ドイツクリスマスマーケット in 都筑
ドイツ系企業やドイツ系学校が立地し、多くのドイツ人が居住する都筑区で開催されるクリスマスイベント。会場となるセンター北駅前の芝生広場には、本場ドイツのクリスマスマーケットをほうふつとさせるヒュッテ(山小屋)が立ち並び、ドイツのクリスマス雑貨などを販売。ソーセージやドイツビールが楽しめる店舗も人気を集めている。また、ステージでは、地元で活躍するアーティストや東京横浜独逸学園の生徒によるコーラスなど、多彩なパフォーマンスを展開。ドイツとの交流を深めながら、街全体の回遊性を高め、商業振興を図る。 (続きを読む…)
第16回図書館総合展
図書館運営に関するシステムや設備、最新トレンドや学術情報を紹介する、図書館関連では日本最大の総合展示会。140超のブース展示、90余のフォーラム、ポスターセッションなどには、関連企業のみならず、国や地方の行政機関や博物館・図書館、学生などが参加しており、業界向けトレードショーの枠を超えたものとなっている。 主な対象者は、図書館員・自治体企画部門職員・大学職員・研究者・教員などだが、昨今、図書館への注目が高まるなか、情報産業全般、出版社・書店といった周辺領域や、一般・学生の来場が増加。特に今年は“アクティブ・ラーニング”が大学市場のキーワードとなっていたことから、国内主要什器メーカーがこぞってこれに用いられる机・椅子・棚・システムを展示。例年以上に華やかな会場となった。また、出版社の出展が急増し、本展が「図書館」だけでなく「読書全体」を視野に入れた展示会となっていることの証となっている。最近は、カフェや本屋を併設する滞在型図書館へとリニューアルさせた「佐賀県武雄市図書館」をはじめ、“町おこしの起爆剤”“大学のイメージアップ”になるような図書館が増加。そうした動きに、従来の図書館利用者・関係者以外の多くの人たちが惹きつけられるようになっている。このトレンドを反映し、図書館総合展は、出展者、来場者とも拡張基調にある。 (続きを読む…)
「銀座NAGANO ~しあわせ信州シェアスペース~ 」オープン
銀座のど真ん中に、長野県初となるアンテナショップがオープンした。単なる物産館ではなく、信州の幸せなライフスタイルを都会とシェアする“しあわせ信州シェアスペース”として位置づける。店舗は、長野の古民家の雰囲気をイメージしたという、木のぬくもりの感じられる贅沢なつくり。1階では、野菜や果物、焼き立ての天然酵母パン、ワイン、蕎麦など、信州の上質で健康な暮らしを感じることができる各種商品を取り揃える。また、買い物の合間、仕事帰りにも気軽に立ち寄ることができる信州の旬の味わいが体験できるバーカウンターを展開。ワインや日本酒とともにお洒落な軽食やドリンクが楽しめる。2階にはこれまでのアンテナショップにないオープンキッチンを備えたイベントスペースを用意。ワインセミナー、移住フェアや、信州長寿食の料理教室など各種セミナーや参加型イベントを行う。4階は「コワーキングスペース&移住交流・就職相談コーナー」を設置。専門コーディネーターが長野と首都圏の企業のマッチングをサポートし、就職・就農・移住相談や支援も実施する。オープン初日には1日店長として、長野県出身のタレントの峰竜太さんと乙葉さんが店舗をPR。銀座すずらん通りでは「ハロウィン祭り」を開催してオープンを盛り上げた。 (続きを読む…)
起創展街 中野にぎわいフェスタ
今年で6回目を迎える、各商店街、地域・経済団体が集約した実行委員会で開催されている町おこしイベント。中野駅を起点に、駅前広場や公園、学校、区役所、銀行や郵便局の駐車場など南北10ヶ所の会場で、それぞれの主催者による個性あるイベントを展開。全国の物産展や着ぐるみショー、コスプレ撮影会、フラダンスやお笑いなどのバラエティパフォーマンス、ライブイベント、縁日や大道芸、スケートボード教室、行政サービスPRなど、幅広く老若男女が楽しむことができる内容となっている。今年は、「中野区商店街振興組合連合会」主催で中野区内の9ヶ所の商店街を回ってクイズに答えるとラーメンの具材がゲットできる「中野区街歩き謎解きARG ラーメンレジェンド」を初開催。メインステージでは実施時間を昨年より延長し、JAZZの夕べが披露された。「中野駅125周年記念イベント」も同時開催され、こども駅長服撮影会、E233系車両パネル撮影会、Suicaのペンギン・モモずきん撮影会、中野街めぐりラリーなどが実施された。
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第6回 アンテナショップフェスティバル
