやシンポジウム、産官学連携による最新技術の展示発表などに多くの人が足を運んでいた。同イベントの一部の企画は国の国家戦略特区制度を利用しており、今後さらに国の成長戦略に則った企画や、国内外の企業や人材による新たなイノベーションの創出が期待される。 (続きを読む…)
ミニオンズランフェス(東京会場)
世界40カ所以上に支部を持ち、世界中の子供たちを支援する国際的な慈善団体バラエティが開催する、チャリティーファンラン&ミュージックフェスティバル。イベントで得られた収益は、待機児童問題の解決に向けて保育園の支援に使われるほか、子供医療、障碍者スポーツなどに利用される。参加特典で配布される衣装を着て全員がミニオンズとなり、歩いたり、走ったり、踊ったり、写真を撮ったり、楽しみながら支援活動に触れることができる新しいカタチのイベントとなっている。ゴールの後はアフターパーティーを実施。ご飯を食べたり、DJによる音楽フェスも楽しむことができる。1万名以上の参加者が同じコスプレをしてランに参加する一体感のある光景は圧巻。以後、大阪、愛知、福岡、沖縄、札幌と全国6ヶ所を縦断し、合計で10万人以上が参加する予定だ。
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光であそぼう!わくわく研究所
光や映像の不思議を体感できるエンターテインメントイベント「光であそぼう! わくわく研究所」が開催された。手や道具を動かして虹を創ったり、自分が参加して映像と遊んだり、壮大な光による幻想的な世界を体感、さらにはミラートリックの世界に迷い込む非日常体験もでき、光のさまざまな原理を利用した遊びや作品を通して不思議な世界に没入できる。 (続きを読む…)
COUNTDOWN NEWYEAR 2016 in Tokyo City i
日本国内 の観光情報発信拠点、東京シティアイ(東京・丸の内JPタワー KITTE B1F)にて、「COUNTDOWN NEWYEAR 2016 in Tokyo City i」が開催された。訪日外客に向けて、日本の文化・風習をコンセプトにしたエンタテインメントコ ンテンツを創作し、それらを体感できる空間を演出した。世界中で注目を浴びる『忍者』パフォーマンス集団の伊賀忍者阿修羅や、国内外で活躍する書道パフォーマー矢部澄翔、和太鼓兄弟ユニットは・や・となど、日本の風習・文化が生みだ したクオリティーの高いステージを織り交ぜながら、正月の風物詩でもある凧や羽子板などの展示ゾーン、また、着物の着付けなどの体験ゾーンを構成。その場に集う人々の新しい年を迎える高揚感を盛り上げつつ、カウントダウンへと展開してゆく内容となっていた。 (続きを読む…)
下北沢ペナントギャラリー
テーマは「シモキタどうぶつえん」
下北沢一番街商店街にて、商店街街路灯約70本に地元小学生児童たちが描いた絵をペナントとして掲げる。地元、東大原小学校が体育館をペナント会場に提供。児童およびその家族が一緒に参加してペナントを描く。当イベントは今年で15年目。作品のできばえも年々すばらしものになっている。
アーティストのTSUTOMU NAGAI(つとむ ながい)氏が、ペナント会場で子供たちと一緒に描いたり、子供たちの描いた絵を見たりした。
春画展
春画は、江戸時代に笑い絵とも呼ばれ、性描写と笑いが同居したユーモアで芸術性の高い浮世絵になります。特に海外から高い評価を得ており、2013年から2014年にかけて大英博物館で行われた 「春画 日本美術の性とたのしみ」は大きな話題を呼びました。今回、日本で初めて開催する『春画展』は、海外からは大英博物館およびデンマーク、また、日本の美術館や個人コレクションより、鈴木春信の清楚、月岡雪鼎の妖艶、鳥居清長の秀麗、喜多川歌麿の精緻、葛飾北斎の豊潤といった「春画の名品」133点(前後期)を5つの章に分けて展示します。「肉筆の名品」では、版画のように印刷された春画ではなく、人の手で線と色を描き出された「肉筆」を40点展示、「版画の傑作」では、名だたる浮世絵師が筆をふるった版画、版本の数々が展示されるほか、縦9センチ、横13センチ弱の小さな春画を集めた「豆判の世界」など、これまでに春画を観たことがない方にもわかりやすく紹介しています。浮世絵の大家たちによる作品や徳川将軍や大名家の絵画を担った狩野派の作品など、大名から庶民にまで広く愛された春画が一堂にそろった展示会になります (続きを読む…)
