ジャパンフードフェスタ2013
農林水産省が11月を中心に実施する「食と農林漁業の祭典」の最大規模となるイベント。今年は2日間で19万人の来場を記録した。全国から約120の食と農林漁業の関連団体・企業・学生団体等が東京に集結。生産者と消費者、都市と農山漁村との絆を深めながら、12月に世界無形文化遺産登録されることが決定した「和食」をはじめとする“日本の食”のチカラを国内外へ発信。開催2回目となる今年は、日本の食文化を紹介する「JAPAN FOOD ショーケース」エリア、地元のうまいもん日本一を決める「地場もん国民大賞」エリアを新設。また、乳搾り体験など農林漁業をリアルに体験することもできた。
第20回 ITS世界会議 東京2013
世界3地域(欧州、アジア・太平洋、米州)を代表するITS団体が協力して、毎年共同開催する世界会議。1994年に初開催を迎え、日本での開催は1995年の横浜、2004年の名古屋に続き3回目となる。ITSの普及に向けて国内外の専門家が議論する会議セッション、展示会、またITSへの実用化に向けて一般市民の理解度を高めるために実施された市民参加企画などが行われ、最先端のITS技術の全貌に触れられる貴重な機会となった。 (続きを読む…)
3331千代田芸術祭2013
旧練成中学校校舎をリノベーションした「3331 Arts Chiyoda」で開催された参加型のアート・フェスティバル。エントリーした人なら誰でも参加できる「アンデパンダン方式」ながら、ゲスト審査員、来場者投票などによって選ばれた作品・個人・団体への支援を実施するスカラシップ・プログラムが提供されたことが特徴。4回目を迎えた今年は、「展示」「パフォーマンス」「マーケット」に加えて、「映像」と「音」部門も新設して大きく展開。「展示部門」「映像部門」では、公開講評会も実施され、作品を観るだけでない、ゲストや作者と対話する新しい形の展覧会となっている。その「展示部門」の様子を公開講評会も含めてリポート。
第12回 東京JAZZ (英語表記:12th TOKYO JAZZ FESTIVAL)
国内外のアーティストを迎え、「国境を越えて、世代を超えて」をテーマに東京から新しい音楽文化を発信しようと企画されたジャズフェスティバル。東京国際 フォーラム ホールA「the HALL」、地上広場「the PLAZA」、隣接するCOTTON CLUB「the CLUB」の3会場で開催され、ジャズ通から初心者まで気軽に本格的なジャズを楽しめるのが魅力だ。12回目となる今回は、海外の大型ジャズフェスティバ ルとの連携が実現。連日チケット完売となり、若手からベテランまで実力派アーティストを揃えた豪華プログラムへの注目度がうかがえる。 (続きを読む…)
the PLAZA:東京国際フォーラム 地上広場
the CLUB:COTTON CLUB
青空市場×丸の内マルシェ gramme marché(グラムマルシェ)
三菱地所が推進する「食育丸の内」プロジェクトの一環。ほしい食材を無駄なく必要な分だけグラム単位で量って購入できる“はかり売り”をテーマに、全国から個性豊かな生産者が一堂に集まり、安心・安全な国産食材を販売した。丸の内で働くオフィスワーカーや来街者らに、生産者との交流を通して“はかり売り”を楽しみ、食材への理解を深めてもらうことが狙い。丸の内で店を開くシェフも訪れ、生産者・消費者・シェフの3者をつなぐ場を創出している。
ニッポンのうまいプロジェクト キックオフイベント
キリンビールが地域活性化を目的に実施している「選ぼう ニッポンのうまい!」プレゼントキャンペーンに先駆けて、メディア各社を招待して開催するPRイベント。賞品となる全国47都道府県の「うまいもの」を一堂に集めて、各地一押しの食材の魅力とキャンペーンの楽しさを発信する。8回目となる今回は「市民グルメレポーター」50組100人を招待して発信力を高めた他、流通・料飲業界の仕入れ担当者100人以上を招いてビジネスマッチングの場を提供する画期的なイベントとなった。