北海道から九州まで、首都圏に店舗を構えるアンテナショップ18店舗が一同に会し、各県が誇る代表的なご当地グルメの試食・販売を行うフードフェスタ。首都圏に暮らす人たちに地元の魅力を知ってもらい、アンテナショップの活性化を図るために企画され、今年で6回目を迎える。また、各店がもっともおすすめする一品を出し合い、来場者の試食と投票でNO.1を決める「アンテナショップご当地カレー決定戦」を開催。全国の人気ゆるキャラも大集合し、会場を大いに盛り上げた。 (続きを読む…)
高円寺の大文化祭「高円寺フェス2014」
阿波おどりを始めとし春夏秋冬を通しビッグイベントを企画している高円寺の秋のイベント「高円寺フェス」は高円寺の商店主を中心とした有志で 2007 年にスタートし、今年で8回目の開催を数える。 日本のインドとも形容され、個性的な店舗が集う高円寺の街中を会場に、駅前広場の特設ステージ、古着ファッションショー、漫画イベント、親子ワークショップまつり、伝統こけしフェア、ストリートライブ、トークショー、本の産直市などイベントは多岐に渡る。また、「しりとりスタンプラリー」を開催し、高円寺一帯の参加約200店舗に配置されたスタンプをしりとりでつなぐゲームを取り入れるなど、多様なイベントを同時開催しガイドブックを片手に、誰でもが楽しめる参加型のイベントとなっている。 (続きを読む…)
第13回ドリーム夜さ来い祭り
高知発祥の「よさこい祭り」をルーツに、「世界の夢をつなぐ東京の祭りへ!」をコンセプトに、出場チーム約80チーム6,000名、観客60万人となる東京で最大規模となるお祭り。2002年に「お台場エリア」会場で初開催され、新たにサテライト会場として「丸の内会場」「有楽町駅前会場」も加わった7会場で開催。東京スカイツリータウンや羽田空港国際線旅客ターミナルでもプレイベントを実施し、東京の街全域で実施する“東京の顔”となる祭りを目指し進化しつつある。昨年からは東京との交流促進と“よさこい”普及を目的に東京の姉妹都市第1号であるニューヨークでもプレイベントを開催。今年は、“よさこい”に限らず音楽も楽しんでもらおうと、ロック、ポップスからJAZZまでさまざまなジャンルのバンド・グループが出演する「ドリームミュージックステージ」も展開した。また、東北地方の支援を兼ねた同地の味・物産展をはじめ、世界のグルメが集結。フィナーレには来訪者・観客で飛び入り参加できる総踊りもある。国籍・年齢・性別を問わずに誰もが参加できる踊りを中心とした祭典として、今後は、“DREAM YOSACOY”を世界共通語とすることを目標に世界中での「ドリーム夜さ来い祭り」の開催を目指している。 (続きを読む…)
川口暮らふと
「ものづくりの精神」に耳を傾け、ものづくりの街として栄えてきた川口をいま一度見つめ直したいという想いから始まったイベント。ものづくりにこだわる作家が作品を持ちより、展示と販売を行うクラフトマーケットで、クラフト作品以外にも手作りフードや地域紹介のブースが肩を並べる。今回で4回目を迎えるが、すでに完全に地域に定着し、来場者は約1万5千人に達する。作品を目にし、そこで生まれる交流を通して、ものづくりの真意を感じ取る。そして同時に、川口で暮らすことについて思いを馳せる。そんなことを考えるきっかけとなるイベントだ。
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第2回アニ玉祭(アニメ・マンガまつりin埼玉)
昨年10月に初開催された、『アニメと観光』をテーマにしたアニメ・マンガの総合イベント。埼玉県=アニメの聖地(舞台地)としての地位を確立させ、アニメやマンガを活用した県内の観光・産業振興を目的としている。
今年は、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の秩父市、「らき☆すた」の久喜市鷺宮町、「神様はじめました」の川越市、「ヤマノススメ」の飯能市など県内聖地に加え全国からアニメ・マンガの聖地が集結。また、コンサートやステージショー、グッズ販売など内容は多岐にわたり、コアなアニメファンからアニメ初心者まで楽しめ、各地域の魅力に触れられるイベントになっている。
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第7回したまちコメディ映画祭in台東 (略称「したコメ」)