HandiPlus-Art 2015 UniquelyTalentedArtists Exhibition
10月4日より12日まで、障害者総合支援法に基づき三重県松阪市で生活介護事業所等を運営するNPO法人希望の園が年に1度、東京にて行う作品展。作品はすべて希望の園に所属するアーティストの制作によるものである。2007年から2012年は『異才きらめき!展』として開催され、2013年からは『ハンディプラスアート展』として、そして1年のブランクを得て、『HandiPlus-Art 2015 UniquelyTalentedArtists Exhibition』としての開催となる。近年、障害のある作家が制作した作品が日本のみならず、世界でも大きな注目を集めている。ハンディキャップがあり、また専門の美術教育を受けていないにもかかわらず「作りたい物を作りたいように創る」傑出した才能に恵まれた作家達の作品展。 (続きを読む…)
かわさきジャズ2015連動企画 京急ジャズトレイン feat.かわさきジャズ2015
京浜急行電鉄(株)は、川崎市および、かわさきジャズ2015実行委員会と共同で、11月14日(土)~23日(月・祝)まで、川崎市内各所で開催される「かわさきジャズ2015」に合わせ、プレイベント期間中の11月7日(土)に一夜限りの車内ライブ「京急ジャズトレイン feat. かわさきジャズ2015」を開催。昨年、駅ホームに留置した特別電車内で、豪華アーティストによるスペシャルライブを実施したところ、通常では考えられないアーティストとの距離感や迫力のパフォーマンスが好評を博した。今年はついに、運行中の電車内ライブが実現。電車という細長い空間を活かした、京急ならではの臨場感溢れるライブに抽選で合計250名をご招待。ジャズファンはもちろん、普段ジャズになじみのない若い世代にもジャズに興味を持ってもらう機会を創出する。 (続きを読む…)
なつやすみ キッズが楽しむミッドタウン
7月17日から8月30日まで、豊かな緑に囲まれて夏を満喫する恒例の夏イベント『MIDTOWN ♥ SUMMER 2015』が開催され、今年も期間中に子供向けの体験型イベント「なつやすみ キッズが楽しむミッドタウン」が開催された。「ぺたぺたミュージアム~びじゅチューン!世界ツアー~」「みんなでつくろう日本の夏」「親子で学ぼう」「美術館やお店で楽しくワークショップ」の4テーマで展開され、各ワークショップとも大勢の子どもが参加し、大盛況となった。 (続きを読む…)
TEZUKA ISHInoMORI HEROES 手塚・石ノ森ヒーローズ
自分の作品を次々とアニメ化してきた手塚治虫と、マンガと映像を融合させた先駆者である石ノ森章太郎、この二大巨匠をクローズアップした企画展。2人の出会い・交流に始まり、テレビで放送された作品を中心に、マンガ直筆原稿、絵コンテ、設定資料、セル画、台本などの貴重な資料を公開する。また、戦後70周年に合わせて、戦争を体験した2人が平和へのメッセージを込めて制作した作品も展示。さらに、上映会場では、『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『サイボーグ009』『仮面ライダー』シリーズほか、2人の代表作の数々を上映する。
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No Museum, No Life?―これからの美術館事典 国立美術館コレクションによる展覧会