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭 2013開催記念 ネオ屋台村スーパークラシック
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンとは、クラシックを中心とした音楽イベントの日本版。フランスの港町・ナントが発祥。従来のクラシックコンサートと違い、約45分のコンサートが朝から晩まで会場内の複数箇所で同時並行で行われるのが特徴。老若男女問わず参加でき、国内外の一流の演奏を低料金で楽しめるため人気がある。イベント中はネオ屋台村も出展。屋外コンサートと共に、東京国際フォーラムでのお祭り色を高め、賑わいに華を添えている。ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンの開催は今年で9回目だが、毎回、屋台村も同時に出展している。
四国霊場開創1200 年記念催事「1日で巡るお遍路さん in 丸の内」
四国霊場開創1200 年を記念し、四国八十八ヶ所霊場の砂を踏みながら礼拝する「お砂踏み」を、ご本尊88体の展示と合わせた「出開帳」として、名古屋・東京・仙台の3都市で77年ぶりに開催。東京開催では旬のスポット、丸の内・JPタワーを会場とすることで、話題性を創出。近隣の若い女性ワーカーをメインターゲットに四国遍路の魅力をイメージも新たに発信し、首都圏からの誘客を図った。
再発見!「日本の食卓」-テイスティング・フェスタ「和魂洋才」
世界最優秀ソムリエコンクールの開催を機に、海外マーケットを視野に国産ワインと国酒(日本酒・焼酎)を広くPRしようと開かれた酒と食の祭典。国内外のワイナリーや輸入業者、国内の酒造メーカー計約100社が出展し、500種類以上のワインと日本酒・焼酎が好きなだけ試飲できた。三國清三氏や小山裕久氏など、著名シェフの料理とともにマリアージュの楽しみも提案し、様々な角度からワインと国酒の魅力を発信した。
光と音のシンフォニー ライティング・オブジェ2012
各界のアーティストたちが、平和と震災復興支援のメッセージを「光のアート作品」に込めて発信するチャリティイベントで、丸の内のクリスマスシーンにアーティスティックな彩りを添えている。オークションなどの収益金は全額寄付され、アーティスト自ら運営に携わっていることが大きな特徴。7回目を迎えた今年は、舞台美術家の朝倉摂、ミュージシャンの石井竜也など、アーティストによる約150点の作品を展示。点灯式やワークショップ、コンサートでは、「ゆるキャラグランプリ®2011」優勝者、くまモンも参加して会場を盛り上げた。
神田コミュニティアートセンタープロジェクト「TRANS ARTS TOKYO」
神田の街に「神田コミュニティアートセンター」をつくるためのプロローグ・イベント。地上17階、地下2階の旧東京電機大学11号館全フロアを使い、現代美術、デザインなど16ジャンル、約300人のクリエイターが集結し、街の人たちと共にアートプロジェクトを展開する。会期後、校舎は解体が決定しているが、本プロジェクトはその後も継続的に展開される。 (続きを読む…)
Japan All In
48年ぶりに日本で開催された「国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会2012」の機会に、総会参加者をはじめとする訪日外国人をメインターゲットとして開催された、インバウンド誘致のキャンペーン。丸の内に日本全国の特産品や郷土芸能が集結し、日本博覧会のような7日間となった。同時期に開催されたイベントとの相乗効果もポイント。
Moe1グランプリ
日本全国の“萌えキャラ”を一堂に集めてグランプリを決定する地域振興イベントの第一回。 “萌え”の聖地、秋葉原で開催して地域ブランドの発信力を高め、地域と秋葉原の企業・自治体をつなげるネットワークづくりを狙った。特設ステージでの声優イベント・地域アイドルライブに来場したファンが各ブースを回遊したことも、成功の理由。