2008年、下町である東京都台東区において誕生した日本初の本格コメディ映画祭。日本有数の芸術・文化施設の集積地域「上野」と、日本の喜劇発祥の地であり、いまなお古き良き庶民文化が脈々と引き継がれている下町「浅草」を舞台に、浅草在住のクリエイター、いとうせいこう総合プロデューサーを中心に、「コメディ」を単に面白いだけのものにとどまらず、芸能・文化・歴史など多角的な側面から捉え、世代を超えた多くの人々にコメディ映画に親しんでもらえるよう、国内外の新作・旧作・名作・珍作・異色作から選び抜いたコメディ、約30作品を上映。「映画(Cinema)」「したまち(Down town)」「笑い(Comedy)」の3つの要素を掛け合わせることで、映画人、喜劇人、地元住民、映画・喜劇を愛する人々が一体となって盛り上がれるこれまでの首都圏の映画祭にはない住民参加型の映画祭を目指す。関連イベントとして、したコメサポーター(映画祭ボランティア)により発足された「したコメサポーターズクラブ」主催による無料の映画上映も実施した。”笑い”で多くの人々に喜びを与えてくれた人を表彰する今年の「コメディ栄誉賞」は、テレビ・映画・舞台・音楽と多方面で活躍する西田敏行さんが受賞。クロージングセレモニーでは西田さんのヒット曲「もしもピアノが弾けたなら」のレゲエバージョンを会場全員で大合唱。「したコメ」ならではのあたたかな一体感のある盛り上がりを見せた。 (続きを読む…)
東日本大震災復興支援熱気球イベント 第9回「空を見上げて」IN 東京
熱気球の搭乗体験を通して震災復興に向けた活動を続けている復興支援イベント。震災の起きた2011年の8月から開始され、この東京での開催で第9回目を迎えた。子供たちに少しでも元気を出してもらうためにと被災地エリアでの開催を基本としているが、前年に続いて2回目となる東京での開催は、被災地のことを再認識してもらう目的で実施されている。夏休み真っ最中の8月2日(土)・3日(日)の2日間にわたって行われ、子供連れのファミリーを中心に延べ581人に及ぶ参加者が詰めかけた。両日ともに、会場の空には子供たちの歓声が響き渡った。 (続きを読む…)
ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014 “障害者”と“多様な分野のプロフェッショナル”による現代アートの国際展
鋭い知覚や能力のある障害者が、高い技術を持つ多様な分野のプロフェッショナルと出会い、協働して新たな芸術表現を生み出すことを目指す新感覚の国際アート展。第1回となる今回は、「first contact –はじめてに出会える場所-」をテーマとし、これまで出会うことのなかった人々が、出会い、ともに試行錯誤しながら新しい表現を生み出すためのさまざまなプロジェクトをスタートさせる。また、時間をかけ、多くの人を巻き込みながら進化することをコンセプトとし、今年出会った表現者たちは、継続して活動に取り組み、3年ごとの発展的開催を目指す。 (続きを読む…)
太古の哺乳類展―日本の化石でたどる進化と絶滅―
約1億2000万年前から1万年前まで、日本に生息し、今では絶滅して見ることができない数々の哺乳類を多角的に紹介する展覧会。恐竜の陰に隠れ、ひっそりと生きていた原始的な小動物から、マンモスのような巨大動物まで、貴重な化石標本約170点が日本中から集結。大人(オス・メス)と子どもの全身復元骨格3体を家族と見立てた、迫力のある「ナウマンゾウ」や、日本で発掘され、世界的に有名となった約1300万年前に絶滅した“海獣”「パレオパラドキシア」の化石標本など、これだけの規模・内容で“日本の太古の哺乳類”について紹介した特別展は世界初となる。家族や友人、カップルで太古の日本にタイムスリップができる「古代の動物園」だ。また、来場者が太古の哺乳類と現生の哺乳類を両方合わせて楽しめるよう、上野動物園や多摩動物園とのタイアップも展開。スタンプラリーや相互割引を実施している。 (続きを読む…)
ヨコハマ恐竜展2014 ~新説・恐竜の成長~
「新説・恐竜の成長」をテーマに、映画「ジュラシック・パーク」の監修者で、主人公のモデルとしても知られるアメリカ・モンタナ州、ロッキー博物館の古生物学者ジャック・ホーナー博士と博物館の研究チームが企画・監修。「現在、学名が付けられた白亜紀の恐竜のうち1/3以上が、実は異なる種ではなく同一種の成長個体である」という、博士が提唱する新たな仮説をもとに展示を構成し、見た目や生活様式まで劇的に変化する「恐竜の成長」の謎に迫る。また、8つの製造工程を疑似体験しながら太古の恐竜の知識と恐竜ロボットの最新テクノロジーを学べる「恐竜ロボット・ファクトリー」、ティラノサウルスやブラキオサウルスなどの恐竜と触れ合える「プレイ恐竜コーナー」などの体験型企画も設置。他に、館内でゆっくり過ごせる「モンタナアウトドアパーク」もあり、親子で夏休みに足を運び、社会見学の場として楽しめる趣向を凝らしている。 (続きを読む…)