通常の展覧会と趣向を変え、美術館そのものをテーマとした展覧会。美術館の構造や設備、作品の保管や運搬、展示、解説、そしてそれに関わる多くの人々など、美術館のさまざまなストーリーにスポットを当てて、まるで事典をひもとくように、A(Architecture/建築)からZ(Zero/ゼロ)までの36のキーワードに沿って紹介。会場にも工夫を凝らし、まるで美術館をテーマにした巨大な事典の中を歩くような感覚が味わえる展示空間を創り上げた。作品を楽しむことはもちろん、作品にとっての舞台となる美術館にも目を向けて楽しめる新しい視点を提案した展覧会となっている。作品は、ルノワールやロダンをはじめ、現代の作品まで、さまざまな時代や分野の国立美術館5館のコレクションから厳選した、約170 点を展示。そのほか、国立新美術館の新営工事の意匠図や釣り金具といった美術館にまつわる資料や備品も展示。なお、会期中には、夏の週末に美術館を楽しめる特別イベントの「MOMATサマーフェス」を実施。シンポジウムのほか、美術館前庭での映画上映会や飲食の提供など、いつもの美術館とは一味違ったイベントが展開された。(写真:阿野太一) (続きを読む…)
ペコちゃん展
誕生から65年、日本企業の代表的キャラクターであり、子どもたちのアイドルでもあったペコちゃん。その容貌やファッションは、時代や季節を通じて多彩に変化し、昭和から平成へ続く世相や日本の生活を表してきた。本展はこうした「ペコちゃん」を、昭和という時代や世相のなかで捉えた「過去」(「ペコちゃんと昭和」、「生活の中のペコちゃん」)と、気鋭の現代アーティスト17名がペコちゃんにインスパイアされて制作した27点による「現在」によって紐解いていく。また、ミルキー関連パッケージなどのコーナー展示、不二家とゆかりの深いデザイナーのレイモンド・ローウィ、建築家のアントニン・レーモンドの紹介、東京モード学園の協力による、ペコちゃんのオリジナル衣装デザインの募集と展示なども行う。併せて1959年のCM映像や多彩なワークショップなどによって昭和という世相を追い、アートなペコちゃんの新たな側面を追いながら、幅広い世代が楽しめる展覧会となっている。
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ウルトラ植物博覧会 西畠清順と愉快な植物たち
幕末より150年続く花と植木の卸問屋「花宇」の五代目である西畠清順氏。
日本全国・世界数十か国を旅し、希少な珍しい植物を収集するプラントハンターである西畠氏が、今回の博覧会のために集めた約50種類もの植物を展示。思わず「なんだ??これは?」と声が出てしまうような摩訶不思議な植物ばかりである。
想像を超越したドラマチックなビジュアルを堪能することができるのはもちろん、会場で無料配布されている「植物図鑑」内では、収集時のエピソードや植物の性質など、興味深い内容が満載である。
野ネズミすら捕食してしまう巨大な食虫植物や、まだ和名すら無い本邦初公開の植物など、ユニークなものばかり。様々な角度から見て、知って、楽しむことができる博覧会となっている。
POLA MUSEUM ANNEX建物1階のショーウインドウでは、展覧会の世界観とリンクした植物のディスプレイをあわせて楽しむことができる。
なお会期中には、清順氏本人が来場し、植物たちとの出会いや、ロマンに満ちたプラントハンティングの物語を聞ける「ナイトミュージアム」のイベントや、子供たちの身近にある植物の写真を元に、清順氏と「植物のふしぎ」について体験学習ができるイベントなどが予定されている。
「動く、光る、目がまわる!キネティック・アート」
機械じかけで動いたり、光ったり、目がまわるような錯覚をもたらしたり・・・私たちの感覚に直に訴えかけてくる実験的な世界「動く芸術」キネティック・アート。終戦後、進歩する科学技術を芸術に取り入れようとする気運のなか、1950年代後半から60年代にかけて、ヨーロッパを中心に盛んに制作され、その多くは幾何学的な形や線をもとにしている。作品の角度や視点の移動によって思いがけない見え方があらわれるので誰もが楽しめ、見る人と作品の相互の関わりを鮮やかに浮かび上がらせます。この展覧会は、ジョセフ・アルバース、ブルーノ・ムナーリなど先駆的な作家も紹介しながら、主にイタリアで活躍した作家たちの作品を通して、キネティック・アートをふりかえります。ほぼ半世紀前に未来を夢見たこれらの作品からはレトロな雰囲気が感じられる一方、現在のメディア・アートに通じる先鋭的な感覚を見出すこともできるでしょう。 (続きを読む…)