KHR 8thアニバーサリー
二足歩行ロボットKHRユーザーのための感謝祭、KHRアニバーサリー。初代のKHR-1(最新機種はKHR-3HV)が発売された翌年に、1周年を記念して開催されたこのイベントが今年で8回目を迎える。ユーザーたちが自らのKHRを持って集まり、相手を有効な攻撃で倒し、3ダウンで勝敗を決するバトルイベント「KONDO BATTLE」と、ロボット用サッカーフィールドで3対3でサッカーの勝負をする「KONDO CUP」が開催された。KHRの製造発売元であり、アニバーサリーの運営に携わる近藤科学の営業部長のインタビューを交え、感謝祭の模様をレポートする。
丸の内キッズジャンボリー2012 Kids Jamboree in Marunouchi
2007年に東京国際フォーラム(TIF)の開館10周年記念事業としてスタートし、子どもたちの好奇心を刺激し、夢を育む体験型企画を毎年多数開催している。TIF開館15周年を迎える今年は、企業、団体、行政機関、NPO法人などが127プログラムを展開。TIFオリジナル企画も加わり、15周年を機にさらにパワーアップしたビッグイベントに密着する。 (続きを読む…)
未来を咲かせるプロジェクト
デジタルハリウッド大学が綾里小学校(岩手県大船渡市)で開くワークショップの2回目を、NTTドコモの絵画コンテスト「ドコモ未来ミュージアム」の活動の一環として開催。綾里小学校の生徒と首都圏の子どもたちが、タブレット端末で絵を描いて綾里の「未来地図」を完成させ、その様子を2元中継してコミュニケーションを図った。デジタルを駆使し、2会場で一体感のある授業を実現したことがポイント。
藤浩志の美術展 セントラルかえるステーション ~なぜこんなにおもちゃが集まるのか?~
約30年以上にわたって社会や地域、日常を見つめ続け、「循環社会への転換」「地域社会の変革」といった命題に取り組んでいるアーティスト、藤浩志氏。本展では、藤氏が13年間取り組んでいる活動「かえっこ」で集まった約5万点のおもちゃを素材とし、インスタレーションやワークショップを展開する。「かえっこ」は、これまでいらなくなったおもちゃで地域にさまざまな活動をつくり出してきた。膨大な数のおもちゃが集まる社会に疑問を投げかける展示の様子をレポートする。 (続きを読む…)
くまのプーさん ハニーガーデンパーティー くまのプーさんと過ごす、森の休日
「はちみつの日」から3日間限定で開催された、ウォルト・ディズニー・ジャパンによる、くまのプーさんのプロモーションイベント。緑あふれる日比谷公園の噴水広場をパーティー会場に仕立て、7つのコンテンツで童話の世界を再現。フラッグやテント、緑の芝生、プーさんグッズなどで彩られた癒しの空間を作り上げてファンを楽しませるとともに、はちみつ関連商品などのグッズを販売した。
オヤノコト.エキスポ2012
そろそろ「親のこと」が気になりはじめる、あるいはすでに親の面倒を見ている世代に向けた商品、サービスを集めた展示会。「人が幸せに、生きがいをもって生きていくことを真摯に応援したいと考える企業(サプライヤー)と生活者を結びつけるプラットフォーム」がコンセプトで、今回で5回目を数える。日常生活用品、金融商品、住宅、介護・福祉用品など、これからの人生を親子でともに歩むための様々な情報を提供した。 (続きを読む…)
シネマ・ミーツ・シンフォニー 海猿 ザ・コンサート
名作映画のハイライト映像と生のオーケストラ演奏による音楽が融合したコンサート「シネマ・ミーツ・シンフォニー」シリーズの最新作。フジテレビ制作の超人気作品「海猿」をフィーチャーし、初めて邦画をテーマに開催した。演奏は新日本フィルハーモニー交響楽団、指揮者は梅田俊明という豪華な内容。新作「BRAVE HEARTS 海猿」の公開を直前に控え、羽住英一郎監督らによるトークショーに加え、主要キャストが客席に登場するというサプライズも満載で、「海猿」ファンの女性を中心に約5,000人が熱狂した。