狛江古代カップ 第24回 多摩川いかだレース
1990年に狛江市制施行20周年記念行事として始まり、毎年多摩川を舞台に手づくりのいかだでスピードとデザイン、アイデアを競うレース。多摩川の自然に親しみながらレースを展開し、優勝チームには狛江で初めて出土した和泉式土器がモチーフの狛江古代カップを贈呈。また、ゴール地点には、ビアガーデンや飲食・物販ブース、アトラクションブース、ステージイベントなどが用意され、老若男女が気軽に足を運んで楽しめる。 (続きを読む…)
「新潟市アグリパーク」グランドオープン
日本初の公立教育ファーム。農地面積、生産量とも全国屈指。農業集積度の高い新潟市が、これからの農業振興を図るために計画、建設した。
施設内農場では、子どもから大人までの農業体験の他、農家を対象にした農産物加工作業を支援。さらに農家を目指す人のために、地元農家やJAと提携した就農支援なども行う。 (続きを読む…)
第21回横浜ドラゴンボートレース
毎年6月2日の「横浜開港記念日」前後の土曜日、日曜日に山下公園前面海上にて行われる競艇競技。1艇に太鼓、舵取り役を含む15〜20名で乗り、速さを競う。参加資格は小学生以上であることを条件とし、説明会、練習が事前に開催され、レースに必要な設備は協会より貸し出される。観戦も可能で、会場の山下公園にはイベントステージや飲食物販ブースも設営され、毎年200前後の参加チーム、2〜3万人の観戦者を集める賑やかなイベントとなっている。
「ドラゴンボート」とは、もともと中国の伝統に由来する。1976年香港国際龍舟祭りで競技化され、世界38カ国に広がる。横浜ではドラゴンボート6艇を借り受け、1994年より開催を開始。2000年の第7回までは横浜青年会議所が企画運営を行っていたが、2001年の第8回よりNPO法人横浜ドラゴンボートレース実行委員会により運営されることとなった。なお、2007年より現法人名に改名している。 (続きを読む…)
よこすかYYのりものフェスタ2014
鉄道や自動車、海上自衛隊の艦船など、さまざまな分野の「のりもの」をテーマにしたイベント。JR東日本の旧形客車や伊豆急行の黒船電車、パトカーに救急車、さらには工事用車両、海上自衛隊の艦艇など、見て、乗って、貴重な体験ができる。他に、飲食・物販ブースも多数出店し、乗り物ファンはもちろん、ファミリーやカップルなども幅広く楽しめる内容になっている。会場は多岐にわたり、コンテンツが多いイベントなので、丸1日横須賀の街で過ごすことができ、街のにぎわいづくりに一役買うイベントとなっている。 (続きを読む…)
文化誌が街の意識を変える展
日本各地で発行されている「文化誌」をテーマにした企画展。日本全国のローカル誌のなかから、その土地の個性を外に広く、真剣に発信しているものを「文化誌」と位置付け、47都道府県からそれぞれ1冊ずつ選んで展示する。自治体が発行する冊子から地元企業による企業広報誌まで、有料無料に関わらずその土地の人による、その土地の真剣な思いを発信する文化誌を47の展示台で紹介。また、各冊子の内容や特色を紹介するだけでなく、「文化誌とは何か」「なぜ文化誌を発行するのか」といった制作の背景にもフォーカスし、各地域が抱える課題や未来への課題を浮き彫りにし、考える機会を与える。 (続きを読む…)
食材交流型スポーツイベント「第1回奥尻ムーンライトマラソン」
SPECIAL REPORT
頑張れ、ニッポン!イベントが「地域おこし」をサポートする~その②
地域の成功事例の新たな水平展開モデル。
離島が抱える課題への解決モデルとして、「ライセンスビジネス」活用。
島の「知財」でおもてなし、食材交流型スポーツイベントが観光のカンフル剤に~
平成5年に発生した北海道南西沖地震から20年という節目の年に、地震・津波・火災により198名もの尊い命が犠牲となった北海道の離島、奥尻島は、いま新たな施策を図ることで島(地域)おこしの成功事例を構築し始めた。それは、島の貴重な資源である農業・漁業の食材を贅沢に提供した食材交流型スポーツイベントの展開である。しかも、このイベントは、南の島・伊平屋島で20年に渡り開催されてきた「ムーンライトマラソン」をライセンス契約により誘致したことである。地域の成功事例の新たな水平展開モデルとして注目のイベントといえよう。 (続きを読む…)